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2スレ目217


西暦約2050年 日付不明
旧イラク・ユーフラテス川周辺


「かつての戦争では核兵器なる物が使用された。それは原子間の結合を解き膨大なエネルギーをその場に残す兵器で……」
「せんせー、つまんないでーす」
「黙って聞きなさいアリーア
「だって難しいんだもん」
「そんな事言ったってねぇ」
「先生、それより神様のお話してよ」
「え?ああ……。ま、いいだろ」
「わーい」

 かつて世界は神を信じていなかった。
 彼らは自らと、自らが生み出した社会システムこそが神と同等の物と考え、それを発展させる事に心血を注いだのだ。
 神は悲しみにくれた。
 彼らは神を信じていなかったが、代わりにシャイターンを信じていたのだ。
 シャイターンは彼らを争わせ、遥か彼方の国同士すらも憎しみあった。
 やがてシャイターンは戦争の準備を始めた。 遥か天空から自らの肉体をこの地上へと呼び寄せたのだ。
 そしてその肉を地に降らせ、彼らに悪魔の力を植え付けたのだ。

 彼らは憎しみあった。そして悪魔の力と、自らが生み出した偽りの神の力を持って、大地を焼き尽くしたのだ。
 神は決意なされた。
 もはやこれ以上、人々の悪行を捨て置けぬと。
 そしてついに、神はその奥義を地に落とされる。

 すべては一瞬だった。
 地上は光に支配され。それは全てを消し去った。残ったのはガラス質に変異した大地のみ。
 そして生き残った僅かな人々は偽りの神を捨て、真の信仰を求め古の聖典を探す旅へと出たのだ。

「その聖典って見つかったの?」
「見つかったさ。だが我々はそれを捨てたんだよ」
「何でなの?せっかく見つけたのに」
「なぜなら、見つかったいくつかの聖典では、神は三人も居た事になるからだよ」

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最終更新:2010年07月16日 19:49
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