ミューター

【名前】 ミューター
【読み方】 みゅーたー
【登場作品】 映画仮面ライダーガヴ お菓子な家の侵略者
【分類】 敵怪人
【名前の由来】 ミュータンス菌

【詳細】

映画仮面ライダーガヴに登場する敵怪人。

人間ともグラニュートとも異なる種族で、人間のような姿と怪物である戦闘形態への変身能力を持つ。
またグラニュートのようにヴァッシム兵という眷属を生み出す能力を持つ。

映画に登場したのはミューターのキングであるカリエス/仮面ライダーカリエスとその腹心であるクラ―プだけだが、人足はヴァッシム兵が担当し無数に生み出されるそれらの物量は驚異的。

ストマック社が有する「扉の間」と呼ばれるグラニュート界と人間界を行き来する扉のより上位的な「人間とグラニュート界がつながり、かつ闇菓子が存在しない世界」というIFを重ねに重ねた異世界へ移動を可能にし、いわゆる並行同位体(詳しくは余談にて)を通して世界間を繋げる扉型の小型端末を駆使するなど、人間界とグラニュート界、そのどちらも上回る技術レベルを持つ模様。

しかしその行動原理はカリエスの「好きなように好きな世界を滅ぼす」という極めて自己中心的かつ、「本能」というどうしようもない衝動に付き従ってのもの。
カリエスらの拠点と思われる世界は暗く淀んだ状態であり、平和な世界を蝕むことに喜びを見出すその性質は危険極まりない。

様々な世界を渡り歩いては滅ぼしてきたようで、実際ガヴ本編の世界も第3話の時点で訪れており、ボンと仮面ライダーガヴの戦闘を目撃していた。
その際にショウマの赤ガヴとゴチゾウに興味を抱いたカリエスに命じられたクラープは研究を重ねた結果、人間とグラニュートのハーフのガヴは特殊な能力を持つことを突き止め、様々な人間の遺伝子サンプルとグラニュートの遺伝子をかけ合わせた培養体を生み出した。
そして培養したブリードガヴを実戦投入できるレベルの完成品にすることを目指していたが、テラーゴチゾウを生み出すに至った培養体の青年がどういう経緯を経てかは不明なものの、人間界に迷い込みそれを連れ帰るためにヴァッシム兵が差し向けられショウマ達と邂逅したことで映画のストーリーは始まることになる。

【余談】

名前の由来はミュータンス菌から。
虫歯の主な原因菌とされる細菌であり、カリエスやクラープも虫歯にまつわる用語に由来する。

最終更新:2025年09月03日 01:15