鬼巫女 ◆JvezCBil8U
仰向けで地面に倒れ伏したまま、みねねは静かに息を吸い……、吐く。
それだけで生きている事を実感する。
ただ、ぼう、と、空を仰いだ。
起き上がろうにも片方の腕が吹っ飛んでしまっていて、どう立ち上がったらいいものやら。
流れ出す血が生温いのに体は冷えていて、気持ち悪い感触だな、と感じた。
不幸中の幸いか、肘の半ばから先が消し飛んだ割には出血は少ない。
爆炎が肉を焼いたのだろう、荒療治だが失血死の可能性は僅かだが減ったわけだ。
それだけで生きている事を実感する。
ただ、ぼう、と、空を仰いだ。
起き上がろうにも片方の腕が吹っ飛んでしまっていて、どう立ち上がったらいいものやら。
流れ出す血が生温いのに体は冷えていて、気持ち悪い感触だな、と感じた。
不幸中の幸いか、肘の半ばから先が消し飛んだ割には出血は少ない。
爆炎が肉を焼いたのだろう、荒療治だが失血死の可能性は僅かだが減ったわけだ。
自分と白雪宮、どちらが正しかったのかとなんとなくそんな事を思う。
正義とやらを否定して人殺しを躊躇わない自分と、
正義とやらを妄信して人殺しを躊躇わない白雪宮。
正義とやらを否定して人殺しを躊躇わない自分と、
正義とやらを妄信して人殺しを躊躇わない白雪宮。
――そんなことは考えるまでもない。
『勝ッタモノコソ正義!』
「オイ」
……なんであの変態野郎なんだ。
本気でイラついた口調で舌打ちした後、それでも頭を振った後にその言葉に同意した。
本気でイラついた口調で舌打ちした後、それでも頭を振った後にその言葉に同意した。
「その通りだよ、12th」
決まりきった結論を一人、呟く。
「私も、お前も――、間違ってたのさ」
勝者など、何処にもいない。
……正義は本当はあるのかもしれない。
だけど、剛力番長の言う正義はそんな正義ではない醜いエゴイズムだ。
だけど、剛力番長の言う正義はそんな正義ではない醜いエゴイズムだ。
「救えねぇ」
テメェ自身も含めて誰一人な、と続けようとして――、知らぬ間に横に立っていた一つの影に気づく。
「お久しぶり……でもないわねぇん」
「……協力者って、お前の事かよ」
「やっぱり察しがいいのねぇん、嫌いじゃないわん」
「やっぱり察しがいいのねぇん、嫌いじゃないわん」
この殺し合いに招かれ最初に出会った女――妲己。
再会の才のもたらす効果だろうか、こんな瀬戸際に出会うことになるとは。
再会の才のもたらす効果だろうか、こんな瀬戸際に出会うことになるとは。
「勘違いしないでねぇん、その子がトチ狂ったのはわらわのせいじゃないのん。
面白そうな道具をもってたからちょちょいと献上してもらっただけよん」
面白そうな道具をもってたからちょちょいと献上してもらっただけよん」
白雪宮をけしかけたのは自分ではないと言いたいのだろう。
まあ、嘘をついているかいないかはどっちでもいい。
この言動の要旨は、妲己が自分に敵意を持っていないというアピールなのだ。
とりあえず何か目的があるようだし、そっちを優先した方がどちらにとっても得なはずである。
まあ、嘘をついているかいないかはどっちでもいい。
この言動の要旨は、妲己が自分に敵意を持っていないというアピールなのだ。
とりあえず何か目的があるようだし、そっちを優先した方がどちらにとっても得なはずである。
そして、その手でくるくると弄んでいるのは携帯電話。
「……おい、それ」
「あなたに話を聞いておいて正解だったわぁん♪」
「あなたに話を聞いておいて正解だったわぁん♪」
――どんな手練手管、口八丁手八丁を用いたものやら。
それを想像することはできても考えるだけ無駄という物だろう、真相は闇の中だ。
それを想像することはできても考えるだけ無駄という物だろう、真相は闇の中だ。
いや、そんな事はどうでもいい。
気付く。気付いてしまう。
気付いてしまったが故に、みねねの顔が白く染まった。
ただでさえ流れ出る血液に青くなっていたその顔が、まるでペンキでもぶちまけるかのように。
気付く。気付いてしまう。
気付いてしまったが故に、みねねの顔が白く染まった。
ただでさえ流れ出る血液に青くなっていたその顔が、まるでペンキでもぶちまけるかのように。
「……ァ」
「……で、気づいた事とかはあるかしらん? 役立ちそうな情報があれば聞かせてほしいのん」
――みねねは絶望する事すら許されず、ただただ思い知らされる。
自分は最早確固たる自我を持って行動する事など、出来はしないのだと。
それは操り人形ですらない。奴隷ですらない。
それは操り人形ですらない。奴隷ですらない。
イノチも尊厳も何もかもを蹂躙され搾取される、ただそれだけの――家畜となるのだと、ひたすらに暴力的な事実がそこにあった。
「……ァ、あ、…………」
「早くぅん、わらわを焦らすのは許さないわよん。
わらわとあなたが別れた短い間でも少しは収穫があるかもと思うのん」
わらわとあなたが別れた短い間でも少しは収穫があるかもと思うのん」
みし、と、妲己の手の中の携帯電話が軋みをあげた。
それは即ち、自分の体が『そうなっている』のと同じ意味を持つ。
それは即ち、自分の体が『そうなっている』のと同じ意味を持つ。
未来日記とは、逃亡日記とはそういうものなのだ。
みねねの未来を示すのではなく、みねねの未来そのもの。
みしみしぎしぎし、それがいい感じで悲鳴をあげている。
みねねの未来を示すのではなく、みねねの未来そのもの。
みしみしぎしぎし、それがいい感じで悲鳴をあげている。
「やめ、」
「余計な言葉なんて必要ないのぉん、……ね?」
「――――!」
ぎり、と歯を噛んだ。
残った右手はぷるぷる震え、握り締めすぎたせいで白くなっていた。
そのくせ足に入る力はなきに等しくて、もし今立ち上がったらまるで豆腐の上に立ったかのようにぐずぐずと沈んでしまう事だろう。
残った右手はぷるぷる震え、握り締めすぎたせいで白くなっていた。
そのくせ足に入る力はなきに等しくて、もし今立ち上がったらまるで豆腐の上に立ったかのようにぐずぐずと沈んでしまう事だろう。
「ほらほらァ、ほらほらぁん」
そして、その一言をきっかけに。
ふっ……、と、全てが一瞬で切り替わった。
憤りも無力感も悔しさも哀しさも、全ての感情のゲージが0となった。
ふっ……、と、全てが一瞬で切り替わった。
憤りも無力感も悔しさも哀しさも、全ての感情のゲージが0となった。
雨流みねねは、雨流みねねとしての動作を全てやめた。
能面、と呼ぶべきだろうか?
