ベネディクタ・ティアーズ



概要

見た目のグロテスクさに違わぬ、強力な化け物ばかり出現する難関。
道のりも長い上、DC版ではそこから更に様々な要素が付加されており、本作でもトップクラスにきついダンジョンとなっている。
こちらは強いものばかりではないがボスも多数出現する。覚悟してかかりたい。

その分報酬はおいしいというべきか、レアアイテムを落とす敵がやたらいるのも特徴である。

道中

道中はダルムシュタット街(前半)と、スカイスクレイパービル内(後半)に分かれる。
どちらにも共通して、青い像を調べるとワープして先に進めるようになっている。

通常版ではそのまま進んでいけばいいが、
DC版では青い像が薄い色になっており、調べると逃げられないモンスターが出現。倒さないと像でワープできない。
これによって大幅に戦闘回数が増え、難易度を上げている。
ダンジョンを出ても状況はセーブされているので、消耗が厳しい場合はある程度行ったところで戻るのも手。

戦闘

初期FE:闇
とにかくどの敵も何かしら厄介なので、対処法を確認しておくこと。
DC版では恐怖のミートボール及びインプリズンが待ち受ける。

弱点が火・土・光・闇と揃っているので、DC版ではランサードがいると難易度が下がるため是非入れたい。
通常版でも基本的には入れた方がいいだろう。
また、フォクシーを入れておくとフレッシュワームやヘルウォーカー対策になる。

  • フレッシュワーム(小)
HP:9800 弱点:風(0)、光(50)
属性攻性:土(100)/追加効果:石化(5)、病気(10)、スロウ(10)
目立った強さはないが、攻撃力が低くなく「スクウィーズ」による麻痺もあるのでうっとうしい敵。
狂乱耐性ゼロなのでフォクシーに付けさせるのが有効。

  • フレッシュワーム(大)
HP:23500 弱点:風(0)
属性攻性:土(100)/追加効果:石化(10)、病気(20)、スロウ(20)
上のフレッシュワームと同名だが、こちらは大きいバージョン。
小さい方と違って、使いやすい光属性は弱点ではない。状態異常付加率も倍になっている。
技も「一斉丸呑み」(全体HP半減)、「完食」(現HP分ダメージ・即死)など厳しいものが並ぶ。
小さい方ほどではないが、狂乱がまあまあ効くのでできればそれに頼りたい。ランサードのライフディヴァイドも効く。
ただし、DC版でミートボールと共に現れた際はミートボールを殴り殺すことがあるので基本的に狂乱させないこと。

  • ブラッドプディング
HP:8300 弱点:火(0)
属性攻性:水(100)/追加効果:スロウ(20)
水属性攻撃中心で、水FEがあると「スノウフォール」も使う。炎属性攻撃も交えて倒したい。
デッドアタック「ラストスプラッター」を持ち、有利状態は消されやすい。

  • ルナフェイス
HP:7999 弱点:闇(0)
属性攻性:光(100)、天(100)/追加効果:視野狭窄(20)、忘却(20)、狂乱(20)
落:ムーンヴェール(非売品・アクセサリ)
多数で現れて「ルナスラッシュ」や光・天属性魔法でFEを貯め、全体スロウ+忘却の「ロマンシングナイト」、
他に「スノウフォール」「オーバーブライト」などで連携を取ってくる。
通常状態であれば倒すことは難しくないが、とにかく速攻性があるので面倒な敵。要警戒である。
また、数少ない闇属性弱点の敵でもある。ランサードがいるとナイトブレイカーで楽に倒せて非常にありがたい。

ドロップアイテムであるムーンヴェールは光・天属性耐性+50を得られるアクセサリ。最高市販品のインヴェストスフィアでも一つの装備で得られる属性耐性は+30が限度なのでラストまで通用する。先の話だがラスボスは強力な天攻撃を備えるのでこれが複数あるのと無いのとでは戦闘の難度が大違いになる。先のことを見据えるのならばここで何個か稼ぐのをオススメ。

  • ヘルウォーカー
HP:11000 弱点:光(0)、天(0)
属性攻性:闇(100)/追加効果:即死(10)
落:ヘルフィスト{非売品・ナックル)
即死10%がやはりきつい。幸い複数攻撃は持たないが、3体出ると誰かしら先制で殺される確率も高い。
倒しにくくはないが、やや運が必要なのは否めない。狂乱耐性がそれほどないのでフォクシーを参加させてもいい。

