婁敬思 るけいし
?-903
唐末の武将。
朱全忠の部将。天復元年(901)朝廷の宦官
韓全誨と宰相
崔胤が軍権をめぐって対立すると、韓全誨が
李茂貞の兵を呼び寄せると、崔胤は朱全忠の兵を招聘し、兵三千を入れて南司(朝臣)におらせ、婁敬思に司らせた。韓全誨・
董従実らが
昭宗を擁して李茂貞のもとに逃れると、
孫徳昭とともに長安にとどまった。天復三年(903)華州を防衛したが、
王師範の部将
劉鄩に攻められて陥落、戦死した。
列伝・史料
最終更新:2024年09月18日 09:15