Kyoku-Gen Eat ◆F9bPzQUFL.
ハラヘッタがあらわれた!
オカワリジユーがあらわれた!
タベホーダイがあらわれた!
な、なんと、がったいしてショクヨクマジーンになった!!
ショクヨクマジーンのおいしそうなおと!
ミアカはおなかがすいてしょうがない!
ミアカはごはんのことをかんがえている!
ショクヨクマジーンのおいしそうなにおい!
ミアカはおなかがすいてしょうがない!
ミアカはおいしいごはんのことをかんがえている!
ミアカはめのまえがまっくらになった!
ミアカはショクヨクマジーンにやられてしまった……。
夕城美朱は今、食欲と戦っている。
頭の中でファミコンのゲームのようなドンパチが繰り広げられているほどに、切羽詰っていたのだ。
当然、真っ先に確認するのは自分のデイパックの中。
支給されていた食料を全てデイパックから引きずり出したのだ。
この殺し合いには全員に均等に食料が配られている。普通の成人男性で三日ほどは空腹を覚えずに過ごせる量だ。
だが、彼女は四人分の料理が盛り付けられている皿を一瞬で綺麗に出来る。
支給された食料を完食することなど、彼女にかかれば数分もかからないことである。
腹を満たすことに重点を置かれた、ほぼ無味の質素な食事を胃袋に詰め込んだ。
しかし一般人の三日分の食料を詰め込んだ胃袋は、空腹と新たな情報を脳に伝える。
「もっと味のするものをよこせ」と。
彼女の頭の中では今のは食事の範疇に入っていなかった。
シュークリームだとか、チンジャオロースーだとか、肉まんだとか、バウムクーヘンだとか。
彼女のいま食べたくてしょうがないものが頭の中でグルグルと回っている。
そして無意識のうちに立ち上がって、ゆっくりと歩き始めた。
己の食欲を満たしてくれる、何かを求めて。
頭の中でファミコンのゲームのようなドンパチが繰り広げられているほどに、切羽詰っていたのだ。
当然、真っ先に確認するのは自分のデイパックの中。
支給されていた食料を全てデイパックから引きずり出したのだ。
この殺し合いには全員に均等に食料が配られている。普通の成人男性で三日ほどは空腹を覚えずに過ごせる量だ。
だが、彼女は四人分の料理が盛り付けられている皿を一瞬で綺麗に出来る。
支給された食料を完食することなど、彼女にかかれば数分もかからないことである。
腹を満たすことに重点を置かれた、ほぼ無味の質素な食事を胃袋に詰め込んだ。
しかし一般人の三日分の食料を詰め込んだ胃袋は、空腹と新たな情報を脳に伝える。
「もっと味のするものをよこせ」と。
彼女の頭の中では今のは食事の範疇に入っていなかった。
シュークリームだとか、チンジャオロースーだとか、肉まんだとか、バウムクーヘンだとか。
彼女のいま食べたくてしょうがないものが頭の中でグルグルと回っている。
そして無意識のうちに立ち上がって、ゆっくりと歩き始めた。
己の食欲を満たしてくれる、何かを求めて。
夕城美朱は今、食欲と戦っている。
今の彼女の頭は、空腹を解消することで頭がいっぱいなのだ。
今の彼女の頭は、空腹を解消することで頭がいっぱいなのだ。
「厄介なことに巻き込まれたな……」
頭を掻きながら青年、田村一登は一人呟く。
あの騒動の後、家に帰ろうと思い車に乗り込んだと思ったはずだった。
ところが気がつけば見たこともない一室に連れ込まれていた。
車の近くには誰もいなかったし、何か眠らされるようなことをされた覚えもない。
一瞬で気を失わされ、この部屋に連れ込まれたのだ。
「これも、ESPの一種なのか?」
田村自身、経験したあの力なら。
アレだけの人数をあの一室に呼び寄せることも可能だろう。
田村が知る限り、その力を行使できる人物は三人。
笠間春彦、薬師丸未来路、そして……少年、S。
しかし、三者とも肉体的に疲弊しきっているはずだ。
瞬間移動だけではなく、あれだけの戦いを乗り越えた後こんなことをするのは不可能だ。
あの金髪の青年か、黒髪の少年のどちらかがあの三人を上回る強力なESP使いなのだろう。
