薬子昂

薬子昂 やくしごう

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中唐の官人。殿中監。宝応元年(762)安史の乱において回紇が史朝義につこうとするのを、回紇軍を出迎えて労いと視察を行い、説得して回紇を唐につかせることに成功した。この功により御史中丞、左廂兵馬使となったが、雍王(後の徳宗)の無礼を咎めた回紇がその部下を杖殺するのに立ち会わされた。右武衛大将軍となり、同年、代宗は権臣の李輔国の軍権を奪うため、薬子昂を判元帥行軍司馬に任じて、李輔国と代わらせようとしたが、固辞した。

列伝

『新唐書』巻二百七 列伝第一百三十二 宦者上 程元振
『新唐書』巻二百八 列伝第一百三十三 宦者下 李輔国
『新唐書』巻二百一十七上 列伝第一百四十二上 回鶻上

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最終更新:2024年08月30日 01:25
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