Let Loose(Red Loser) ◆ARe2lZvhvo
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やり直しはできません
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何がいけなかったのだろうか。
どこで間違ってしまったのだろうか。
どうしてこうなってしまったのだろうか。
人類最悪と行動を共にしてしまったことだろうか。
山を登った先で人類最悪と出遭ってしまったことだろうか。
喫茶店で会った一人か二人に着いていかなかったことだろうか。
あの異常(アブノーマル)な彼女と接触してしまったことだろうか。
最初に出遭ってしまったのが過負荷(マイナス)な彼だったことだろうか。
そもそもこのバトルロワイアルに参加する羽目になってしまったことだろうか。
いや、どれも違う。
日常に嫌気が差し異常を願ったあのときも。
二段ベッドの上で眠りたいと思ったあのときも。
私立上総園学園の時計塔の分針を止めたあのときも。
奇人三人衆の間に割り入り少しずつ狂わせたあのときも。
ふや子さんが僕のことを好きになるよう仕向けたあのときも。
日々音楽室に通ってやがては迷路先輩と将棋を指したあのときも。
それらを積み重ねた結果としてこぐ姉を死なせてしまったあのときも。
その事件を「探偵ごっこ」を申し出た迷路先輩と共に調査したあのときも。
迷路先輩が死んで「犯人」だったふや子さんが崖村先輩に殺されたあのときも。
それら全てを突然僕のもとを訪れたくろね子さんに看破されてしまったあのときも。
きっと僕は間違っていたのだから。
おそらくはもっと前から僕は間違い続けていた。
それが間違いだとわかっていながら訂正しようともせず。
むしろそれを甘受してきた。
甘んじるどころか自ら進んで望んでいた。
異常に臨むために異常を望んだ。
結果得られた『非日常』は刹那的なものですぐに『日常』に戻り、『異常』に昇華することはなかった。
だから再び異常を望み、ついにこぐ姉を殺して獲た特大の『非日常』も一ヶ月足らずでまた元通り。
いつまで経っても、どんな手段を用いても囲われた世界から脱することはできなかった。
このバトルロワイアルだって、最初こそ戸惑ったけど実際に12時間以上を過ごしてしまえば異常も異常ではなくなる。
ああ、だからか。
端的に言えば油断していたのか、僕は。
最初こそ警戒していたのに、打ち解けてしまって。
隣にいることを許容してあまつさえ会話もしてしまって。
これは報いなのだろうか。
今までやり過ごしてきたことへの。
それとも罰なのだろうか。
これまで見過ごしてきたことへの。
もしかしたら救いなのかもしれない。
ただ、そうだとしたら随分と優しい救いなんだなと思う。
やっと、やっとだ。
本当は何が欲しいかほんの少しだけわかった気がする。
でも、気付くのが遅すぎた。
きっと早く気付いていたとしてもどうしようもなかったのかもしれないけれど。
やがて痛覚が認識を拒否する程の痛みに抱かれて僕の意識は薄れていく。
今まで出会った人の顔が浮かんでは消え、最後に浮かんだのはこぐ姉の笑顔だった。
――こぐ姉、これより不肖の弟が会いにいきますよ。
【串中弔士@世界シリーズ 死亡】
1
竹取山を抜けると、そこは平原だった。
狐さんの持つ首輪探知機はエリアの境界線も表示してくれるようになっていたので、僕達が無事に禁止エリアを抜けられたことを確認できた。
……なんであのときも活用しなかったのだろうと思ったけど、時間まで5分しかなかったからそれどころではなかったし。
ポルシェが爆発したし。
山火事も発生したし。
「……ちっ、もたもたしているうちに見失ったか」
狐さんが探知機の画面を見ながら舌打ちする。
どうやら、下山している間に会おうと思ってた人達が探知機の範囲より外に行ってしまったようだ。
当然だが探知できる範囲には限界があって、それは探知機を中心とする1エリア分だけらしい。