……否。
能面にだって、表情はある。
般若だって翁だってお多福だって皆、笑っているのは確かだろう?
能面のような表情というのは、つまりそういうことだ。
たとえ空虚なものであっても、何かの表情を形作れてはいるのだ。
……否。
能面にだって、表情はある。
般若だって翁だってお多福だって皆、笑っているのは確かだろう?
能面のような表情というのは、つまりそういうことだ。
たとえ空虚なものであっても、何かの表情を形作れてはいるのだ。
だが、今のみねねはそれすら叶わない。
完璧なまでの無表情で、ただただ淡々と情報を搾取される。
完璧なまでの無表情で、ただただ淡々と情報を搾取される。
……分かっている。
妲己の今の行いはポーズだ、自分を手にかけるつもりは全くない。
ただ、自分に思い知らせるには、日記を弄ぶ行為はあまりにも充分すぎた。
家畜とはそういうものなのだ、と。
妲己の今の行いはポーズだ、自分を手にかけるつもりは全くない。
ただ、自分に思い知らせるには、日記を弄ぶ行為はあまりにも充分すぎた。
家畜とはそういうものなのだ、と。
淡々と。
淡々と。
……淡々と。
淡々と。
……淡々と。
ただ、言葉を放っていく。
「プラ爆だ」
「ぷらばく? それは何かしらん?」
「首輪に使われてる爆薬だよ。あの爆発の仕方は十中八九プラスチック爆薬だ、威力は滅茶苦茶だがな。
――粘土みたいに自由に成型できて、なおかつ信管の刺激がなきゃまず起爆しない。
首輪に使うにはもってこいのアイテムだな」
「成程ん、ハンバーグの種みたいにコネコネできる爆薬な訳ねん」
「……ま、そうだな。
だから、外そうと思うならセンサーか信管を探して取り除け。出来れば信管だ。
おそらく衝撃や振動、熱とか電気とかに反応するセンサーが信管に信号を送るって構造になってる。
それを突き止めんのは……、まあ、新しい首輪がいるな。
仮にあのボムボムの実のような不思議パワーが関わってたら私にはどうしようもねえ」
「ぷらばく? それは何かしらん?」
「首輪に使われてる爆薬だよ。あの爆発の仕方は十中八九プラスチック爆薬だ、威力は滅茶苦茶だがな。
――粘土みたいに自由に成型できて、なおかつ信管の刺激がなきゃまず起爆しない。
首輪に使うにはもってこいのアイテムだな」
「成程ん、ハンバーグの種みたいにコネコネできる爆薬な訳ねん」
「……ま、そうだな。
だから、外そうと思うならセンサーか信管を探して取り除け。出来れば信管だ。
おそらく衝撃や振動、熱とか電気とかに反応するセンサーが信管に信号を送るって構造になってる。
それを突き止めんのは……、まあ、新しい首輪がいるな。
仮にあのボムボムの実のような不思議パワーが関わってたら私にはどうしようもねえ」
それきりみねねは沈黙する。
何一つ洩らす事はなく、それ以上はなすべき事は思い当たらない。
何一つ洩らす事はなく、それ以上はなすべき事は思い当たらない。
「……いい仕事したわよん、みねね。ありがたく使わせてもらうわん」
『自分のことは自分で守るしかない。困っても誰も助けてくれない。
未来は自分の力で掴み取るしかないんだ。私は今までずっとそうやって生きてきたんだからね。
誰かが何とかしてくれる、神様が助けてくれる。そんなのは幻想でしかないんだよ』
未来は自分の力で掴み取るしかないんだ。私は今までずっとそうやって生きてきたんだからね。
誰かが何とかしてくれる、神様が助けてくれる。そんなのは幻想でしかないんだよ』
――つい先刻、見知らぬガキンチョに言い放った言葉だ。
全く、その通りだとその思いを更に強める。
現にこの通り、自分は未来を打開した。
全く、その通りだとその思いを更に強める。
現にこの通り、自分は未来を打開した。
たとえ精神的なものであろうとも物質的なものであろうとも。
神様や正義に縋るばかりで、自分の意思と力で障害を打ち破る事を放棄した人間のその末路はあまりにも哀れだ。
神様や正義に縋るばかりで、自分の意思と力で障害を打ち破る事を放棄した人間のその末路はあまりにも哀れだ。
だが。
せっかく未来への糸口を切り開いて突き進んでも、扉の向こうは奈落の底になっていた。
良くありすぎる陳腐な話だ。
良くありすぎる陳腐な話だ。
いくら頑張って頑張って頑張って、結果を出したって立ちふさがる現実には全くの無意味。
どんな想いもどんな信念も、自己陶酔でしかない。
どんな想いもどんな信念も、自己陶酔でしかない。
それでも。
――――それでもみねねは信じている。
信じたいのだ。
信じたいのだ。
無表情の下で、きっと何か、まだ自分を貫ける方法があるのだと。
白面金毛九尾とも呼ばれる女でさえも、出し抜く事ができるのではと。
白面金毛九尾とも呼ばれる女でさえも、出し抜く事ができるのではと。
無表情は絶望ですらない虚無の感情を示す。偽物なんかじゃない。
それは本心だ、みねねは今の状況を哀れなまでに理解してしまっている。
それは本心だ、みねねは今の状況を哀れなまでに理解してしまっている。
