嗣呉王李祗 りし
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中唐の宗室・官人。
李琨の子。呉王
李恪の孫。
太宗の曾孫。信安郡王
李禕の弟。兄に譲られて嗣呉王に封ぜられ、東平太守となった。天宝十四載(755)
安禄山が叛くと、兵を募集して賊を防いだから、
玄宗にお褒めのお言葉をいただいた。翌年、陳留太守、持節河南道節度採訪使、太僕・宗正卿となる。大暦年間(766-779)に宗室の長老であるから、太子賓客、集賢院待制となった。子に
李岵・嗣呉王
李巘がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻八十 列伝第五 太宗諸子 鬱林王恪 嗣呉王祗
『旧唐書』巻七十六 列伝第二十六 太宗諸子 呉王恪 孫信安郡王褘 祗
外部リンク
最終更新:2024年08月12日 23:50