黒き太陽 - ケテル級観測災害存在
■ 黒き太陽(The Black Sun)
存在属性:観測災害型/非攻撃性ケテル級/認知型異常存在
【外見】
- 見た目は直径2kmの漆黒の球体。
- 光を吸収し、空にも地にも影を落とさない。
- 背景と溶け合い、視認そのものが困難。
- 観測すると「穴」に見えたり、「実体のない球体」に見えるが、本質的にはそこに“在る”だけ。
【災害効果:観測転送】
《存在認識》(常時パッシブ)
《存在認識》(常時パッシブ)
- 黒き太陽を視界に入れる、認識する(無意識下含む)ことで観測者を“影のない異空間”へ転送する。
- 転送対象:生命体・非生命体・AI・精神体など問わず。
- 転送は強制的・抗えない。
【転送先:観測模造空間《レプリカ・グリッド》】
- 現実と酷似した都市風景(記憶・概念ベースの複製)
- 生物・風・音・時間の流れが完全に存在しない
- 空は青いが、太陽は見えない。全てに「影」が存在しない
- 通信・転送・外部干渉・スキル使用は無効。完璧な隔離。
【勝利条件】
■ 黒き太陽の“影”を探し出し、その中に入ること
■ 黒き太陽の“影”を探し出し、その中に入ること
- 黒き太陽本体はこの空間にも“ある”
- 唯一「影」が存在するのがこの“影”
- その影は街のどこかに静かに、しかし確実に“存在している”
■ 条件詳細:
1. 街を探索し、“動かぬ影”を見つけ出す
2. 周囲には擬似影が存在するため、本物と見分けるには観察・論理・運が必要
3. 影の中に身体の全てを通過させることで脱出成功
1. 街を探索し、“動かぬ影”を見つけ出す
2. 周囲には擬似影が存在するため、本物と見分けるには観察・論理・運が必要
3. 影の中に身体の全てを通過させることで脱出成功
【ハプニングイベント:動く影】
- 動物・人間・車両・家具などの「影だけ」が動く
- これらは街中を日常風景のように自然に、滑らかに移動する
- 影の大きさは正午に映る大きさ。
- プレイヤーがこれらの影に触れる(通過される)と、通過部位が消失する
例:腕を通過された → 腕が消失(機能・存在共に)
例:胴を通過された → 心肺消失 → 即死
例:頭を通過された → 意識消滅 → ロスト確定
ただし指先など、一部が残っていればその部位のみ機能可能。
例:胴を通過された → 心肺消失 → 即死
例:頭を通過された → 意識消滅 → ロスト確定
ただし指先など、一部が残っていればその部位のみ機能可能。
- 影の移動は気付いて避けることができるか、必ず判定する
【安全な影】
- 唯一、「黒き太陽の影」は安全な影
- 影の動きもなければ、接触による消失も発生しない
- 他の影が見せる“不気味な自然さ”とは違い、静止しており異質
【演出・GM用演技指針】
- シナリオ進行は探索ホラー+知覚判断+生存サスペンス
- 移動する影は一切音を立てない
- プレイヤーが過信・誤認した瞬間に死亡が成立する
- 影の演出は「見た目は日常/作用は非現実」
- 黒き太陽の“影”は街角にひっそりと佇み、あたかも「自らを見つけさせる」ように“在る”
- コンティニューでリスタートする場合、ゴールの位置が別の場所に移動する。