ブリードガヴ

【名前】 ブリードガヴ
【読み方】 ぶりーどがゔ
【登場作品】 映画仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者
【分類】 変身ベルト/ガヴ
【名前の由来】 繁殖(英:BREED)+噛みつく等に使われる擬音、ガブッ?

【詳細】

ミューターの一人、クラープが開発したグラニュートガヴ機関を模した変身システム。

機構そのものはショウマの赤ガヴやダークショウマをはじめとするビターガヴに似ているが右側にある回転式のハンドルレバーが存在せず、上顎部分に備わる取っ手を使って動かす必要がある。

本来ミューターにガヴは存在しないが、カリエスらが世界を渡り歩いている途中、グラニュートと戦う仮面ライダーガヴの姿を目撃したカリエスがその腹部にある赤ガヴに興味を持ち、見ただけのその器官を自身の右腕であるクラープに調達しろという無茶振りにもほどがある要求がきっかけ。

それでもクラープは特殊なガヴが人間とグラニュートの遺伝子をかけ合わせた際に発生するものと突き止め、そのままでは時間経過で消滅してしまう不安定なそれを様々な培養体を利用した改良を経て完全なものとするべく日夜研究に励んでいた。

そしてその末、タオリンのブリードガヴが彼の感情に呼応する形で独自の進化を果たし、それに目をつけたカリエスによってタオリンの腹部から剥ぎ取られる形で奪い去られ仮面ライダーカリエスの完全体への変身に利用されることとなった。

【余談】

赤ガヴのリデコアイテムだが本文中にあるようにレバーが無い。

ブリードは繁殖を意味する英語であり、あんまりではあるが、この上なくこのガヴの存在を示したネーミングである。
なお使い捨ての変身ベルトはこれが初。
逆にカートリッジと呼ばれるゴチゾウそのものは永続的で使い捨てでない等、ショウマ側の変身システムとは真逆なのが面白い。

最終更新:2025年08月27日 03:51