魔術には万人が使用できる基本的な魔術である"基礎魔術"と、使用するのに専門的な知識を有する"専門魔術"、各々の魔術特性が色濃く表れる"固有魔術"に分けることができる。
魔術師は自らの魂の生み出したエネルギー(魔力)で外界に干渉し、自分の思い通りの事象を起こすことのできる存在である。この時魔力は発動のリソースとして消費され、魔術を使い続ければエネルギー切れを起こす。回復させるためには十分な休養が必要である。
■基礎魔術について
基礎魔術とは魔術の中でも比較的単純で、簡単な物を指す。魔術を学ぶ際に一番初めに習う物なので、魔術師であれば大体使用可能である。
しかし、基礎だからと言って侮ってはいけない。上手く使用することができれば、格上相手にも反撃の隙を作ることもできるであろう。
例:強化魔術、使役魔術、探知魔術、呪術など
■専門魔術について
専門魔術は、基礎魔術を専門的な知識を用いて使用することで、より高度な事象を引き起こす魔術である。使用に専門的な知識を有するため多少難易度が高めだが、極めると何物にもかえがたい武器になる。
上位の階位になると専門魔術を極めたエキスパートが多数存在し、各々が魔術の発展の為に研究を進めている。
例:医療魔術、錬金術、仙術、悪魔使役(魔女)、洗礼神言(聖職者)など
■固有魔術について
固有魔術は、魂がもつ遊走特性を魔術に落とし込むことで、独特の事象を起こす魔術である。この魔術を使用出来る魔術師はそう多くはなく、また使用できたとしても使いこなせる魔術師は稀である。
前記の二種類の魔術とは段違いの威力、効果を持つが、魂のリソースを大量に消費してしまう。固有魔術を使用出来るものは例外なく高階位者であり、無類の強さを持つ。そのため、総合議会から目をつけられてしまう魔術師も少なくない。
■魔法について
魔術の他にも魔法と言うものも存在する。魔法は魔術と違い、起こせる事象に制限がない。つまりは奇跡を起こす術である。また、魔法は魔術と違い、一節の詠唱で簡単に使用できる。
魔術は使用できるものはこの世に数人といないが、魔法使いと呼ばれる彼らはハミングを口ずさむようにおびただしい数の奇跡をばら撒いていくだろう。