ヘルフィストは市販品のクリスタルフィストと比べてHITが下がってしまうが、攻撃力が200以上上がるので使える。
即死攻性20は今後耐性持ちがどんどん増えることを考えるとあまり期待できないが、あるに越したことはない。

  • メルトビューティ
HP:15999 弱点:土(0)
追加効果:病気(20)、毒(10)、麻痺(10)、メランコリー(10)
落:中度汚染スフィア{非売品・アクセサリ)
「激悪臭」「猛瘴気」などの強烈なステータス異常技を持つが、一番の特徴はデッドアタックの即死技「一緒ニ逝キマショ」。
技を我慢して倒すのは最後に回すか、最初に倒して後に集中するかは状況によって判断したほうがいいだろう。
視野狭窄耐性がそれほどないので、そちらで技とデッドアタックをいっぺんに封じることが可能。

C.M.G.C.本部でウォントが落とす中度汚染スフィアを取り逃している場合はここでも取れる。

  • シャウト
HP:11500 弱点:破(0)
追加効果:忘却(10)、狂乱(10)、メランコリー(10)
落:ハウリングリボルバー(非売品・銃)
スカイスクレイパー内で出る。4属性無効、状態異常無効と隙が少ない。
DC版ならニクソンのミリィスタンガンを狙えばすぐだが、通常版では少々持てあますかもしれない。
数が揃っていると「クレイジービート」がきついのでなるべく早く1体潰した方が無難。

ハウリングリボルバーはヘルフィストと同様、攻撃力の上昇だけでも装備させる価値はある。
忘却・狂乱・メランコリーの攻性も効いたらありがたいものが並んでいるのでそれなりに優秀。

  • インプリズン
HP:10000 弱点:破(0)
属性攻性:破(100)/追加効果:石化(25)
スカイスクレイパー内で出る。攻撃属性と弱点が同じという変わった敵。
通常版でもダメージのかなり大きい「岩石投げ」、さらにそれで発生した土FEで単体極大ダメージの「モノリスクラッシュ」、
おまけにやたら確率の高い石化追加効果があるためそもそもがかなり強い。
何より、DC版では加えてデッドアタックで「全員のノーマルアタック以外の全行動を強制的に封印する」という恐怖の技、「コマンドプリズナー」をかましてくる。
できるだけ後回しで倒したいがそれはそれで攻撃が非常に痛いし、2体出るとその手も完全には通用しない。
2体出た場合は最後に同時に倒せばなんとかなるが、それもそんなに簡単な話ではない。

DEFも高いので魔法系キャラが完全な役立たずになる上に、その後の攻撃を黙って耐えなければならないというシビアさは類を見ず、
DC版のこいつは雑魚としてはゲーム全体でもかなり上位の強敵である。
DC版ではビル内の通常戦闘ではミネルヴァやドリスは使わないこと。(ドリスはフォース・ヘルネクストがあれば役に立たなくはないが)
MOVは高くないので、ランダムエンカウントしたら逃げに徹するのもあり。

  • 魔幻獣
HP:29900 弱点:光(0)
属性攻性:闇(100)/追加効果:メランコリー(20)
落:魔幻気革(非売品・クロス)
スカイスクレイパー内で出る。
フェジテガーデンで出たシャドウファイアと同様に闇FEで単体極大ダメージ技「シャドウフレア」を放つが、
「戦闘開始時のFEが闇」「最大2体で出る」という点で危険度が大きく増している。
光属性攻撃を使うのはもちろんだが、最初の闇FEを使って「マインドシャドウ」を撃つと闇FEが消せる上に忘却で「シャドウフレア」を封じられるので一石二鳥。
インプリズンのせいでミネルヴァやドリスの入れづらいDC版は、火力がランサードのムーンスクレイパー頼りになりがち。潰されないように注意。

魔幻気革は、忘却+狂乱の完全耐性に加え、メイル以外のクリスタル装備をDEF・MDF共に上回るお値打ち品。

  • ミートボール(DC版のみ)
HP:1000 弱点:なし
追加効果:石化(10)
単体状態異常魔法をひたすらに撃つ敵。
出る場所を間違えたかのような低いHPから真っ先に倒したくなるが、それは罠である。
死ぬとデッドアタックで「戦場のレストラン」を発動、横の敵の次ターン「イタダキマス」(全体10000ダメージ)発動が確定する。
横の敵を全て倒すか、確実に倒せる状態に持っていくまで絶対倒さないように。
万一不用意に倒してしまった場合は、残ったモンスターの行動を狂乱で止めることで一時的に回避できる。

ボス





入手アイテム

なし

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最終更新:2015年09月23日 00:03
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