頭を掻きながら青年、田村一登は一人呟く。
あの騒動の後、家に帰ろうと思い車に乗り込んだと思ったはずだった。
ところが気がつけば見たこともない一室に連れ込まれていた。
車の近くには誰もいなかったし、何か眠らされるようなことをされた覚えもない。
一瞬で気を失わされ、この部屋に連れ込まれたのだ。
「これも、ESPの一種なのか?」
田村自身、経験したあの力なら。
アレだけの人数をあの一室に呼び寄せることも可能だろう。
田村が知る限り、その力を行使できる人物は三人。
笠間春彦、薬師丸未来路、そして……少年、S。
しかし、三者とも肉体的に疲弊しきっているはずだ。
瞬間移動だけではなく、あれだけの戦いを乗り越えた後こんなことをするのは不可能だ。
あの金髪の青年か、黒髪の少年のどちらかがあの三人を上回る強力なESP使いなのだろう。
そして、もう一つの問題。
あの部屋に少年S、笠間春彦の二人が居たということである。
薄暗かったためはっきりと見ることは出来なかったが、二人とも何故か傷らしい傷は無かった。
ともかく、Sは春彦を狙うだろう。Sが春彦と出会ってしまう前に、春彦と合流しなければならない。
「……マズイな」
こうしては居られない、と勢いよく立ち上がり今いる場所から脱しようとしたそのときである。
あの部屋に少年S、笠間春彦の二人が居たということである。
薄暗かったためはっきりと見ることは出来なかったが、二人とも何故か傷らしい傷は無かった。
ともかく、Sは春彦を狙うだろう。Sが春彦と出会ってしまう前に、春彦と合流しなければならない。
「……マズイな」
こうしては居られない、と勢いよく立ち上がり今いる場所から脱しようとしたそのときである。
ぐうう、と小気味のいい音が腹から鳴った。
"腹が減っては戦は出来ぬ"とはよく言ったもので。
焦る気持ちとは裏腹に、自分の肉体は食事を欲しているようだ。
「腹ごしらえ、すっか」
幸い、今居る場所はホテルの食堂だった。
食材、調理器具には困らないだろうと思い、田村は食堂へと向かった。
「春ちゃん、腹へってねえかなあ……」
心の中で一人の少年のことを、気にかけながら。
焦る気持ちとは裏腹に、自分の肉体は食事を欲しているようだ。
「腹ごしらえ、すっか」
幸い、今居る場所はホテルの食堂だった。
食材、調理器具には困らないだろうと思い、田村は食堂へと向かった。
「春ちゃん、腹へってねえかなあ……」
心の中で一人の少年のことを、気にかけながら。
調理場には田村の予想通り、調理器具そして僅かながら食材が残っていた。
プロですら魅了されそうな手捌きで、田村は次々と食材を調理していく。
切る、混ぜる、煮込む、焼く、蒸す。
あっという間に、食材たちは料理へと姿を変える。
彼の料理の腕前は、彼を知る人間なら誰しもが認めるほどの腕前だ。
そこらの料理店の物とは、比べ物にもならない。
盛り付けの細部にまで拘られた料理たちが、艶々と光り輝くようにすら見える。
しかし、完成してから田村はあることに気がつく。
「参ったな、いつもの癖で多く作りすぎちまった」
いつも舎弟たちへ料理を振舞っていた田村は、大人数用に料理を作ることが多かった。
その癖で、今回も少し多めに作ってしまったのだ。
人数にして、6~8人分。
流石にその料理たちを彼一人で全て平らげることは厳しいだろう。
「まあいい、まずは腹ごしらえと行くか」
残った分はどうにかなる。
そんなことを考えながら、彼は食堂へと完成した料理を一個ずつ運んでいく。
プロですら魅了されそうな手捌きで、田村は次々と食材を調理していく。
切る、混ぜる、煮込む、焼く、蒸す。
あっという間に、食材たちは料理へと姿を変える。
彼の料理の腕前は、彼を知る人間なら誰しもが認めるほどの腕前だ。
そこらの料理店の物とは、比べ物にもならない。
盛り付けの細部にまで拘られた料理たちが、艶々と光り輝くようにすら見える。
しかし、完成してから田村はあることに気がつく。
「参ったな、いつもの癖で多く作りすぎちまった」