だが、たとえ心の真ん中が虚無になってしまったとしても。
その周りにへばり付く形だけの、表面上だけのどこかで確かに。
たとえ心のほんの一部、皮一枚程度の想いではあっても、みねねは諦めていなかった。
その周りにへばり付く形だけの、表面上だけのどこかで確かに。
たとえ心のほんの一部、皮一枚程度の想いではあっても、みねねは諦めていなかった。
(……まだだ。まだ、終わった訳じゃねえ。
ここで人生くれてやってたまるかよ、私の命は私のモンだ……ッ!)
ここで人生くれてやってたまるかよ、私の命は私のモンだ……ッ!)
「そのくらいでないとわらわが使ってやる価値もないわねぇん、上出来よん」
「…………!」
ただまあ、そんな誰もが考えそうな事は、当然の如く妲己も把握している、というだけの話で。
「それじゃあ引き続き、お仕事の完遂頼むわねん?」
相変わらず悠然と泰然と轟然と、その言葉を言い放つ。
想いなどいくらあっても、現実は、変わらない。
【H-5北東/森林/1日目 黎明】
【雨流みねね@未来日記】
[状態]:左拳喪失(火傷のため出血は少ない、応急処置済み)、貧血(小)、爆弾人間
[装備]:メモ爆弾×4
[道具]:支給品一式、単分子鎖ナノ鋼糸×4@トライガン・マキシマム
[思考]
基本方針:神を殺す。
0:…………。
1:研究所方面、もしくは工場方面に向かう。
2:出会った人物に、妲己が主催に反抗する仲間を集めていると伝える。
3:首輪を外すため、神を殺すためならなんでも利用する。
4:妲己を出し抜いて逃亡日記を取り返したい、しかし……。
5:出来ればまともな治療をしたい。
6:出血を利用して、メモ帳の残っている限りメモ爆弾を製造する。
[備考]
※ボムボムの実を食べて全身爆弾人間になりました。
※単行本5巻以降からの参戦です。
※未来日記所持者は全員参加していると思っています。死んだ12thが参戦しているとは思っていません。
※妲己と情報交換をしました。封神演義の知識と申公豹、太公望について知りました。
※アルフォンスと情報交換をしました。錬金術についての知識とアルフォンスの人間関係について知りました。
※メモ爆弾は基本支給品のメモにみねねの体液を染みこませて作っています。
[状態]:左拳喪失(火傷のため出血は少ない、応急処置済み)、貧血(小)、爆弾人間
[装備]:メモ爆弾×4
[道具]:支給品一式、単分子鎖ナノ鋼糸×4@トライガン・マキシマム
[思考]
基本方針:神を殺す。
0:…………。
1:研究所方面、もしくは工場方面に向かう。
2:出会った人物に、妲己が主催に反抗する仲間を集めていると伝える。
3:首輪を外すため、神を殺すためならなんでも利用する。
4:妲己を出し抜いて逃亡日記を取り返したい、しかし……。
5:出来ればまともな治療をしたい。
6:出血を利用して、メモ帳の残っている限りメモ爆弾を製造する。
[備考]
※ボムボムの実を食べて全身爆弾人間になりました。
※単行本5巻以降からの参戦です。
※未来日記所持者は全員参加していると思っています。死んだ12thが参戦しているとは思っていません。
※妲己と情報交換をしました。封神演義の知識と申公豹、太公望について知りました。
※アルフォンスと情報交換をしました。錬金術についての知識とアルフォンスの人間関係について知りました。
※メモ爆弾は基本支給品のメモにみねねの体液を染みこませて作っています。
【単分子鎖ナノ鋼糸@トライガン・マキシマム】
レガート・ブルーサマーズが人体強制操作に用いる微細な金属糸。
これを人体に刺して電流を流すことで、たとえ自壊しようともなお人体を意のままに操る事が可能となる。
また、特殊な電磁場が存在するとこの金属糸は弾かれてしまう。
レガート・ブルーサマーズが人体強制操作に用いる微細な金属糸。
これを人体に刺して電流を流すことで、たとえ自壊しようともなお人体を意のままに操る事が可能となる。
また、特殊な電磁場が存在するとこの金属糸は弾かれてしまう。
*****
ゆっくりと、とぼとぼと、森の闇にみねねが消えていく。
これでいい。
どうせ自分は治療に役立つような道具など持っていない。
軽い手当てをしてから旅立たせてやっただけでも充分だろう。
どうせ自分は治療に役立つような道具など持っていない。
軽い手当てをしてから旅立たせてやっただけでも充分だろう。
どうせみねねに何かあったとしても、その予兆が手にした日記で分かるのだ。
いつまでも仲良しこよしで一緒にいるより、
さっさと当初の使命を果たす――自分の下に人を集める事に専心してもらった方がよほど効率的である。
それ以外に面白い使い道が思いついたなら、彼女の向かう場所に先回りする事も出来るわけだし。
いつまでも仲良しこよしで一緒にいるより、
さっさと当初の使命を果たす――自分の下に人を集める事に専心してもらった方がよほど効率的である。
それ以外に面白い使い道が思いついたなら、彼女の向かう場所に先回りする事も出来るわけだし。