つまり、エリアの中心にいればそのエリア全域を把握できるけど、例えば東に向かったらそのエリアの西は探知できなくなる。
裏を返せば隣のエリアの東側を探知できるわけだから、そう不便なものでもないけど。
「どうするんですか?せっかくE-7に入ったのに」
「『せっかくE-7に入ったのに』――ふん。俺が会おうと思っていた
無桐伊織と櫃内様刻は今から見つけるのは少し骨が折れる。
点が動く速度もそこまで早いものでもなかったし確かに今から追うことも不可能でもないだろう。
だが、おそらくは俺とそいつらが近いうちに出会うことはない、そういう運命だ」
「そうですか……」
狐さんには聞こえないように溜め息をつく。
何度聞いても狐さんの話はわからないところがあるし、こうやって流す方が手っ取り早い。
また馬鹿にされたように笑われるよりは賛同するふりでもしておいた方がいいということをいつの間にか学んでいた。
もしくは、慣れていたと言った方が正しいのかもしれない。
「代わりと言ってはなんだが、貝木泥舟とかいうやつに会いに行くぞ」
僕のことも鳳凰さんのことも気にかけず勝手に次の方針を決めていた。
『近いうちに出会うことはない』ってそういうことか。
しかし、大丈夫なんだろうか。
もし、鳳凰さんとは違って見境なく襲ってくるような人だったらどうしようもないんじゃ……
あ、でも今は鳳凰さんがいるんだった。
危険なことには変わりないけど、他の人に狐さんを殺されるくらいなら、みたいな考えはしていてもおかしくないし。
……僕の安全が一切保障されていないんだけど。
うーん、これはまずいことになる前に逃げることも選択肢に入れておいた方がいい気がする。
とは言っても今の僕の装備は武器といったら包丁しかないしこの状況で逃げるなんて行動を取ったらそれこそ死亡フラグだ。
この近くだと不要湖ってとこが地図に載ってる場所だけどそこで何かの収穫があるとは到底思えないし。
それだったら狐さんの残り1つの支給品を――そうだ。
「そういえば鳳凰さんは使えるものはないんですか?」
「支給品のことか?言われてみれば我と虚刀流のものは確認していたが否定姫のものはまだであったな」
「え、3人分もあったんですか」
「おい、その虚刀流ってのはなんだ」
もしかしたらいらない武器を譲ってもらえるかもと思った矢先、狐さんが口を挟んできた。
こうやってすぐに食いつくあたり、狐さんは好奇心旺盛な性格をしているよな……
それに伴う行動力がとんでもないから厄介なんだけど。
「虚刀流を知らぬのか、狐面」
「『虚刀流を知らぬのか、狐面』――ふん。知らねえから聞いているんだろうが。お前の知っていることを教えろ、鳳凰」
……とても教えを乞う態度じゃあない。
2
「刀を使わない剣士、か。そいつはおもしれえ。是非とも会ってみたいものだ」
「忠告しておくが、其奴は人間でありながら刀のような存在だ。我と違って懐柔できるなどと思わぬ方がいいぞ」
「『我と違って懐柔できるなどと思わぬ方がいいぞ』――ふん。懐柔なんざする必要はねえよ。それ以外の手段はごまんとある」
鳳凰さんから虚刀流について聞いた狐さんは満足げに漏らした。
剣士なのに刀を使わないなんて本末転倒な気もするけど、成り立っているというのなら部外者が口出しをするのは筋違いというものだ。
それよりも、大幅に話が逸れていってる方が僕にとっては問題なんだよなあ。
別に今すぐ支給品が欲しいってわけじゃないけど、また聞くのはがっつくようでやりにくいし。
「ああそうだ鳳凰、お前の持ち物見せてみろよ。お前には扱えなくとも俺なら使えるものがあるかもしれねえぞ」
と思ったら狐さんが聞いてくれた。
もちろん僕のことを察したわけじゃなく、さっきの会話で支給品のことに触れたのを思い出しただけだろうけど。
「確かに1つ使い方が不明瞭なものがあったな。それがお主にも使えるとは限らんが」
「ごちゃごちゃ御託並べてねえで出してみろよ、現物を見ねえとどうにもならん」
「む……」
狐さんの言い方に渋々というかやや投げやりな感じで鳳凰さんが取りだしたそれは僕でも普通に扱えるものだった。
