舞台(ぶたい)は、舞台上で主に動かないものや大掛かりな装置のデザインを考え、制作または集める部署。
舞台監督は、単なる舞台のトップとは少々意味合いが異なる場合があるので注意。
スタッフマニュアルより
予定を立てる
第一回スタッフワーク大会議で次の予定を立てる。
- 会場図感性 目安:下見の後2,3週間後まで
- 舞台図感性 1,2週間後まで
- 舞台進行表完成 通しの後
これらは各人に渡す。
舞台プランをたてる
台本を読み演出と相談し、基本的な舞台プランを会場全体を視野に入れて立てる
- どのような雰囲気の舞台にするか
- どのような装置が必要か
- 広さや高さをどうするか
変更点については随時演出に確認する。
装置として必要なものをみんなから集める。集めたものは誰に何を借りたかリストアップし確実に補完。
会場の下見
会場の広さや高さなどを細かく正確に寸法を図る。必要なさそうなデータも取っておく。いつ必要になるかわからない。
いす、平台など、どんなものが、どれだけ使えるか確認する。
どこに立てば何がどのように見えるか確認する。
舞台、客席、
音響・
照明ブース、受付などの大まかな位置を考える。
何よりも舞台のイメージをつくることが必要。
会場図をつくる
会場の下見、各スタッフの要望をもとに舞台、客席、音響・照明ブース、受付などの位置を決め、配線なども含め総合的に、正確な会場図を書き全員に配る。
舞台図をつくる
装置の大きさや会場図を基に、舞台上のどの位置にどんな装置を置くか決め、演出家と相談し役者の立ち位置(照明用)を決め、これらをまとめて
正確な舞台図を描き、全員に配る。
装置を配置するバリエーションの数だけつくる。
場見りなどは練習時につくってみる。
装置をつくる
装置の設計図を描き必要なものを調達する。
制作に人手と日程を確保してもらう。
装置作りの指示をだす。そのためにも、指示できるだけの技術を身につけよう。
工具などの管理はしっかりしておくこと。(元に戻すなど)
演出と離れて仕事することが多いので連絡は密に。
舞台進行表をつくる
本番中の装置の移動をシーンごとにまとめる。誰が、いつ、何をするか決めてそれらを舞台進行表にまとめる。
舞台進行表はわかりやすく、きっかけ(音、光)などを考慮に入れて作る。
出はけ表をつくる
描く役者がいつ、どこから登場するか、どこにはけるか、をまとめて出はけ表をつくり全員に配る。
会場つくりに必要なものを手配・調達する
客席に必要なイス・平台・座布団を手配する。
会場の装飾品を調達する、必要なら作る。
暗幕・工具・袖用懐中電灯・テープ・
バインド線・針金・釘類を確認し、必要なものを調達する。
搬入
搬入する装置を確認する。暗幕・工具・袖用懐中電灯・テープ・バインド線・針金・釘類は箱にまとめ、箱にあhはっきりと中身を描く。
搬入するものをリストアップし、リストを制作に渡す。
搬入する順番に部屋を並べておく。
会場設営
会場設営の士気は舞台監督がとろう。
会場設営の順序。
①照明を吊る。「吊りものが先」は舞台の鉄則。
②照明の配線をする。同時に音響のスピーカーを固定しスピーカーコードをはわせる。
③舞台上に装置をセッティングし、立ち位置などを場見る。外交を遮断する。同時に音響・照明ブースのセッティング。
④照明の微調整。同時にそでの見切り線をつけ、懐中電灯に青セロファンを張りそでに固定する。ここまでは役者の練習よりも全員で行うべきである。
⑤客席をつくる。会場の装飾、外交遮断を考えて。
⑥受付場所を指定する。
撤収
事前にスケジュールを立てておく。装置のバラシの指示を出す。
暗幕・工具・袖用懐中電灯・テープ・バインド線・針金・釘類を搬入時と同じ状態にもどす。
反省
使った会場図、舞台図、設計図、舞台進行表などを制作に渡す。
舞台関係備品のリストをつくる。
装置のうちみんなから集めたものを返却する。
しろちゃんの場合舞台監督は舞台美術。装置の仕事がメインになっているが、監督である以上、舞台に関係のある照明・音響などすべてに責任を持つ。
まず正確な会場図・舞台図を描き、その上で様々なことをシミュレーションできるようにする。
特に照明にとっては舞台上のどこにどんな装置が置かれるか、などは非常に重要なので、正確な舞台図をできるだけ早く渡してあげよう。
舞台監督はできるだけ役者の練習を見て、新たに必要になってくる装置についてすぐ演出に確認できるようにしよう。
演出の意向を確認しながら仕事を進める。
借りたものはキチンとリストアップし確実に返却する。
早め早めに予定を立てる。
しろの慣習や専門用語などを知らない人への説明をしっかりする。
S1の階段下の荷物はS1の中に入れる。
畳やはござだけでなく古い畳もくれる。
最終更新:2010年01月25日 00:00