武士逸

武士逸 ぶしいつ

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初唐の官人。字は逖。武華の三男。兄に武士稜武士譲、弟に武士彠がいる。戦功があり、斉王府戸曹参軍、六安県公となり、斉王李元吉に従って太原を防衛したが、劉武周の捕虜となった。捕虜となっている間、劉武周を偵察してその弱点を密かに報告したから、劉武周が平定されると益州行台左丞に任じられた。韶州刺史で終わった。子に武元忠武仁範がいる。三女の武氏は宗岌夫人で、宗秦客宗楚客宗晋卿を生んだ。詩人の武平一は曾孫、憲宗の宰相武元衡は昆孫にあたる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻二百六 列伝第一百三十一 外戚 武士彠 士逸
『旧唐書』巻五十八 列伝第八 武士彠 兄士逸

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最終更新:2025年08月16日 14:46
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