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2スレ目207


1996年6月20日
 隕石の衝突を感知。
 今はまだビジョンが小さいので確証が持てず。

1996年10月2日
 二度目のビジョン。
 今回ははっきりと隕石の姿が見える。以前からの知り合いであるテレパシー能力者を通じ「仲間」へ連絡をとるも、仲間内でも懐疑的意見が出る。

1998年1月27日
 三度目のビジョン。人類の行く末が垣間見える。隕石の姿は見えない。恐らく衝突は確定されたと思われる。
 今後、この隕石をクリーナーと呼ぼう。

1998年3月16日
 日中にビジョンが見える。今までは無かった事である。恐らく例の衝突後の異変を身体が感知し、一足早く対応を始めたのか。
 私の夜の能力はまだ見えない。

1998年4月5日
 再び日中にビジョン。
 衝突後の変異、および大戦の様子が見える。
 人類の40%が衝突で死亡する。
 生き残り能力を発現させた人類の50%は戦争で死ぬ。
 それを生き抜いた5%は宗教と国家を棄てる。
 残りの5%は未だ不明。

1998年4月17日
 再びビジョン。
 私の周りの具体的な惨事が見える。既に「仲間」からは何の信頼も得ていないが、警告を発する。

1999年2月3三日。
 数日前から発現していた私の夜の能力を正確に確認。
 擬似的な金属を生み出し、それを意のままに操る。現在の所、まだ簡単な球体をいくつか出して操る程度ではあるが、精度は日増しである。

 応用次第では非常に攻撃的な使い方が可能だろう。大戦と混乱へ向け、訓練を開始する。
 全ては生存の為である。

1999年7月30日
 ビジョンにより新たな国家の成立がいくつか見える。
 王制が殆どで共和国は僅かだ。
 王制国家では善政を敷く王が現れるが、殆どは独裁国家である。

1999年8月9日
 またビジョンが見える。
 王制国家連合と共和国および非政府主義者の間で戦争が起こる。
 これが恐らく人類同士が起こす最後の大戦、「第七戦争」である。

1999年9月1日
 クリーナーの接近をアメリカ政府が正式に公表。同時に世界各国の首脳陣も同様の会見を開く。
 アメリカとロシアのクリーナーの軌道を変えるという共同作戦が発表される。
 ミニットマンをISSまで運び、宇宙空間のプラットフォームから発射し弾道をずらすという物だ。
 だが、クリーナーの衝突はすでに確定されているのだが……。

1999年12月25日
 米露共同作戦「ブルーバード作戦」発動。
 衛星軌道上のプラットフォームからマーブを搭載したミニットマンが三基放たれる。

1999年12月28日
 ミニットマン、謎の磁気圏に突入。同時にISSとペンタゴン、ヒューストンのあらゆる電子機器がダウン。
 私と同じ「オールドサイキッカー」による攻撃と思われる。
 マーブがクリーナーを粉砕。無数の小さい隕石となり地球へ接近。

2000年1月4日
 作戦失敗の是非を巡りアメリカとイスラム圏との間で緊張が高まる。
 同時にチェチェンの過激派がモスクワでテロを起こし、クレムリンは報復処置として戦闘機での空爆を決行。
 イラン、イラク、アラブ共和国、パキスタン等イスラム国家が猛反発し、チェチェンへの支援を表明。
 アメリカとイスラエルはイスラム圏の動きを牽制するためアフガニスタンへの派兵を増やし、イスラエルはガザへの本格的な侵攻を開始。
 パキスタンが報復として核兵器を使用。
 第三次世界大戦勃発。

2000年1月22日
 ビジョンが見える。
 ミニットマンへの攻撃を行った「オールドサイキッカー」が後に共和国連合を率い戦争を起こす者と知る。
 生き残った人類の残り5%がどうなったかも見える。
 彼らは人類を超え、人類の天敵となる。

2000年1月29日


――チェンジリング・デイ

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最終更新:2010年07月11日 08:19
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