銭起 せんき
?-782
盛唐の官人・詩人。字は仲文。呉興の人。天宝十年(751)の進士。校書郎・考功郎中を歴任、大暦年間(766-779)には
太清宮使・翰林学士に至った。
郎士元と名声を同じくし、当時の人は「前に沈・宋(
沈佺期・
宋之問)あり、後に銭・郎あり」と語った。「前に沈宋あり、後に銭郎あり」と称された。
盧綸・
吉中孚・
韓翃・
司空曙・
苗発・
崔峒・
耿湋・
夏侯審・
李端とともに「大暦十才子」に数えられる。『銭起詩』一巻がある。『新唐書』に短い伝がある。
志・史料
外部リンク
最終更新:2023年11月27日 17:49