殷の太師 ◆UjRqenNurc
「いきなりで悪りぃんだけどよ……おっさんは殺し合いに乗ってんのか?」
この殺し合いの場で最初に出会った参加者。
赤い外套の少年に尋ねられた時、私はすぐには返答出来なかった。
赤い外套の少年に尋ねられた時、私はすぐには返答出来なかった。
この三百年、私は行動の全てを殷の為という指針に基づき動いてきた。
その方針に従うならば、悪趣味なゲームだが優勝して殷に帰り、周軍を迎え撃つのが私の仕事だろう。
そこにブレなどあろうはずもない。
その方針に従うならば、悪趣味なゲームだが優勝して殷に帰り、周軍を迎え撃つのが私の仕事だろう。
そこにブレなどあろうはずもない。
だが、飛虎よ。
お前が逝って、私は知ったのだ。
自分の掌の上から、守りたかったものが全て零れおちていた事を。
もはや私の掌には何も残っていない事を。
お前が逝って、私は知ったのだ。
自分の掌の上から、守りたかったものが全て零れおちていた事を。
もはや私の掌には何も残っていない事を。
(腑抜けているな……私は……)
なぜか十二仙や元始天尊に負わされた傷は回復しており、戦って負けるとは思わなかったが
もはや戦う気力もない。
もし、太公望が相手であれば殷の太師として、旧き国の老いたる象徴としての最後の責務を果たす気
にもなっただろうが、このような少年を相手に勝敗を競ったところでどうにもならない。
もはや戦う気力もない。
もし、太公望が相手であれば殷の太師として、旧き国の老いたる象徴としての最後の責務を果たす気
にもなっただろうが、このような少年を相手に勝敗を競ったところでどうにもならない。
「私は……何もするつもりはない。首が欲しいのなら取るがいい……」
だいぶ時間をあけて返答をすると、私はその場に座り込む。
首を落としやすいように少し俯くと最後の瞬間を待つ。
首を落としやすいように少し俯くと最後の瞬間を待つ。
「このバカ野郎っ!!」
「……!!」
それは飛虎が最後の一撃と共に私に刻み込んだ言葉。
少年の一喝は、私にその痛みを思い出させる。
少年の一喝は、私にその痛みを思い出させる。
「何もう諦めてんだ! まだあんたは歩けるだろうがっ!
ああもうっ……ヤバいのが近くにいるんだよっ! 戦う気がないなら逃げるぞっ!」
ああもうっ……ヤバいのが近くにいるんだよっ! 戦う気がないなら逃げるぞっ!」
そう言うと少年は鋼の腕で私をひっぱり起こすとグイグイ引っ張って歩き出す。
その強引さ、力強さを、私は嫌いではなかった……
その強引さ、力強さを、私は嫌いではなかった……
◇ ◇ ◇
蒼白い月の光に孤影が浮かび上がる。
レガート・ブルーサマーズ。レガート・ブルーサマーズ。人間でありながらナイブズの傍に侍る事を許された魔人。
主ナイブズにその絶対の忠誠心を見せつけるべく、彼は動き出す。
さぁ、この場の一切合財を殺し尽くし、このような場を提供してくれた主催を名乗るあの道化どもも殺し尽くし、
神すらも殺し尽くそう。
さぁ、この場の一切合財を殺し尽くし、このような場を提供してくれた主催を名乗るあの道化どもも殺し尽くし、
神すらも殺し尽くそう。
運命よ、僕の前に天災の如き絶望を用意しろ。
そして我が忠誠の糧となるがいい。
そして我が忠誠の糧となるがいい。
◇ ◇ ◇
闇の中、煌々と照らし出される一つの巨大な建物。
聞仲の知らない建築様式で建てられたそれは病院という。
聞仲の知らない建築様式で建てられたそれは病院という。
「誰っ!?」
赤い外套の、エドと名乗った少年とともに聞仲が病院へと辿り着くと、巨大な十字架を持つ少女が
誰何の声を上げる。
誰何の声を上げる。
「あんたがタカマチか! 何バカな事してんだよっ! 殺し合いに乗ってる奴があれ聞いたらどうするんだ!?