行動を逐一把握できる上に、その生死さえ自由に可能。
あまりにも使い勝手のいい手駒を手に入れたわけだ。
いや、駒を手に入れたというよりは、駒が昇格したといったほうが正しいだろう。
あまりにも使い勝手のいい手駒を手に入れたわけだ。
いや、駒を手に入れたというよりは、駒が昇格したといったほうが正しいだろう。
「やっぱり人命救助なんてわらわには似合わないものねぇん」
こきこきと手首と指を動かして、うーん、と、一仕事終えた時の気持ちいい伸びをする。
「……とりあえず、重要そうな情報は首輪の事だけねぇん、現状じゃ手に入れられる情報に限界があるわん。
きっとこのままだと情報量がそのままジリ貧になるわねぇん」
きっとこのままだと情報量がそのままジリ貧になるわねぇん」
……と、なれば。
やはり今後のプランに少しでも多くこのゲームの情報を増やす方向性を加えるべきだろう。
やはり今後のプランに少しでも多くこのゲームの情報を増やす方向性を加えるべきだろう。
思い当たるポイントの一つは、やはり“放送”だ。
おそらくゲームの進行に従って、その放送の内容で参加者の行動を制御するつもりなのだろう。
そこを逆手に取る。
つまり――、
おそらくゲームの進行に従って、その放送の内容で参加者の行動を制御するつもりなのだろう。
そこを逆手に取る。
つまり――、
「ゲームの進行が早ければ早いほど、“神”から手に入れられる情報は増えていくわん。
だったら、わらわもそのスピードを加速させてやればいいのよん」
だったら、わらわもそのスピードを加速させてやればいいのよん」
情報とは、何も口頭で伝えられるものでなくとも構わない。
主催の一挙手一投足全てが状況の判断材料になり得るだろう。
そして、このゲームのスピードの加速とは、即ち参加者の死亡の増加だ。
妲己がウルフウッドを殺害したのも、そういう思惑が存在したからである。
主催の一挙手一投足全てが状況の判断材料になり得るだろう。
そして、このゲームのスピードの加速とは、即ち参加者の死亡の増加だ。
妲己がウルフウッドを殺害したのも、そういう思惑が存在したからである。
とはいえまあ、あくまでそういう状況が考え得るというだけで、確実なものでないのも確かだが。
あくまでそうなったらいいな、というだけの宝クジ。
しかも死にかけを殺すだけでは効率が悪いし、何より華がない。
あくまでそうなったらいいな、というだけの宝クジ。
しかも死にかけを殺すだけでは効率が悪いし、何より華がない。
それに加えて、いかに自分を信用させるかが問題だ。
人を集めて“神”と渡り合う。そこまではいい。
だが、自分の目的を果たすためにはその集団の長となることが望ましい。
主導権を握るのでなくては自分から人を集める意味がないのだ。
ただ馴れ合いたいだけなのならば、適当な集団を見繕って入り込めばいいのだから。
人を集めて“神”と渡り合う。そこまではいい。
だが、自分の目的を果たすためにはその集団の長となることが望ましい。
主導権を握るのでなくては自分から人を集める意味がないのだ。
ただ馴れ合いたいだけなのならば、適当な集団を見繕って入り込めばいいのだから。
……とはいえ。
自分はどうしても胡散臭さが消えないらしい。
少なくともそれは先刻のウルフウッドとやらには嗅ぎつけられてしまったようだ。
となると彼と同程度、あるいはそれ以上の実力者が同じことを繰り返す可能性は決して低くない。
強者こそ、妲己が一番欲しい人材こそが、妲己を信頼しない。
往々にしてよくある話で、強者とは我が強い連中が非常に多いのは事実である。
自分が旗印となるならば、彼らから絶対的な信頼を得る手段がどうしても必要だ。
自分はどうしても胡散臭さが消えないらしい。
少なくともそれは先刻のウルフウッドとやらには嗅ぎつけられてしまったようだ。
となると彼と同程度、あるいはそれ以上の実力者が同じことを繰り返す可能性は決して低くない。
強者こそ、妲己が一番欲しい人材こそが、妲己を信頼しない。
往々にしてよくある話で、強者とは我が強い連中が非常に多いのは事実である。
自分が旗印となるならば、彼らから絶対的な信頼を得る手段がどうしても必要だ。
今ここが殷であったのなら、全く問題はない。
妲己のネームバリューは彼女に従うに充分な魅力を持つだろう。
だがここはみねねの様な未来の人間や、ウルフウッドのような知らない世界の人間が跋扈する異相だ。
妲己という存在を知らしめるために、何らかの手を打たねばなるまい。
妲己のネームバリューは彼女に従うに充分な魅力を持つだろう。
だがここはみねねの様な未来の人間や、ウルフウッドのような知らない世界の人間が跋扈する異相だ。
妲己という存在を知らしめるために、何らかの手を打たねばなるまい。
だから、その為に妲己は考える。
考えて、そのうち思いついた一つに目を向ける。
考えて、そのうち思いついた一つに目を向ける。
人間には共通の敵を倒すときに、最も強く結束するという習性がある。
これをどうにか利用できないだろうか?
