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2005.8.2

前期 第6試合結果


ステイプルズ体育館

ギャラリー9000人


CHICAGO
GULLS
VS LOS
ANGELS
LAPERS
(2勝3敗1分)
 
(3勝2敗1分)
16
12
メンバー
 
メンバー
タキール (+2)
ヤマーブリー (+1)
ツッチー (+4)
スタツクハウス (+1)
   
 
アカバーソン (+2)
タカオン (+3)
ミノ (+2)
アキーラ (0)
岩尾 (0)

本日のMVP
ステファン・ヤマーブリー


本日の得点王
タキール・オニール 6点


※インタビューは各選手をクリック


 ■新加入ヤマーブリーが大活躍!

かねてより出場が期待されていた大型センター、ヤマーブリーが入ったグルズ。
ツッチー&タキールというスピードプレイヤーが二枚いることで、非常にバランスのいいチームとなった。
対するレイパーズはタカオン&アカバーソンの点取り屋二枚に、満を持して復帰のマジックも加わるという超大型チーム。
スピード対高さというバスケット永遠の命題での勝負となった。

序盤からペースをつかんだのはグルズ。
ツッチー&タキールがうまくボールをコントロールし、スピードある攻撃を展開する。
対するレイパーズは高さこそあるものの、ボールが繋がらない。
アキーラを上においてなんとか打開を図るが、全体的に連携が悪く、せっかくの高さを活かしきれない。
それでも両チーム気合の入ったディフェンスで、互いに得点を取れないまま序盤は進む。

先に突き放したのはグルズ。
新加入ヤマーブリーの高さを生かしたポストプレーから、タキール&ツッチーが得点を重ねる。
レイパーズも後半タカオン&アカバーソンの連携から得点を量産。追撃体制を固める。

しかし終盤は疲れの見えたレイパーズをタキールがスピードで圧倒。
得点的には僅差だが、内容的にはグルズが圧倒した試合であった。

(AA)



 ◆デスク講評

-スピードを生かしたグルズ、高さを生かせなかったレイパーズ-

今日のゲームは個々の力量以上に、チームバランスが勝敗を分ける要因となった。

タカオンにアカバーソン。この二人が同じチームで負けた試合が、かつてあったであろうか?
さらにここに大型センターマジックも加えたレイパーズは高さで相手を圧倒していた。

しかし、そこを打開したのはタキールのスピードと、ツッチーの頭脳プレーであった。

この二人がポジションを入れ替えながら、見事な連係プレーでレイパーズディフェンスを混乱させていく。
結果的に点を取りにいったタキールに対し、ツッチーはそのサポート役に徹していただけで、この二人の貢献は非常に大きかったと思われる。

逆にアキーラはチームの中で孤立してしまっていた感がある。
もともと得点感覚に優れる選手だけに、ガード的な役割を求めるのは酷だったかもしれない。本人も攻めたいシーン多かったであろう。しかし、レイパーズには確かな得点源が二枚もいた。そこを上手く使うことができれが、おのずと勝利はレイパーズのものであった。彼にはその得点感覚に磨きをかけることはもちろんであるが、ゲームメイクの能力も大いに磨いてもらいたい。

最終的な得点差の要因は、正直タキールと岩尾のミスマッチによるものであったかもしれない。
しかし、ゲーム内容ではそれを差し引いても、あきらかにグルズに分があった。

MVPはルーキーながら得点を重ね、グルズを勝利に大いに貢献したヤマーブリーに最大の賛辞をもって送りたい。
得点王は岩尾相手に得点を取りまくった非情なヒットマン、タキールが不本意ながら受賞(笑)いや、タキールは得点以上に他のプレーで光ってたよ、マジで。

(AA)

最終更新:2005年10月02日 18:55