死にてーのか!?」
死にてーのか!?」
「む、バカとはなによ。それより答えなさい! あんたはこの殺し合いに乗ってんのかい?
乗ってるんだったら悪いけど死なない程度にぶっ飛ばす。あたしはこんな殺し合い絶対許さないっ!」
乗ってるんだったら悪いけど死なない程度にぶっ飛ばす。あたしはこんな殺し合い絶対許さないっ!」
タカマチ…そういえば先ほどそんな名前を大声で叫んでいた奴がいたな。
緊張しながらも、こちらの反応を見極めるような真摯な瞳。
こんな仙道でもない、年端もいかないような少年少女に殺し合いをさせるなどと……
申公豹……奴は一体何を企んでいるのか。
それともこれは妲己の趣向なのだろうか。あの狐めが……
緊張しながらも、こちらの反応を見極めるような真摯な瞳。
こんな仙道でもない、年端もいかないような少年少女に殺し合いをさせるなどと……
申公豹……奴は一体何を企んでいるのか。
それともこれは妲己の趣向なのだろうか。あの狐めが……
「俺はエド、こっちは聞仲。安心しな、俺たちは乗ってねーよ」
「へぇ、ちいさ『誰が豆粒みたいに小さいドチビじゃ!!』かってるじゃん」
タカマチの言葉をエドが遮るように怒鳴りつける。
「それより逃げるぞっ! 殺し合いに乗ってる奴がここを目指してやってくる
……って、やべぇ!!」
……って、やべぇ!!」
少年が拝むように両手を合わせ、大地に両手を叩きつけると突然大地が盛り上がり
病院の入口を塞ぐような巨大な壁となる。
病院の入口を塞ぐような巨大な壁となる。
ダダダダダッ!!
同時に響き渡る炸裂音。
土の壁が砕けて土煙が舞う。
土の壁が砕けて土煙が舞う。
「くっそ、もう来やがったっ!! 気をつけろ、奴は底が知れないっ!!」
「な、なんだい今のは!?」
「説明は後だっ! 逃げろ!」
(今のは術か? だが、彼から仙人骨は感じないが……)
――術。かつて宝貝がまだ主流ではなかったころの仙人の力。
少年の示した異能の力に私は目を瞠る。
崑崙にはかつて術能力だけで宝貝と渡り合えるほどの者がいたと言うが……
少年の示した異能の力に私は目を瞠る。
崑崙にはかつて術能力だけで宝貝と渡り合えるほどの者がいたと言うが……
だが考えている暇はない。
病院の中に滑り込んだ二人に続き、私が建物の中に入ると同時に土の壁が砕け散る。
病院の中に滑り込んだ二人に続き、私が建物の中に入ると同時に土の壁が砕け散る。
現れるは蒼白き月の化身か。
右手に見知らぬ武器を携えたその男が指を動かすだけで、硝子の扉を高速の飛翔体が打ち砕く。
右手に見知らぬ武器を携えたその男が指を動かすだけで、硝子の扉を高速の飛翔体が打ち砕く。
扉が破壊されると同時に、その飛翔体をも追い抜かんばかりのスピードで蒼の男が目の前に現れ
慣性を殺すために壁を片足で蹴りつけながら、武器の筒先をこちらに向ける。
エドの顔を確認するとニィ、と男の口元が笑みの形に歪む。
慣性を殺すために壁を片足で蹴りつけながら、武器の筒先をこちらに向ける。
エドの顔を確認するとニィ、と男の口元が笑みの形に歪む。
なんという身体能力。天然道士、いや、それ以上か。
私の背筋を、終ぞ感じたことのない戦慄が駆け抜ける。
私の背筋を、終ぞ感じたことのない戦慄が駆け抜ける。
ダダダダダッ!!