参加者を無差別に殺し廻る悪者の脅威を、自分が知らしめ協力を呼びかけたならば。
場合によってはだが、その悪者を踏み台に自分の実力を見せつけたのならば。
自分が信頼に足り、皆を指揮するに相応しいとアピールすることにならないだろうか?
これをどうにか利用できないだろうか?
参加者を無差別に殺し廻る悪者の脅威を、自分が知らしめ協力を呼びかけたならば。
場合によってはだが、その悪者を踏み台に自分の実力を見せつけたのならば。
自分が信頼に足り、皆を指揮するに相応しいとアピールすることにならないだろうか?
とあるSF(すこし・ふしぎ)のお話のタイトルを借りるとするならば。
イヤなイヤなイヤな奴――憎まれ屋が、必要なのだ。
イヤなイヤなイヤな奴――憎まれ屋が、必要なのだ。
……その人選と、悪役たる悪役と成り代わらせる手段。
そこが一番のネックではあるのだが。
そこが一番のネックではあるのだが。
たとえばまず、殺し合いに乗っていない参加者全員の敵として“神”を思い浮かべる。
だが、“神”は憎まれ屋を務めさせる相手としては不適格だ。
そもそもが彼ないし彼女と戦うための戦力として人員を募るのであり、その中で実権を握るために憎まれ屋が必要なのだから。
“妲己”という存在をアピールする踏み台はもっと御しやすい相手でなければならない。
それでいて、つわものどもに脅威を与える程度の実力も、兼ね備えていなければならない。
だが、“神”は憎まれ屋を務めさせる相手としては不適格だ。
そもそもが彼ないし彼女と戦うための戦力として人員を募るのであり、その中で実権を握るために憎まれ屋が必要なのだから。
“妲己”という存在をアピールする踏み台はもっと御しやすい相手でなければならない。
それでいて、つわものどもに脅威を与える程度の実力も、兼ね備えていなければならない。
かといって、ここで架空の強力な敵をでっち上げるのも悪手だ。
信頼を得るために行う手であるからして、虚言こそ一番の大敵であるからだ。
それに、たとえば憎まれ屋が襲われた相手が逃げおおせたとすれば、生存者の証言は自分の言葉が嘘ではないという追い風になる。
信頼を得るために行う手であるからして、虚言こそ一番の大敵であるからだ。
それに、たとえば憎まれ屋が襲われた相手が逃げおおせたとすれば、生存者の証言は自分の言葉が嘘ではないという追い風になる。
……とはいえ、憎まれ屋の実力が高すぎれば自分に被害が及ばないとも限らない。
万一の事どころか億一京一の事とはいえ、それを視野に入れない妲己ではない。
難儀な事だ。
万一の事どころか億一京一の事とはいえ、それを視野に入れない妲己ではない。
難儀な事だ。
けれど、何もその存在に自分が直接相対する必要はないのだ。
自分の知らない所で勝手にくたばってもらっても構わないし、暴れてくれれば強者の選別にもなろう。
要するにお題目でさえあればよく、その裏づけとして適度に証拠を残してくれさえすればいいのだ。
自分の知らない所で勝手にくたばってもらっても構わないし、暴れてくれれば強者の選別にもなろう。
要するにお題目でさえあればよく、その裏づけとして適度に証拠を残してくれさえすればいいのだ。
話を戻そう。
結局は、誰に憎まれ屋を任ずるかという問題だ。
結局は、誰に憎まれ屋を任ずるかという問題だ。
「わらわ自らが手を下しちゃえば問題点だけはクリアできるけどぉん、それじゃあ本末転倒よねん」
ならば他の参加者にそれを任せるか?