そしてそれを見た狐さんは――
「だっはっはっはっは!ノートパソコンの使い方がわからねえたあ現代じゃあやってけねえぜ?弔士だってネットに繋ぐくらいはやってのけるだろうによ」
凄く小馬鹿にするような調子で笑ってのけた。
……鳳凰さんの顔面が心なしか引き攣ってる。
というかさりげなく僕まで巻き込まないで欲しい。
確かに今の時代パソコンを使えないような人なんて極少数の絶滅寸前危惧種だけども。
「ま、お前が持ってても使えないようなら俺が貰ってやるよ。宝の持ち腐れになるよりはマシだろう?」
「渡すこと自体に不満はないが、それでは我に利点がない。見返りがあるというのならばそれ次第では構わないが」
「そんなに言うなら俺の残りの支給品でどうだ?まずはお前のもんと被りがないか見てからだが」
「狐さん、まだ支給品あったんですか?」
「ねえと言った覚えはねえよ」
うわー。
なんでこの人とことん不快にさせるような言い方しかできないんだろう。
というかそうやって手放せるものなら僕にくれたってよかったじゃないか。
「弔士、お前には使えねえ代物だからいくら欲しがってもお前にはやらねえぞ。なんでも使い手を選ぶらしいからな、そういう意味じゃ鳳凰に持たせた方が適任だ」
「………………」
反論することを僕は諦めた。
その間に、鳳凰さんはデイパックから支給品を出していく。
出てきたのは銃が二丁にけん玉、一升瓶に入った日本酒、トランプ、農作業で使いそうな鎌、そして薙刀と真っ白なシュシュと鉄パイプだった。
それを見て鳳凰さんは「ふむ、虚刀流から貰った鎌よりかは薙刀の方が使いやすそうだな」と呟く。
うーん……この中じゃ銃と薙刀くらいしか使えるものはなさそうだけど、譲ってくれるとは思えないなあ。
鎌や鉄パイプも使えないことはないけどそれだったら包丁で十分という感じだし。
肝心の狐さんの最後の支給品ってなんだったんだろう。
それが鳳凰さんの持ってるものと被ってたらおこぼれを与れるかもしれない。
「ふん、被りはないみたいだな。ついでだからその日本酒、悪くはなさそうだしもらってもいいか?」
更にがっついていた……
まあ、狐さんの話しぶりじゃあ武器のようだしそれとパソコンにお酒の交換だったら鳳凰さんに損はないだろうけども。
というかこの人こんなところでお酒飲むつもりなのか。
「……いいだろう。このような場所で酒を飲むほど我は酔狂ではないのでな」
「じゃあ成立だな。物の価値の釣り合いが取れねえと思ったなら過剰分はボディガードの駄賃代わりとでも思え」
刀身は普通だけど、柄や鍔の装飾は日本刀よりも漫画で出てくるようなデザインに近い、そんな刀。
それが狐さんの最後の支給品、蛮勇の刀だった。
ノートパソコンと日本酒を受け取った狐さんはそれらをデイパックに入れると、抜き身のまま、
「ほれ」
とまるで野球のボールでも扱うかのように鳳凰さんに放り投げた。
3
あ……ありのまま今起こった事を話そう。
狐さんが刀を鳳凰さんに向かって投げたと思ったらいつのまにかそれが狐さんに刺さっていた。
な……何を言っているのかわからないと思うけど僕も何があったのかわからなかった……
「え?」
空気を震わせたその音が僕の口から出た声だと気付くのに時間を要した。
狐さんの手から離れた刀は鳳凰さんに向かわず、まるで変な力がかかったようにくるりと回転して狐さんに向かっていった。
そしてそのまま左胸――何があるかは考えるまでもない、心臓だ――に突き刺さり、ゆっくりと狐さんの体が傾いて、どさり、と小さくもないが大きくもない音が響いた。
手が滑ったとか、手から離れる瞬間に変な力がかかったとかの可能性も考えられるには考えられたけど、なんというか、刀自身の意思で狐さんに向かっていったような――
『使い手を選ぶ』ってまさかこういうことだったのか?
確かに持つことすら拒絶するような刀じゃあ僕には到底扱えないものだし鳳凰さんに持たせようとしたのも納得だけども――
そういえば、鳳凰さんは……?
