09/11/09(月)19:01:22 No.14152216
■異世界戦国史■
四枚 方膳 (51)
北方の僻地を治める小領主
頼りなげな瓜実顔に締りの無い泥鰌ヒゲを生やした凡庸な容姿、家中の事は殆ど家臣に頼っていたボンクラな殿様
■異世界戦国史■
四枚 方膳 (51)
北方の僻地を治める小領主
頼りなげな瓜実顔に締りの無い泥鰌ヒゲを生やした凡庸な容姿、家中の事は殆ど家臣に頼っていたボンクラな殿様
- だったのだが、ある夜、寝所に舞い込んだ巨大な鷹より畏ノ国の脅威を吹き込まれた
元来が小心で臆病であったが故にこの「神のお告げ」は覿面に作用し
以来、人が変わったような辣腕を振るって方々へ精力的に働きかけて対妖物同盟を結ぶに至り
霊験や神通力に明るい修験者や陰陽師、僧侶や神職を招いて霊的な防衛線をなんとか形にした
これにより、人ならざる物の(あまりに大規模な)行軍は困難となるものと考えられている
手狭な平城を住いとしていたが、これも対妖物を意識した施設を何度も増築する事になり
もはや神社仏閣といった風情の奇怪な様相を呈している
城下には腕に自慢の武芸者やまじない師など、名前を売りたい胡散臭い輩が多く集まる
以来、人が変わったような辣腕を振るって方々へ精力的に働きかけて対妖物同盟を結ぶに至り
霊験や神通力に明るい修験者や陰陽師、僧侶や神職を招いて霊的な防衛線をなんとか形にした
これにより、人ならざる物の(あまりに大規模な)行軍は困難となるものと考えられている
手狭な平城を住いとしていたが、これも対妖物を意識した施設を何度も増築する事になり
もはや神社仏閣といった風情の奇怪な様相を呈している
城下には腕に自慢の武芸者やまじない師など、名前を売りたい胡散臭い輩が多く集まる