なるほど、確かに勝手に殺し合いに乗る連中が出てくるのは確かだろう。
だがそれは確実ではなく、自分でも布石くらいは確保しておきたい所である。
そう、対策を充分練ることができるくらいには情報を得ている存在が。
なるほど、確かに勝手に殺し合いに乗る連中が出てくるのは確かだろう。
だがそれは確実ではなく、自分でも布石くらいは確保しておきたい所である。
そう、対策を充分練ることができるくらいには情報を得ている存在が。
まず該当者として思い浮かぶのはみねねだが、
「……単純にパワー不足よねぇん、それにこんな大味な役を任せるにはもったいないくらい小回りが利くしぃん」
ならば、やはり別の相手を用いて一手を打っておくべきだろう。
参加者に具体的な脅威を知らしめる、その為の一手が。
参加者に具体的な脅威を知らしめる、その為の一手が。
では、どうするべきか。
思案する為にも、とりあえずそこで倒れてる死体の道具を回収しておこう。
彼女の支給品次第では妙案が浮かぶかもしれない。
思案する為にも、とりあえずそこで倒れてる死体の道具を回収しておこう。
彼女の支給品次第では妙案が浮かぶかもしれない。
哀れな小娘だ、と思う。
みねねを出汁に近づいてみれば、簡単に自分が彼女の敵であると信じてしまったのだから。
みねねに止めをさすのは自分がやりたいと言ったところ、あっさりと逃亡日記を手渡してくれた。
みねねを出汁に近づいてみれば、簡単に自分が彼女の敵であると信じてしまったのだから。
みねねに止めをさすのは自分がやりたいと言ったところ、あっさりと逃亡日記を手渡してくれた。
そして剛力番長――白雪宮拳のところに向かおうとして、気づく。
「あはん」
「……! ……っ!」
「すごい生命力だわん」
――――白雪宮拳は、生きていた。
両足は焼け焦げて一部は炭化しているし、上半身はそれ以上に酷い。
下顎が半分以上吹っ飛んでなくなっており、顔面は完全に焼け爛れている。
とっさに庇ったのか目の周りだけは綺麗なものだが、その代わり両腕もボロボロだ。
万一生き延びても、きっと顔全体に火傷の痕が残って二目と見られないことだろう。
また、胸付近へのダメージもそれなりだ。
学ランは最早服としての呈をなしておらず、つつましい胸の膨らみが痛ましいくらいに真っ赤に染まって露出している。
両足は焼け焦げて一部は炭化しているし、上半身はそれ以上に酷い。
下顎が半分以上吹っ飛んでなくなっており、顔面は完全に焼け爛れている。
とっさに庇ったのか目の周りだけは綺麗なものだが、その代わり両腕もボロボロだ。
万一生き延びても、きっと顔全体に火傷の痕が残って二目と見られないことだろう。
また、胸付近へのダメージもそれなりだ。
学ランは最早服としての呈をなしておらず、つつましい胸の膨らみが痛ましいくらいに真っ赤に染まって露出している。
そんな有様の剛力番長を見て、いいことを思いついたとばかりに妲己は口を三日月にする。
「……運が良ければ、生き延びさせてあげるわぁん。
わらわに感謝して、しっかりお仕事に努めて頂戴?」
わらわに感謝して、しっかりお仕事に努めて頂戴?」
くすくす、と、まさしく女狐の表情をした妲己がゆっくりと近づいた。
その懐から取り出したるは、小さな瓶。
その懐から取り出したるは、小さな瓶。
「さっきの男のところで拾ったものが、こんなにすぐに役立つなんてわらわってラッキーだわん」
――その小瓶の中には、赤い液体金属のような物がぷるぷると蠢いている。
ある人はそれの試作品を、 黒い核鉄と呼んだ。
ある人はそれを、柔らかい石と呼んだ。
ある人はそれを、赤きエリクシルと呼んだ。
ある人はそれを、第五元素と呼んだ。
ある人はそれを、哲学者の石と呼んだ。
ある人はそれを、柔らかい石と呼んだ。
ある人はそれを、赤きエリクシルと呼んだ。
ある人はそれを、第五元素と呼んだ。
ある人はそれを、哲学者の石と呼んだ。
――賢者の石。
つい先刻砕け散った鎧の少年、その父親が生み出したホムンクルス。
その分け身たる大罪の一つ、憤怒。
その分け身たる大罪の一つ、憤怒。
かつてとある男に注入されたはずのそれは、なぜか今ここに形を持って存在していた。
妲己は焼け爛れた剛力番長の胸の、特に深い傷を、尖った爪を差し込みこじ開ける。
そのまま、ちゅうぅぅぅ……っ! と、ぶじゅう……っ! と、静かに、ゆっくりと。
一滴残さず、賢者の石を剛力番長という器に注ぎきった。
そのまま、ちゅうぅぅぅ……っ! と、ぶじゅう……っ! と、静かに、ゆっくりと。
一滴残さず、賢者の石を剛力番長という器に注ぎきった。
この少女なら。
これだけおつむの方がシンプルで、これだけ並外れたチカラを持っていて。
しかも殺し合いに最初から乗っているのならば、まさしく“憎まれ屋”として適格だ。
これだけおつむの方がシンプルで、これだけ並外れたチカラを持っていて。
しかも殺し合いに最初から乗っているのならば、まさしく“憎まれ屋”として適格だ。
――妲己は理解している。
賢者の石というものが魂魄の塊であり、これを人体に注入した場合、
自我を侵食して死をもたらす事も多い――むしろ器が耐えられないことが殆どなのだと。
だから彼女は、みねねにこれを使わなかったのだ。使い勝手が非常にいいからこそ、こんな賭けで死んでしまっては勿体無い。
賢者の石というものが魂魄の塊であり、これを人体に注入した場合、
自我を侵食して死をもたらす事も多い――むしろ器が耐えられないことが殆どなのだと。
だから彼女は、みねねにこれを使わなかったのだ。使い勝手が非常にいいからこそ、こんな賭けで死んでしまっては勿体無い。
だが、剛力番長の場合は別にそれでも構わないのだ。この少女でなくとも憎まれ屋は務まるのだから。
ただ、賢者の石を大人しく注入させてくれる相手などはいないだろうし、いても出会えるとは限らない。
