長平王李叔良 りしゅくりょう
?-621
初唐の宗室・武将。
李禕の子。
李虎の孫。
李徳良・
李幼良の兄。
高祖の従兄弟にあたる。唐が成立すると、武徳元年(618)長平郡王に封ぜられた。涇州に駐屯し、
薛仁杲を防いだが、薛仁杲の偽計にかかって大敗し、さらに防備を固めることとなった。突厥の侵入に際して迎撃したが、流矢にあたって戦没した。諡を粛という。子に
李孝協・
李孝斌が、孫に画家の
李思訓が、曾孫に
玄宗の宰相
李林甫がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻七十八 列伝第三 宗室 太祖諸子 長平粛王叔良
『旧唐書』巻六十 列伝第十 宗室 太祖諸子 代祖諸子 長平王叔良
外部リンク
最終更新:2024年09月22日 02:24