いつも舎弟たちへ料理を振舞っていた田村は、大人数用に料理を作ることが多かった。
その癖で、今回も少し多めに作ってしまったのだ。
人数にして、6~8人分。
流石にその料理たちを彼一人で全て平らげることは厳しいだろう。
「まあいい、まずは腹ごしらえと行くか」
残った分はどうにかなる。
そんなことを考えながら、彼は食堂へと完成した料理を一個ずつ運んでいく。
大きなテーブルにずらりと並べられた料理たち。
ここのホテルで出されていた料理だといっても、誰も疑いはしないだろう。
それほど、美しく洗練された物がテーブルに並んでいる。
最後の一つを並べ終え、自分用の取り皿と箸を並べて席に着く。
そして手を合わせ、目を閉じ、食事を始める言葉をゆっくりと呟く。
「いただきます」
ここのホテルで出されていた料理だといっても、誰も疑いはしないだろう。
それほど、美しく洗練された物がテーブルに並んでいる。
最後の一つを並べ終え、自分用の取り皿と箸を並べて席に着く。
そして手を合わせ、目を閉じ、食事を始める言葉をゆっくりと呟く。
「いただきます」
その時食堂に響いたのは、二人分の声だった。
目を開いてみると、すぐ隣には制服を着た少女が既に食事を始めていたのだ。
何を言っているのか分からないが、自分でも何が起こったのかわからなかった。
とりあえず、隣に少女が居るという自体を飲み込もうと田村が必死に頭を働かせている時だった。
何を言っているのか分からないが、自分でも何が起こったのかわからなかった。
とりあえず、隣に少女が居るという自体を飲み込もうと田村が必死に頭を働かせている時だった。
気づいてしまったのだ。
目の前の少女が、6~8人分はある大皿を、たった一人で完食していることに。
それも、ものの数秒で。
目の前の少女も、ひょっとするとESP使いなのだろうか?
様々な可能性を田村はひたすら頭の中で考え続ける。
それも、ものの数秒で。
目の前の少女も、ひょっとするとESP使いなのだろうか?
様々な可能性を田村はひたすら頭の中で考え続ける。
実は、少女はただお腹がすいていただけで。
漂ってくる料理の臭いを頼りに足を動かし。
視界に料理が映りこんだ瞬間には既に着席し、食事を始めていただけだった。
漂ってくる料理の臭いを頼りに足を動かし。
視界に料理が映りこんだ瞬間には既に着席し、食事を始めていただけだった。
食べるスピードはESPでもなんでもなく、ただ彼女が大喰らいなだけである。
まあ……大皿ごと流し込むという荒業をやってのける所為でもあるのだが。
まあ……大皿ごと流し込むという荒業をやってのける所為でもあるのだが。
田村が考えることをやめ、意を決して田村が少女に話しかけるのは……少し先のことである。
【G-8/ホテル、食堂/朝】
【夕城美朱@ふしぎ遊戯】
[状態]:空腹
[装備]:
[道具]:基本支給品(食料なし)、不明支給品(1~3)
[思考]
基本:お腹すいた。
1:美味しいものがいっぱいあって幸せ……
【夕城美朱@ふしぎ遊戯】
[状態]:空腹
[装備]:
[道具]:基本支給品(食料なし)、不明支給品(1~3)
[思考]
基本:お腹すいた。
1:美味しいものがいっぱいあって幸せ……
【田村一登@ぼくの地球を守って】
[状態]:!?
[装備]:出刃包丁(現地調達品)
[道具]:基本支給品、不明支給品(1~3)
[思考]
基本:一刻も早く笠間春彦と合流、護衛
1:!?
[備考]
※参戦時期は蓮妙寺爆発後、輪の見舞いに行く前です。
[状態]:!?
[装備]:出刃包丁(現地調達品)
[道具]:基本支給品、不明支給品(1~3)
[思考]
基本:一刻も早く笠間春彦と合流、護衛
1:!?
[備考]
※参戦時期は蓮妙寺爆発後、輪の見舞いに行く前です。
片恋限定。 | 時系列順 | はぐちゃんと僕 |
投下順 | ||
本編開始 | 夕城美朱 | [[]] |
田村一登 | [[]] |
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