恐る恐る鳳凰さんの方を見ると僕と同じように茫然と――
「…………ふ」
していない。
感情は顔に表れていないけど、それは呆けてる表情じゃない。
なんというか、嵐の前触れのような無表情。
「あ、あの……鳳凰さん?」
堪えかねて思わず声をかけてしまう。
そして、真庭鳳凰は――
「はははははははははははははははははははははははは!」
力の限り、哄笑した。
「なるほどなるほど確かにお主の言う通りであったよ、狐面。こうして己で己を殺めてしまっては我にはどう足掻こうとも殺すことはできぬ。
我でなくとも、この場にいる誰であろうとこれからお主を殺すことは逆立ちしてもできん。それこそ我がされたように一度生き返らせでもしない限りな――!」
え……?
『我がされたように一度生き返らせでも』?
まるで『死人を生き返らせる技術』が存在しているような言いぶりじゃあないか――
それが本当なら、名簿にいた迷路先輩は、放送で呼ばれた迷路先輩は、主催の仕掛けじゃなくて本物の……?
「どういうことですか……?生き返らせた、って、」
「お主らには話しておらなかったか。だがそれも気にすることはない、これから死ぬお主にはな」
「腕のことを忘れたわけじゃないでしょう……?」
「それがどうした。狐面の言う通りであったならば、今頃この右腕は主を喪ったことで怒り狂っているだろうに」
「ならパソコンはどうするんですか?あれはあなたには使えるものじゃなかったはず……」
「忍法記録辿りを用いれば不可能ではあるまい。残念だったな、これでお主の利用価値はなくなった」
懸念していた通りになった。
狐さんという抑止力がたった今いなくなった以上、僕を守るものは何もない。
かつて上総園学園にいたときとは違う。
出会って3時間経ってるかどうかという短い時間じゃあ『支配』するにはとても足りない。
頼みの綱だったパソコンを使った交渉は撥ね退けられたし、鳳凰さんが忍者である以上ここで容赦してくれるとは思えない。
もちろん、ここで背を向けて逃げ出したところですぐ追いつかれるに決まってるし打つ手なし、だ――
「さらばだ、少女よ」
そして、鳳凰さんは右腕を振りかぶる。
さっきのように突然暴れだすとは思えない。
疑いの余地なく、これから僕は死ぬのだろう。
なら、せめてもの負け惜しみだ。
「言ってませんでしたけど、僕って男だったんですよ」
言い終わった瞬間、右腕が僕の脇腹を文字通り『ぶち抜いて』いった。
5
「言われてみれば腑に落ちるが、よもや少年であったとはな」
物言わぬ二つの死体の側で真庭鳳凰は嗤う。
「やはり戯言だったか。死霊など――どこにも存在せぬ」
西東天が死んでもなお、平静を保っている右腕に気付いた時点で自由に
匂宮出夢の右腕を使えるのではないかという発想に至った。
そして実際に串中弔士を殺してのけたことで発想は確信に変わる。
「して、蛮勇の刀、だったか。……なるほど、これは我でも十全に扱えるものではないらしい」
真庭川獺の左腕で、西東天の胸に刺さったままの刀に触れる。
宇宙創世以前から存在する人外の精製した刀剣はかの真庭忍軍の頭領でも自在に振るえるものではないようだった。
かといって放置しておけないのも事実。
万が一使えるものの手に渡ってしまっては確実に障害になる。
口を開けたデイパックを足元に置くと左腕のみを用い、慎重に刀を引き抜き、デイパックに入れる。
その過程で血がどばっと噴き出たが些細なことだ。
他の支給品は精々包丁くらいしか武器になるものがなかったため置いていくか破壊していくか考えたが、いくら詰め込んでも重さが変わらないのも事実。
少しの間悩んだ末、全て持っていくことにした。
行き先はもう決まっている。
首輪探知機に表示された貝木泥舟の文字と共に表示される光点。
単独でいる以上狙いやすいのは言うまでもない。