だが、間一髪エドが再び作り出した壁が我々と男とを分断する。
「チクショー、素手でもやっかいだったのに、武器まで持ち出しやがった」
「この先に階段がある、そこまで撤退するぞ」
廊下を疾走しながらエドは次々に壁を作り出し、
巨大な十字架を担ぎながらそれに並走するタカマチが指示を出す。
この私でも寒気がするような魔人を前に、若者たちは生への希望を微塵も疑う様子はない。
私はと言えば、ただ敵襲に対し反射的な防衛行動をとっているだけの生ける屍。
巨大な十字架を担ぎながらそれに並走するタカマチが指示を出す。
この私でも寒気がするような魔人を前に、若者たちは生への希望を微塵も疑う様子はない。
私はと言えば、ただ敵襲に対し反射的な防衛行動をとっているだけの生ける屍。
(これが若さか……)
「どうする? このまま外に逃げても遮蔽物のない場所じゃあっというまにハチの巣だ」
「ここで迎え撃つ。絶対殺すなよ、あたしは殺るくらいなら殺られるほうを選ぶっ!」
「上等ッ! 俺の錬金術で何とか拘束してみる。牽制とか、頼めるか?
一瞬でいい、奴の動きを止めてくれ」
一瞬でいい、奴の動きを止めてくれ」
階段手前、廊下に対し、死角となるポイントでタカマチは十字の武器を構える。
武器の外装が二つに分かれると、中から砲身が現れる。
武器の外装が二つに分かれると、中から砲身が現れる。
「おいおい……物騒なもん持ってるな……殺すなよな?」
「誰に言ってんだいっ! 任せときなって」
だが、おかしい。先ほどより断続的に響きわたる壁の破砕音。
それが最後の一枚を残して止まったのだ。
固唾を飲み、魔人が姿を現すのを待ち構える二人。
それが最後の一枚を残して止まったのだ。
固唾を飲み、魔人が姿を現すのを待ち構える二人。
だから気付く事が出来たのは私だけだった。
「窓から来るぞ!」
警告を発すると同時に硝子を砕き飛び込んでくる蒼白き影。
竜巻のような回転を加えた蹴りがタカマチを吹き飛ばす。
だが、咄嗟に構えた武器で防御出来たのは称賛に値しよう。
竜巻のような回転を加えた蹴りがタカマチを吹き飛ばす。
だが、咄嗟に構えた武器で防御出来たのは称賛に値しよう。
兵は詭道なり。
魔人は待ち構えられている事を察知し、正面からではなく、窓から外に回り込み
再び我々の前に姿を現したのだ。
魔人は待ち構えられている事を察知し、正面からではなく、窓から外に回り込み
再び我々の前に姿を現したのだ。
魔人はふっ飛ばしたタカマチには目もくれず、エドに銃口を向ける。
完全に虚を突かれながらも、エドはなんとか回避運動を始める。
だが、遅い。遅すぎる。
あの壁を作り出す術は両手で手を合わせて、壁に手を付ける必要があるのだ。
指を動かすという一工程だけで破壊をまき散らすあの武器に対し、そのような動作を行うのは不可能。
故に少年を待つのは死という定め。
次の瞬間には物言わぬ死骸となり、無様に血に塗れているだろう。
それを……ただ座して見ていていいのか?
完全に虚を突かれながらも、エドはなんとか回避運動を始める。
だが、遅い。遅すぎる。
あの壁を作り出す術は両手で手を合わせて、壁に手を付ける必要があるのだ。
指を動かすという一工程だけで破壊をまき散らすあの武器に対し、そのような動作を行うのは不可能。
故に少年を待つのは死という定め。
次の瞬間には物言わぬ死骸となり、無様に血に塗れているだろう。
それを……ただ座して見ていていいのか?
バキッ!
