「なぜライセンス違反になるのか」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「なぜライセンス違反になるのか」(2020/03/19 (木) 11:39:18) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
** FLOSSの翻訳で機械翻訳の出力をベースにすると、なぜライセンス違反になるのか
1. OSS Licenseは「特定の条件下で著作権を行使しない」という契約である
2. Web翻訳は著作権が発生するか、EULAによって何らかの義務(Powered by xxx翻訳と表示しなければならないなど)をユーザーに課していることが多い
3. Web翻訳の結果をOSS Licenseで配布することは難しい、なぜなら
3a. 他人の著作権を勝手に制限する契約を結ぶことはできない
3b. ユーザーがEULAで課された義務を勝手に放棄するのは不法行為である
3c. EULAに記述されていない→自由に使ってよいという意味ではないため明確な許諾が必要
3d. なお、許諾はそのOSS Licenseより緩い(より多くの権利を行使しない許諾の)必要がある
4. "ライセンスが明示されていないのは、どんなライセンスよりも厳しいライセンスだ。"
http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20100819/1282200581
4a. OSSはプロセスが重要視されるのであって、結果が同じだから構わないだろうは通らない
出典: http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/linux/1488170983/184
----
> 220 :login:Penguin [sage] :2017/02/28(火) 16:25:57.45
> 別にWeb翻訳使うこと自体がダメといわれてるわけじゃないよね?
>
> 222 :login:Penguin [sage] :2017/02/28(火) 16:36:48.68
> >> 220
> EULAの中に
> 「こういう条件で使ってもいいよ」
> と明確に書いてあって、その条件がOSS Licenseと整合性があればOK
** FLOSSの翻訳で機械翻訳の出力をベースにすると、なぜライセンス違反になるのか
1. OSS Licenseは「特定の条件下で著作権を行使しない」という契約である
2. Web翻訳は著作権が発生するか、EULAによって何らかの義務(Powered by xxx翻訳と表示しなければならないなど)をユーザーに課していることが多い
3. Web翻訳の結果をOSS Licenseで配布することは難しい、なぜなら
3a. 他人の著作権を勝手に制限する契約を結ぶことはできない
3b. ユーザーがEULAで課された義務を勝手に放棄するのは不法行為である
3c. EULAに記述されていない→自由に使ってよいという意味ではないため明確な許諾が必要
3d. なお、許諾はそのOSS Licenseより緩い(より多くの権利を行使しない許諾の)必要がある
4. "ライセンスが明示されていないのは、どんなライセンスよりも厳しいライセンスだ。"
http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20100819/1282200581
4a. OSSはプロセスが重要視されるのであって、結果が同じだから構わないだろうは通らない
出典: http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/linux/1488170983/184
----
>220 :login:Penguin [sage] :2017/02/28(火) 16:25:57.45
>別にWeb翻訳使うこと自体がダメといわれてるわけじゃないよね?
>
>222 :login:Penguin [sage] :2017/02/28(火) 16:36:48.68
>>>220
>EULAの中に
>「こういう条件で使ってもいいよ」
>と明確に書いてあって、その条件がOSS Licenseと整合性があればOK
出典:
https://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/linux/1488170983/220-222
** GPLedコンテンツをGoogle翻訳に入力するとGPL違反
+ GPLedコンテンツをGoogle翻訳に入力することは、Googleへの再配布である
+ Google翻訳の利用者はGoogle利用規約に従う
+ Google利用規約では、入力された内容についてGoogleの利用目的を制限している
+ ↑はGPLが禁止している追加的制限に当たる
+ よってGPL違反
>520 名前:login:Penguin[sage] 投稿日:2020/03/13(金) 20:06:39.76 ID:zIiqNmQg
>Google翻訳は、Google利用規約に同意した上で利用するものです
>利用者とGoogleは、Google利用規約の内容で契約を結ぶわけです
>
>さて、Google利用規約には、この文言が含まれています
>>このライセンスでユーザーが付与する権利は、本サービスの運営、プロモーション、改善、および、新しいサービスの開発に目的が限定されます。
>ttps://policies.google.com/terms?hl=ja
>
>しかしGPLは(v3の場合7. Additional Terms.で示される例外を除いて)、再配布にあたって追加的制限を課すことを認めていません
>利用目的の限定は明らかな追加的制限です
>したがってGPLでライセンスされた文書をGoogle翻訳に入力(==Google利用規約の内容で契約を結び、その契約のもとGoogleに再配布)することは、GPL違反です
出典: http://mao.5ch.net/test/read.cgi/linux/1579184927/520