「では、行くか。……しかし、結局我はあ奴に勝つことはできずじまいか」
こうして、危険な敗北者は狐の嘘より解き放たれた。
【西東天@戯言シリーズ 死亡】
【1日目/午後/E-7】
【真庭鳳凰@刀語】
[状態]精神的疲労(小)、左腕負傷
[装備]炎刀『銃』(弾薬装填済み)、匂宮出夢の右腕(命結びにより)
[道具]支給品一式×4(うち一つは食料と水なし)、名簿、懐中電灯×2、コンパス、時計、菓子類多数、輪ゴム(箱一つ分)、「骨董アパートと展望台で見つけた物」、
首輪×1、真庭鳳凰の元右腕×1、ノートパソコン@現実、けん玉@人間シリーズ、日本酒@物語シリーズ、トランプ@めだかボックス、鎌@めだかボックス、
薙刀@人間シリーズ、シュシュ@物語シリーズ、アイアンステッキ@めだかボックス、蛮勇の刀@めだかボックス、拡声器(メガホン型)@現実、首輪探知機@不明、
チョウシのメガネ@オリジナル×13、マンガ(複数)@不明、三徳包丁@現実、中華なべ@現実、虫よけスプレー@不明、小型なデジタルカメラ@不明、
応急処置セット@不明、鍋のふた@現実、出刃包丁@現実、食料(菓子パン、おにぎり、ジュース、お茶、etc.)@現実、おみやげ(複数)@オリジナル、
[思考]
基本:優勝し、真庭の里を復興する
1:貝木泥舟のもとへ行き、殺す
2:本当に願いが叶えられるのかの迷い
3:今後どうしていくかの迷い
4:見付けたら虚刀流に名簿を渡す
5:拡声器を使用する?
[備考]
※時系列は死亡後です。
※首輪のおおよその構造は分かりましたが、それ以外(外す方法やどうやって爆発するかなど)はまるで分かっていません
※「」内の内容は後の書き手さんがたにお任せします。
※炎刀『銃』の残りの弾数は回転式:5発、自動式9発
※支給品の食料は乾パン×5、バームクーヘン×3、メロンパン×3です。
※右腕に対する恐怖心を克服しました。が、今後、何かのきっかけで異常をきたす可能性は残ってます。
※ノートパソコンの中身、また記録辿りを用いて操作可能かどうかについては後の書き手さんにお任せします。
※首輪探知機――円形のディスプレイに参加者の現在位置と名前、エリアの境界線が表示される。範囲は探知機を中心とする一エリア分。
※探知機の範囲内に貝木泥舟がいるようです
支給品紹介
【蛮勇の刀@めだかボックス】
西東天に支給。
安心院なじみがスキル見囮刀(ソードルックス)で精製したもの。
使い手を選ぶため、かつて須木奈佐木咲が使用した際はつまずいて
球磨川禊の胸に刺してしまった。
【ノートパソコン@現実】
真庭鳳凰に支給。
中にどのようなデータが入っているかは不明。
掲示板にアクセスすることは可能。
【けん玉@人間シリーズ】
真庭鳳凰に支給。
零崎双識の人間試験漫画版に出てくるオリジナルキャラクター花撒小鹿が使用していたもの。
見た目にそぐわず、玉の部分で人間の顎を吹っ飛ばせる威力がある。
【日本酒@物語シリーズ】
鑢七花に支給。
貝木泥舟が北白蛇神社に参拝するときたまに持っていっていたもの。
一升瓶に入った地酒。
【トランプ@めだかボックス】
鑢七花に支給。
赤青黄が(おそらくは)常に持ち歩いている。
【鎌@めだかボックス】
鑢七花に支給。
黒神めだかの婚約者その5、叶野遂が使っていたもの。
夥しく増えることはない。
【薙刀@人間シリーズ】
否定姫に支給。
匂宮の分家、早蕨兄弟の次男、薙真が使用していたもの。
【シュシュ@物語シリーズ】
否定姫に支給。
クチナワさんが変化した姿……ではなく真っ白なただのシュシュ。
【アイアンステッキ@めだかボックス】
否定姫に支給。
与次郎次葉が持つ魔法のステッキ……ですがどう見てもただの鉄パイプです。
最終更新:2013年10月05日 12:25