気付いた瞬間、私の身体は魔人に殴りかかっていた。
もはや戦意などないと思っていたこの身体に満ちる気合は何事か。
吹き抜ける殺意の蒼き風。
だが朱氏や飛虎と共にこの身に刻み込んだ三百年の修練が、その殺意に自動的に反応する。
一撃を防御するたびに骨が撓み、肉は軋む。
もはや戦意などないと思っていたこの身体に満ちる気合は何事か。
吹き抜ける殺意の蒼き風。
だが朱氏や飛虎と共にこの身に刻み込んだ三百年の修練が、その殺意に自動的に反応する。
一撃を防御するたびに骨が撓み、肉は軋む。
「おっさんっ!」
視界の端に目に入る練成の光。
壁から伸びてきた巨大な手が、魔人を反対側の壁に押さえつける。
これもエドの術なのか。
この質量で抑えつければいかな魔人とて、もはや身動き出来まい。
壁から伸びてきた巨大な手が、魔人を反対側の壁に押さえつける。
これもエドの術なのか。
この質量で抑えつければいかな魔人とて、もはや身動き出来まい。
「ふー、助かったぜ、おっさん。あんた強いんだな……」
大きな術を使った反動か、疲労困憊といった様子のエド。
十字架を支えに起き上がるタカマチ。
誰も失わずに済んだこの結末に私は少し安堵する。
やれやれ、飛虎の替わりでも望んでいると言うのか私は……
奴の替わりなどどこにもいないというのに……
十字架を支えに起き上がるタカマチ。
誰も失わずに済んだこの結末に私は少し安堵する。
やれやれ、飛虎の替わりでも望んでいると言うのか私は……
奴の替わりなどどこにもいないというのに……
「ククク……」
壁に押さえつけられて、項垂れていた魔人が含み笑いを漏らす。
「ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
「な、なにがおかしいんだい!?」
「この程度で僕を封じたと思っているのかい? まったく揃いも揃っておめでたい連中だ……」
「……っ!?」
突然タカマチが我々に武器を向ける。
まるで操り糸に操られる人形のようにギクシャクと。
まるで操り糸に操られる人形のようにギクシャクと。
「お、おいっ! 何やってんだっ!」
「あ……身体が……勝手に動いて……厭だぁっ!」
十字武器の短いほうの筒先が狙いを着けて発砲。
空間が炎に包まれた。
空間が炎に包まれた。
◇ ◇ ◇
眼に見えないほどの微細な金属糸を対象の脊髄に突き刺し、電気信号を送り込み、強制的に操る。
それが異能の殺人集団からも恐れられ、別格の存在とされるレガート・ブルーサマーズの魔技。
それが異能の殺人集団からも恐れられ、別格の存在とされるレガート・ブルーサマーズの魔技。
だが、やはりその技は予想通り制限を受けていた。
対象はただの人間だと言うのにまるであのヴァッシュ・ザ・スタンピードを操る時のような、異常な抵抗を受けるのだ。
これでは対象が禁忌としているようなことをさせる事は難しいだろう。
対象はただの人間だと言うのにまるであのヴァッシュ・ザ・スタンピードを操る時のような、異常な抵抗を受けるのだ。
これでは対象が禁忌としているようなことをさせる事は難しいだろう。
仕方なくロケットランチャーを、自分を拘束する「腕」に向かって発射させる。
あのミカエルの眼の誇る最強の個人兵装。
その一撃は過たず「腕」を打ち砕いた。
あのミカエルの眼の誇る最強の個人兵装。
その一撃は過たず「腕」を打ち砕いた。
少女を操っていた金属糸を自分の体の制御に戻し、「腕」の残骸を振りほどく。
その間に三人は階段を上り逃走。
その間に三人は階段を上り逃走。
「逃がしはしないよ……」
一息で踊り場まで跳躍。着地と同時に足元の違和感に気付く。
――ザァ……
階段が砂のように崩壊する。
これもあの少年の技なのか。
この階段での追撃は不可能と判断し、別の階段を探す。
どこに逃げようと逃しはしない。
こちらのほうがスピードは圧倒的に上なのだ。
せいぜい無駄な抵抗を続けるがいい。
この病院が貴様らの棺桶になるのだ。
これもあの少年の技なのか。
この階段での追撃は不可能と判断し、別の階段を探す。
どこに逃げようと逃しはしない。
こちらのほうがスピードは圧倒的に上なのだ。