だけど目の前にちょうど無条件でそれを行える相手がいたから、勿体無いとばかりに利用させてもらっただけ。
どうせ、放っておけば死ぬのは間違いないのだから。
ただ、賢者の石を大人しく注入させてくれる相手などはいないだろうし、いても出会えるとは限らない。
だけど目の前にちょうど無条件でそれを行える相手がいたから、勿体無いとばかりに利用させてもらっただけ。
どうせ、放っておけば死ぬのは間違いないのだから。
それで生き延びて暴れてくれれば裏付けとしては御の字だし、たとえ死んでも賢者の石はどうせ拾いものだ。
知った事ではない。
知った事ではない。
あとは、剛力番長が危険な敵であると吹聴して廻るだけ。
嘘は言っていないし、唯一自分が彼女と面識があると知っているみねねも命を握られている以上迂闊な事は喋りはしまい。
仮に反旗を翻したとて、協力すると騙って場を切り抜けただけと言えば充分説明できる。
むしろそっちの方が自分が剛力番長の危険性を知っていることに説得力を付加できるだろう。
嘘は言っていないし、唯一自分が彼女と面識があると知っているみねねも命を握られている以上迂闊な事は喋りはしまい。
仮に反旗を翻したとて、協力すると騙って場を切り抜けただけと言えば充分説明できる。
むしろそっちの方が自分が剛力番長の危険性を知っていることに説得力を付加できるだろう。
沈黙。
沈黙。
……沈黙。
そして。
「キャァアあアァパぱぱパッパパびゃぎゃきゃくあけけぎキキキキきぐぐぐぐばっばば
ぺきゃっつばびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃじゅじゅぶぐぁがががっががががが
しししししぎきけってててぶぴゃぅぱぐぅぐぎゃァアアアァアアアアァア――――!」
ぺきゃっつばびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃじゅじゅぶぐぁがががっががががが
しししししぎきけってててぶぴゃぅぱぐぅぐぎゃァアアアァアアアアァア――――!」
白目を剥いた。
四肢が吊ったようにピンと張った。
バタバタと、アヒルの玩具のように忙しなく動き始めた。
口から漏れる涎は溢れて止まらず、しまいには蟹の如く後から後から泡を吹いて止まらない。
四肢が吊ったようにピンと張った。
バタバタと、アヒルの玩具のように忙しなく動き始めた。
口から漏れる涎は溢れて止まらず、しまいには蟹の如く後から後から泡を吹いて止まらない。
まるで何かの映画のように、十字架で自慰を始めるような、そんな光景が妲己の目の前で繰り広げられる。
「さて、それじゃわらわは行くわねぇん」
うんうんと満足げに頷いた後、妲己は踵を返してさっさと立ち去る。
もし生き延びた時のことを想定して、ドラゴンころしだけは武器として置いていってあげる事にしよう。
もし生き延びた時のことを想定して、ドラゴンころしだけは武器として置いていってあげる事にしよう。
……そんな悪魔の所業に反応したのだろうか。
「……っ!」
獣の槍が、またもや妲己目掛けて飛び掛ってきた。
尤も、本来の力を発揮できないこの状況ではやはりあっさりと妲己に止められはしたのだが。
尤も、本来の力を発揮できないこの状況ではやはりあっさりと妲己に止められはしたのだが。
「この槍、やっぱり怖いわぁん」
妲己の手の中で、びくびくと獣の槍が唸りを上げている。
その様子を見ていて、妲己は気づいた。
どうやら槍は、とある方向に向かって飛び去ろうとしているようにも見えるのだ。
その様子を見ていて、妲己は気づいた。
どうやら槍は、とある方向に向かって飛び去ろうとしているようにも見えるのだ。
……もしかしたら、そちらの方向に本来の持ち主がいるのかもしれない。
それに留意してしばらくそのままにしておくと、ようやく槍はその激情を治めたようだ。
それに留意してしばらくそのままにしておくと、ようやく槍はその激情を治めたようだ。
「さて、ちょーっとばかり寄り道をしたけどぉん、あらためてゴージャスにデパートに向かうわよん♪」
その後は獣の槍の本来の持ち主に会ってみましょうかしらん、と一人呟いて、妲己は今度こそ歩みを再開した。
正義もテロリズムも踏み潰し蹂躙して、威風堂々と我欲の象徴が闊歩していく。
【H-5南東/森林/1日目 黎明】
【妲己@封神演義】
[状態]:健康
[装備]:獣の槍@うしおととら、逃亡日記@未来日記
[道具]:支給品一式×5、再会の才@うえきの法則、
マスター・Cの銃(残弾数0%・銃身射出済)@トライガン・マキシマム、
デザートイーグル(残弾数8/12)@現実、
マスターCの銃の予備弾丸4セット、不明支給品×3
[思考]
基本方針:神の力を取り込む。
1:デパートに向かう。その後、獣の槍の反応する方に向かい本来の持ち主を見極める。
2:対主催思考の仲間を集める。
3:太公望ちゃんたちと会いたい。
4:この殺し合いの主催が何者かを確かめ、力を奪う対策を練る。
5:獣の槍と、その関係者らしい白面の者と蒼月が気になる。
6:“神”の側の情報を得たい。
7:剛力番長を具体的な脅威としての槍玉に挙げて、仲間を集める口実にする。
[状態]:健康
[装備]:獣の槍@うしおととら、逃亡日記@未来日記
[道具]:支給品一式×5、再会の才@うえきの法則、
マスター・Cの銃(残弾数0%・銃身射出済)@トライガン・マキシマム、
デザートイーグル(残弾数8/12)@現実、
マスターCの銃の予備弾丸4セット、不明支給品×3
[思考]
基本方針:神の力を取り込む。
1:デパートに向かう。その後、獣の槍の反応する方に向かい本来の持ち主を見極める。
2:対主催思考の仲間を集める。
3:太公望ちゃんたちと会いたい。
4:この殺し合いの主催が何者かを確かめ、力を奪う対策を練る。
