いろいろな手段があるが……
内政
初期はお金がないので、お金と米を稼ぐためとなんでもかんでも内政に手を出しているとあっという間にお金がなくなる。
なので内政の優先度を考える必要がある。内政の優先度は商業>>>>>治水(灌漑)>耕作>開発になる。
理由として、開発・灌漑は仮に100まで上げたとしても耕作を行わなければ効果を得ることができない。
耕作は毎回7月にリセットされるため、毎年耕作をする必要がある。
肥沃土の低い土地では仮に全て100にしても大した収入を得ることはできない。
肥沃土の高い土地であっても得られる米は20万程度で、これは金に換算すると相場70で計算すると金3000程度に過ぎない。
つまり開発・治水を100まで上げ、通年で耕作に従事するための文官3人を割り当てて金1200を消費して得られる金が3000程度ということで、効率の良い投資ではない。
一方で商業は一度上げれば永続的に効果が得られる上に、肥沃土などのように都市による違いもほとんどない。どれだけ上げても上昇率は変わらず、上限も事実上ないといって良い。なので内政は全都市商業だけして米は商人から安い時に大量購入というスタイルが一番効率がいい。(買えない場合に兵糧不足で詰む可能性はあるが)
なお、治水(灌漑)>耕作>>開発の順番の理由を述べる。
土地を上げると灌漑と耕作が下がり、耕作を行った時の上昇率も減少するのだが、その一方で開発50・灌漑100の場合と開発100・灌漑50の場合の得られる米収入は変わらない。変わらないなら開発50・灌漑100の方が耕作が上げやすいので有利になる。
また、治水が上がれば災害の影響を減らせるのでという利点もある上、開発が1上げるのに政治力90必要なのに対して治水は50(灌漑の場合は開発値にもよるがさらに上げやすい)とかなり違うという点もあげられる。
なので上げやすい治水が一番に来る。
もちろん耕作をしないと治水や開発をしても意味がないのだが、逆に灌漑や開発が低すぎるのに耕作をしても効果が薄いので耕作をする気なら灌漑ぐらいは上げておいた方がいい。もちろん、米がどうしてもなくて困っているなら四の五の言わずに耕作が最優先にはなるだろうが。
開発はよほど低ければしてもいいが、そういうよほど低い土地は肥沃度も低いことが多く、そもそもあまり効果が望めない。文官があまってヒマならやればいい程度。
余談であるが、次作の三国志4はさらに内政の有利度が商業に偏っていて、開発と治水はむしろやるとよほど長期的に見ない限りは損をするというなんだかわからないコマンドになっていた(大抵のプレイヤーは気付かずに開発・治水も行っていたとは思うが)。当時の光栄はよほど農業に恨みでもあったんだろうか。
商人
商人に米を売却すれば、お金を得ることができる。
旧作、三国志2では安い土地で米を買って高い土地で米を売るだけでお金がどんどん増えて内政するのがバカらしくなるという仕様があったが、今作では修正されており米買いと米売りの価格が別々に設定されており、しかもその差は逆転しても大した差にならない。
米の相場は
と思われる。
最高のパターン金1/米66で売って金1/米79で買えば2割ほど利益が出るのだが、商人を選択できる広大な領土と、利鞘を稼ぐための大量の金・米を用意できるようになるのは後半になってからであり、後半はそんなにお金にも困るわけでもない。また、今作では輸送は山賊のリスクがかなり高くなっているため全く実用的ではない。
徴収
民から金と米を徴収する。民忠が下がる。
徴収する金額は人口によるのだが、あまりに人口が多い都市では民忠を上げるのに多大な兵糧と人数と時間を要するので効率的ではない。10万~30万程度が一番効率的である。
施しは役職に関係なく行うことができ、上昇値と米の割合は二次関数で上昇するので、魅力の低い武将でも低い数値の上昇であれば問題なく使える。
武将数がたくさんいれば、あっというまに民忠は元通りになる。徴収はお金を用意する上でとても使える。
外交-援助
同盟国から援助してもらう。
これを使うとゲームがものすごく簡単になってしまうのでおすすめしない。バランスが悪い。
人の良い同盟国の君主たちは、手持ちの大半を貢いでくれる。一度に貢がせる金額があまりに多いと断られるが、ほどほどにしておけば金がほぼなくなるまで何度でも渡してくれる。
1月に金を、7月に米を要求すれば、多大な金・兵糧を得ることができる。
各国と同盟を結び援助を要請すればゲーム序盤から多額の金・米を得られ、おまけにその同盟国が攻め込んでくれば相手の忠誠度が下がって武将も引き抜き放題。難易度クラッシャー。
敵対心が高くて同盟をなかなか結んでくれない、そんなことも関係ない。交換等を駆使しつつ、持てる財産全てを投じても同盟さえ結んでしまえば、あとはあげた金品を全て援助で返してもらえば良いだけだ。
使うとバランスが悪いので、普通にプレイしたいならこのコマンドはなかったものと考えた方が良い。
外交-交換
こちらからの交換はあまり効率的ではない。相手国はそんなに無茶は応じてくれない。
相手国に目的の物資がたくさんある場合は、それなりの相場でなら応じてくれる。例えば7月にこちらが金、相手が米との交換なら応じてくれやすい。金-米の交換はだいたい相場70前後までなら応じてくれる可能性がある。もちろん、量が多くなるほど失敗しやすい。徴収プレイをしていると米が不足しがちなので、商人に頼らなくても交換を使えば一時的に米不足を補うことができる。
向こうから交換に来た場合は、かなり無茶な要求を行うことができる。
例えば、こちらに軍馬を要求、相手が米を出すといった条件を提示してきた場合、とにかく何も考えずこちらの出す軍馬の量は最低、相手の出す米の量は最大、というように条件を出す。
すると相手がかなりこちらに有利な条件を提示してくるのでそれを受ければ良い。
どうもこちらが提示した条件によって相手の提示内容が変わるらしいが、無茶を言えば言うほど良くなる。逆に妥当な水準を提示すると損をする。
交換要求は、大抵こちらに軍馬などの兵器と金・米を交換してくれというものが多い。金を米と交換してくれというケースもあるがこちらはそこまで機会は多くない。なので兵科を君主国が所有していないとほとんど持ちかけられない。
米や金が相手国にあまりない場合に60000要求すると交渉を打ち切られる場合がある。敵対心を上げたくないなら2万や3万程度で抑えておいてもよい。
この無茶な要求を出すという手法は交換だけでなく、同盟や共同でも使える。向こうから持ちかけてきた場合はとにかく無茶な要求を出した方が良い結果になる。
最終更新:2025年03月21日 20:20