せいぜい無駄な抵抗を続けるがいい。
この病院が貴様らの棺桶になるのだ。
◇ ◇ ◇
「ご、ごめんよ。身体が勝手に動いて……必死に抵抗したんだけどっ!」
「ふむ、奴の技かも知れぬな」
他人の肉体を自分の意のままに操る。
あの女狐めの誘惑の術のような効果を持つ技を、あの魔人は操ると言うのか。
あの身体能力に加え、そのような技まで持つとなれば容易ならざる難敵。
あの女狐めの誘惑の術のような効果を持つ技を、あの魔人は操ると言うのか。
あの身体能力に加え、そのような技まで持つとなれば容易ならざる難敵。
先ほど最後の練成で階段を崩したエドは、聞仲に背負われている。
術の使いすぎで疲労したのか走ることも出来ない有り様なのだ。
この戦力では、もはやあの敵に抗する事は出来まい。
事態を打開出来る物はないかと、手に持つデイパックの中を探る。
この戦力では、もはやあの敵に抗する事は出来まい。
事態を打開出来る物はないかと、手に持つデイパックの中を探る。
「む、これは……屋根の上までいくぞ」
手の中にある希望を握りしめると、私は足に力を込めて階段を駆け上る。
かつて中華全ての人間を背負った双肩に、人一人の重みがやたらと重く感じられた。
かつて中華全ての人間を背負った双肩に、人一人の重みがやたらと重く感じられた。
◇ ◇ ◇
病院の中を気配を探して走りまわる。
単分子鎖ナノ鋼糸があれば、自ら動かずとも相手の動きなど手に取るようにわかるのだが……
ないものはしょうがない。
単分子鎖ナノ鋼糸があれば、自ら動かずとも相手の動きなど手に取るようにわかるのだが……
ないものはしょうがない。
屋上に巨大な力の気配を感じる。
なるほど、決戦は屋上か。
追いつめられた獲物たちがどのような抵抗を示してくるのか。
恍惚とした笑顔すら浮かべてレガートは階段を上る。
なるほど、決戦は屋上か。
追いつめられた獲物たちがどのような抵抗を示してくるのか。
恍惚とした笑顔すら浮かべてレガートは階段を上る。
あの黒い衣の男……奴の身体能力は超人の域に達していた。
まったくもって素晴らしいところだ。
こうも強者ばかりが集められているとは。
しかも、この自分に対して不殺を貫こうなどと……
あのヴァッシュ・ザ・スタンピードのような信念が折れるさまも見てみたいものだが……
まったくもって素晴らしいところだ。
こうも強者ばかりが集められているとは。
しかも、この自分に対して不殺を貫こうなどと……
あのヴァッシュ・ザ・スタンピードのような信念が折れるさまも見てみたいものだが……
扉をぶち破り、レガートは屋上へと転がり込んだ。
すばやく周囲を確認。誰もいない。
いや、気配は更に上から発せられている。
すばやく周囲を確認。誰もいない。
いや、気配は更に上から発せられている。
レガートは頭上を見て驚愕する。
見たこともない巨大な生物が頭上に浮遊していたのだ。
これこそかつて魔家四将が使っていた、花狐貂と呼ばれる仙人界の宝貝。
聞仲の力を得て3人を乗せ、今まさに飛び立つところだった。
これこそかつて魔家四将が使っていた、花狐貂と呼ばれる仙人界の宝貝。
聞仲の力を得て3人を乗せ、今まさに飛び立つところだった。
手に持つFN P90をフルオートで撃ちまくる。
だが鋼の牙は鯨に食い込む事もなく、花狐貂は暗闇の空の向こうへと消えていった……
だが鋼の牙は鯨に食い込む事もなく、花狐貂は暗闇の空の向こうへと消えていった……
【D-2/病院屋上/1日目 黎明】
【レガート・ブルーサマーズ@トライガン・マキシマム】
[状態]:疲労(中)全身にダメージ(中)、左拳骨折、エドワード・聞仲への興味
[服装]:
[装備]:金属糸×1 FN P90(0/50)
[道具]:支給品一式、FN P90の予備弾倉×2 不明支給品0〜1
[思考]
基本:ナイブズの敵を皆殺しにし、ナイブズに自分の忠誠の強さを知ってもらう。
1:自分の忠誠に見合うような強者を探して殺す。
2:逃がした連中を探して殺す
3:1、2をこなしつつナイブズを探し、合流する
4:あるのなら自分の金属糸を探す
5:あの乗り物はいったい?