5:獣の槍と、その関係者らしい白面の者と蒼月が気になる。
6:“神”の側の情報を得たい。
7:剛力番長を具体的な脅威としての槍玉に挙げて、仲間を集める口実にする。
[備考]
※胡喜媚と同時期からの参戦です。
※みねねと情報交換をしました。未来日記の所持者(12th以外)、デウス、ムルムルについて知りました。
※みねねとアル及び剛力番長の一連の会話内容を立ち聞きしました。
錬金術に関する知識やアルの人間関係に関する情報も得ています。
※獣の槍が本来の持ち主(潮)のいる方向に反応しています。
※みねねから首輪に使われている爆薬(プラスチック爆薬)について聞きました。
※不明支給品は全て治療・回復効果のある道具ではありません。
※胡喜媚と同時期からの参戦です。
※みねねと情報交換をしました。未来日記の所持者(12th以外)、デウス、ムルムルについて知りました。
※みねねとアル及び剛力番長の一連の会話内容を立ち聞きしました。
錬金術に関する知識やアルの人間関係に関する情報も得ています。
※獣の槍が本来の持ち主(潮)のいる方向に反応しています。
※みねねから首輪に使われている爆薬(プラスチック爆薬)について聞きました。
※不明支給品は全て治療・回復効果のある道具ではありません。
【逃亡日記@未来日記】
未来日記所有者9th、雨流みねねの持つ未来日記。
未来の逃走経路を示すため、自分を生存させる為の手段としてはみねねのサバイバル能力も相まってトップクラス。
逆に言えば、これが敵の手に渡ってしまうとみねねとしてはほぼ詰み状態と言える。
また人海戦術に弱く、4thの捜査日記や6thの千里眼日記、8thの増殖日記などとは相性が悪い。
未来日記所有者9th、雨流みねねの持つ未来日記。
未来の逃走経路を示すため、自分を生存させる為の手段としてはみねねのサバイバル能力も相まってトップクラス。
逆に言えば、これが敵の手に渡ってしまうとみねねとしてはほぼ詰み状態と言える。
また人海戦術に弱く、4thの捜査日記や6thの千里眼日記、8thの増殖日記などとは相性が悪い。
【H-5南西/山道/1日目 黎明】
【白雪宮拳(剛力番長)@金剛番長】
[状態]:下顎半分喪失、眼球付近を除く顔面及び上半身前面に火傷(大)、両足に火傷(中)、両腕に火傷(中)
精神的疲労(中) 、悶絶中、賢者の石(憤怒)注入
[服装]:学ラン焼失、上半身裸
[装備]:ドラゴンころし@ベルセルク
[道具]:支給品一式、アルフォンスの残骸×6
[思考・備考]
0:あびゃびゃびゃびゃぐぐぐうぶばが、ァ――!
1:全員を救うため、キンブリー以外を殺す。
2:強者を優先して殺す。
3:ヒロ(名前は知らない)に対して罪悪感
4:私は……悪……? でも……
5:悪はとりあえず殺す。
[備考]
※キンブリーがここから脱出すれば全員を蘇生できると信じています。
※錬金術について知識を得ました。
※身体能力の低下に気がついています。
※主催者に逆らえば、バケモノに姿を変えられると信じています。
※参戦時期は金剛番長と出会う直前です。
※アルフォンスが参加者だったことに気づいていません。
※妲己がみねねの敵だと信じています(妲己の名前は知りません)。
※剛力番長が賢者の石の注入に耐えられるかどうかは次の書き手さんにお任せします。
[状態]:下顎半分喪失、眼球付近を除く顔面及び上半身前面に火傷(大)、両足に火傷(中)、両腕に火傷(中)
精神的疲労(中) 、悶絶中、賢者の石(憤怒)注入
[服装]:学ラン焼失、上半身裸
[装備]:ドラゴンころし@ベルセルク
[道具]:支給品一式、アルフォンスの残骸×6
[思考・備考]
0:あびゃびゃびゃびゃぐぐぐうぶばが、ァ――!
1:全員を救うため、キンブリー以外を殺す。
2:強者を優先して殺す。
3:ヒロ(名前は知らない)に対して罪悪感
4:私は……悪……? でも……
5:悪はとりあえず殺す。
[備考]
※キンブリーがここから脱出すれば全員を蘇生できると信じています。
※錬金術について知識を得ました。
※身体能力の低下に気がついています。
※主催者に逆らえば、バケモノに姿を変えられると信じています。
※参戦時期は金剛番長と出会う直前です。
※アルフォンスが参加者だったことに気づいていません。
※妲己がみねねの敵だと信じています(妲己の名前は知りません)。
※剛力番長が賢者の石の注入に耐えられるかどうかは次の書き手さんにお任せします。
【賢者の石(憤怒)@鋼の錬金術師】
かつてキング・ブラッドレイに注入された賢者の石。
注入されて、なおかつ生き延びることが出来ればその人間はホムンクルスとなる。
ただし、自我が残っている保証はない。
かつてキング・ブラッドレイに注入された賢者の石。
注入されて、なおかつ生き延びることが出来ればその人間はホムンクルスとなる。
ただし、自我が残っている保証はない。
※H-5を中心とした一帯に無数の爆発音と閃光が確認されました。付近の参加者が感知している可能性があります。
※H-4〜H-5の山道付近に無数のワイヤートラップが仕掛けられています。
※アルフォンスの残骸がH-5〜I-5境界付近の森林部に転がっています。
※H-4〜H-5の山道付近に無数のワイヤートラップが仕掛けられています。
※アルフォンスの残骸がH-5〜I-5境界付近の森林部に転がっています。
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| 050:Escape ~逃逸~ | 雨流みねね | 071:ライク・ア・スワン |
| 050:Escape ~逃逸~ | 白雪宮拳(剛力番長) | 063:セイギニッキ |
| 050:Escape ~逃逸~ | 妲己 | 071:ライク・ア・スワン |