クオン

「ハハハ!結婚しようよぉ吠ゥ!」

【名前】 クオン
【読み方】 くおん
【声】 三本木大輔
【登場作品】 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
【登場話】 第8話「正邪ゆらめく、指輪の狩人」
【所属】 ノーワンワールド<ブライダン>
【分類】 リングハンター
【取り込んだ人間?】 不明
【願い】 不明
ナンバーワンバトル ナンバーワンバトル
【秘技】 不明
【生成ワード】 不明
【混じってしまった要素】 不明
【変身】 ガリュード
【モチーフ】 遠野久光?
【名前の由来】 久遠?

【詳細】

ノーワンワールド<ブライダン>に所属するリングハンター。

女王テガジューンからその写し身に等しいテガジューンを与えられ、ガリュードという戦闘形態に変身する。

本名は「遠野久光」と言い、ゴジュウウルフにエンゲージする遠野吠の実の兄。
幼少期に弟と共にノーワンワールドに入り込んでしまい行方不明となっていた。

どのような経緯があったのかは不明だが、現在はクオンAIコンツェルンという大企業を経営している。
ノーワンワールドでは弟を庇って負傷したのが別れであったことから、吠からは既に死亡していると思い込んでいたため、第8話で対面した際には実の兄であることに気が付かなかった。

小さい頃から何をやっても優秀な成績を残していた天才児だったと言い、そんな兄を吠は尊敬していた。
しかし「久光」ではなく「クオン」を名乗るようになった現在ではかつての面影は無く、弟のことを言葉巧みに先導し意のままに動かそうとする闇のように深い曲がりくねったブラコンのような言動を取る陰湿な人物に様変わりしている。

吠に対しては高圧的でマウントを取ることに余念がないが、彼がいない場では「愛しい弟」、「地上に舞い降りた天使のよう」と溺愛していることを隠そうとしない歪んだ2面性を見せている。
吠と共にゴジュウジャーをやっている陸王らに対しては友達は自分が選別すると言い放って全員失格とみなす傲慢さを見せている。

なお吠をどうにか自分の言う事だけを聞く人形として手元に置いておきたいようで、第8話での洗脳が失敗したことから吠の心を折るためにかつての想い人を蘇らせておきながら眼の前で殺害する等クオンの行動は徹底して吠の心を壊す方向で動いている。

そのあまりの邪悪な言動は吠の心を壊すどころかむしろ強く輝かせる方向に働いており、その上実の兄のあんまりな言動を目の当たりにした友人失格組のゴジュウジャー達は吠に対して好意的に接するようになるほど。
人間の持つ輝きを失わせ、実の家族であり弟を支配しようとし、その意思があることを良しとしないクオンの行動は意図したものかは不明だが、吠他の4人の逆鱗に触れており、最初こそ自分の二代目である元ゴジュウウルフの熊手真白は吠に対してあたりが強かったが、上記の想い人の蘇生と処刑を目の当たりにしてから、対応が見事に軟化した。

そのため、彼らを友人失格としながらクオンの言動が逆にゴジュウジャーの結束を固める方向に働いている皮肉な結果となっている。

戦闘においてはガリュードとしてセンタイリングからユニバース戦士を召喚して戦うが、本人側の戦闘力も決して低くはないあたりが非常に厄介。
言動も厄介、実力も厄介のため、ブライダンでもかなり浮いている。

一応ブライダン側で行動しているものの、本心からテガジューンに恭順しているわけではないようで、実は厄災側の間者なのではないかという疑いも視聴者からされているが…

ファイヤキャンドルとは言うまでもなく、ブーケからも引いた態度で接せられ、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークに対してはスイートケークに対して調子よく接してきたことからうっかりときめいてしまう彼女。
それに対して夫であるシャイニングナイフは「こいつは絶対、愛してると言いながら殴ってくるDV男」と称するなど毛嫌いしている。

序盤はテガジューンがファイヤキャンドル達に対して言葉を発せず、クオンに対してのみやり取りしていたことからお気に入りであるかのように見えていたが、特段そんなことはなくシャイニングナイフ達を見捨てる形になった彼に対して電撃を使った叱責をするなど扱いそのものは対等に扱っていたようだ。


かつてとは人格そのものが変わってしまった遠野吠の兄、久光。
何故このような人物になってしまったのかは不明だが、背中に蠢く謎の傷があり、その存在が何らかの悪影響を及ぼしているらしいことが熊手真白から指摘されている。


最終更新:2025年10月11日 02:02