[備考]
※11巻2話頃からの参戦です
※ナイブズが参加させられていることに気付いています
※金属糸は没収対象外のもので、レガートの身体を動かすために使用されています。これが外れると、身動き一つできなくなります
※最初から装備していた金属糸の、相手へ使用する際の最大射程は、後続の書き手さんにお任せします
※自分の技能の制限内容に気付きました
[状態]:疲労(中)全身にダメージ(中)、左拳骨折、エドワード・聞仲への興味
[服装]:
[装備]:金属糸×1 FN P90(0/50)
[道具]:支給品一式、FN P90の予備弾倉×2 不明支給品0〜1
[思考]
基本:ナイブズの敵を皆殺しにし、ナイブズに自分の忠誠の強さを知ってもらう。
1:自分の忠誠に見合うような強者を探して殺す。
2:逃がした連中を探して殺す
3:1、2をこなしつつナイブズを探し、合流する
4:あるのなら自分の金属糸を探す
5:あの乗り物はいったい?
[備考]
※11巻2話頃からの参戦です
※ナイブズが参加させられていることに気付いています
※金属糸は没収対象外のもので、レガートの身体を動かすために使用されています。これが外れると、身動き一つできなくなります
※最初から装備していた金属糸の、相手へ使用する際の最大射程は、後続の書き手さんにお任せします
※自分の技能の制限内容に気付きました
※病院1Fの地形が一部変わりました。
【FN P90@スパイラル 〜推理の絆〜】
カノン・ヒルベルトが使用したPDW(Personal Defence Weapon:個人防衛兵器)
カノン・ヒルベルトが使用したPDW(Personal Defence Weapon:個人防衛兵器)
【D-2西部/1日目 黎明】
【高町亮子@スパイラル 〜推理の絆〜】
[状態]:疲労(小)打撲
[服装]:月臣学園女子制服
[装備]:パニッシャー(機関銃 100% ロケットランチャー 0/1)
[道具]:支給品一式、拡声器、各種医療品 機関銃弾倉×2 ロケットランチャー予備弾×2
[思考]
基本:この殺し合いを止め、主催者達をぶっ飛ばす
1:とにかく仲間を集める。
2:ヒズミ(=火澄)って誰だ? 鳴海の弟とカノンは、あたし達に何を隠しているんだ?
3:できれば香介は巻き込まれていないといいんだけど……
4:あのおさげの娘(結崎ひよの)なら、パソコンから情報を引き出せるかも。
5:そういや、傷が治ってる……?
6:勝手に身体が動いた?
7:エドの力に興味
8:何この鯨
[備考]
※第57話から第64話の間のどこかからの参戦です。身体の傷は完治しています。
※火澄のことは、ブレード・チルドレンの1人だと思っています。
また、火澄が死んだ時の状況から、歩とカノンが参加していることに気付いています。
※秋瀬 或の残したメモを見つけました。4thとは秋瀬とその関係者にしか分からない暗号と推測しています。
[状態]:疲労(小)打撲
[服装]:月臣学園女子制服
[装備]:パニッシャー(機関銃 100% ロケットランチャー 0/1)
[道具]:支給品一式、拡声器、各種医療品 機関銃弾倉×2 ロケットランチャー予備弾×2
[思考]
基本:この殺し合いを止め、主催者達をぶっ飛ばす
1:とにかく仲間を集める。
2:ヒズミ(=火澄)って誰だ? 鳴海の弟とカノンは、あたし達に何を隠しているんだ?
3:できれば香介は巻き込まれていないといいんだけど……
4:あのおさげの娘(結崎ひよの)なら、パソコンから情報を引き出せるかも。
5:そういや、傷が治ってる……?
6:勝手に身体が動いた?
7:エドの力に興味
8:何この鯨
[備考]
※第57話から第64話の間のどこかからの参戦です。身体の傷は完治しています。
※火澄のことは、ブレード・チルドレンの1人だと思っています。
また、火澄が死んだ時の状況から、歩とカノンが参加していることに気付いています。
※秋瀬 或の残したメモを見つけました。4thとは秋瀬とその関係者にしか分からない暗号と推測しています。
【エドワード・エルリック@鋼の錬金術師】
[状態]:疲労(大)、全身にダメージ
[服装]:
[装備]:機械鎧
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜2
[思考]
基本:この殺し合いを止める。誰も殺させはしない
1:疲れた…
2:首輪を外すためにも工具が欲しい
3:白コートの男(=レガート)はなんとかしないと…
4:何この乗り物。かっちょいい
[備考]
※遅くとも第67話以降からの参戦です
※首輪に錬金術を使うことができないことに気付きました
[状態]:疲労(大)、全身にダメージ
[服装]:
[装備]:機械鎧
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜2
[思考]
基本:この殺し合いを止める。誰も殺させはしない
1:疲れた…
2:首輪を外すためにも工具が欲しい
3:白コートの男(=レガート)はなんとかしないと…
4:何この乗り物。かっちょいい
[備考]
※遅くとも第67話以降からの参戦です
※首輪に錬金術を使うことができないことに気付きました
【聞仲@封神演義】
[状態]:疲労(小)健康、喪失感
[服装]:
[装備]:花狐貂
[道具]:支給品一式、不明支給品0〜1
[思考]
基本:特に為すべきこともないが…
1:とりあえず安全なところまで子供たちを運んでやるか
2:エドの術に興味
[備考]
※黒麒麟死亡と太公望戦との間からの参戦です
※身体の傷は完治しています。
[状態]:疲労(小)健康、喪失感
[服装]:
[装備]:花狐貂
[道具]:支給品一式、不明支給品0〜1
[思考]
基本:特に為すべきこともないが…
1:とりあえず安全なところまで子供たちを運んでやるか
2:エドの術に興味
[備考]
※黒麒麟死亡と太公望戦との間からの参戦です
※身体の傷は完治しています。
【花狐貂@封神演義】
くじらのような形の攻城兵器。浮遊移動しながら城壁などを破砕しつつ飲み込む。
外装は強固だが、内部に侵入されると脆い。ポケットに入る程度まで小型化することも可能。
制限として全長を10Mほどに縮小、遠隔操作不可、仙人以外でも使えるが疲労が激しい
くじらのような形の攻城兵器。浮遊移動しながら城壁などを破砕しつつ飲み込む。
外装は強固だが、内部に侵入されると脆い。ポケットに入る程度まで小型化することも可能。
制限として全長を10Mほどに縮小、遠隔操作不可、仙人以外でも使えるが疲労が激しい
【パニッシャー@トライガン・マキシマム 】
装甲の強度の低下と軽機関銃程度の火力に制限されている
合わせて全長を1メートル半ほどに小型化
代わりに30kg程度の重さになっている
装甲の強度の低下と軽機関銃程度の火力に制限されている
合わせて全長を1メートル半ほどに小型化
代わりに30kg程度の重さになっている
時系列順で読む
Back:鬼巫女 Next:それは小さな小さな『棘』
投下順で読む
Back:鬼巫女 Next:秋山優――続・卑怯番長の女難
039:扉を開いたらまた次の扉 | エドワード・エルリック | 065:贖罪のラプソディー |
033:Overture ~序曲~ | 高町亮子 | 065:贖罪のラプソディー |
039:扉を開いたらまた次の扉 | 聞仲 | 065:贖罪のラプソディー |
039:扉を開いたらまた次の扉 | レガート・ブルーサマーズ | 084:ナイブズ様がみてる |