【リレー小説企画】ゆっくらいだーディケイネ 第21話-3


「そういえば、アンタ変身は大丈夫なの?」
「そろそろあなたのメダルも復活してますよ。これはわたしたち自身ですから、
 三分間しかもちませんが、とりこまれることはありません」もぐもぐ…
「へー、そうな…三分!?それしか持たないの?」
「そのせいもあり出られないもので・・・おぉ、ふべんふべん。」
もぐもぐ…

弾幕張ってる間で時間くったから あの時変身が…じゃあやるならほとんど一撃必殺じゃない。
…ウルトラマン、あなたはやはり偉大だった。たまに明らかにオーバーしてたけど。

「試したかぎり『らいど』していけば延長は可能です。 こちらにあれば力もちゃんとこちらのモノです」
もぐもぐ…
「…アンタ、手札ほとんどないじゃない」

見せてもらった限りは、私が倒した時の『でんおう』、さっきにとりのメダルと一緒だった『ふぁいず』、
そして絶対取られない『でぃけいど』

きめぇ丸の話ではこれにあと7枚もあるらしい。

「だから言ったんですよ、おまちしてた と。異変解決にパートナーは不可欠ですから」
もぐもぐ…「しあわせ」
「マジな話の時にバウムクーヘン喰うのよしなさいよね…」


―・・―


きめぇ丸のスクーター型スィー・スィーでぃけいだーの後部で床次 紅里は自分の破壊する『世界』を眺めていた。

『相手はこっちの力が欲しくてたまらない、
 それが二種類もそろっているならなおのこと、力ずくでも阻止にくる』

原因はこっちにあるとしても、どうしてここはそんなに世界になりたいのだろう・・・

ふっと、視線の端に一瞬さとりが見える。

…ここがまた、すきまに戻ったらどうなるの?

「おぉ、とおりすがりとおりすがり…」
「わかってるんだけどさ・・・」


―・・―


―『扉』にもっとも近い、その真下。

そこに並び立つ二人、紅里ときめぇ丸。

そしてそれを取り囲むように集まる6つのゆっくり、
―めーりん、ゆかり、さくや、すいか、てゐ、ふらん。


「わぁーホントに来た」
「いま大人気ですからね」
「それだと逆にずいぶん微妙な…」

ぽとん・・・

「ゆっくりしてイーッ!てね!」

突然現れた黒い覆面のゆっくり。

ぽとん、ぽとん、ぽとん…
ぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽと、、、

イーッ…イーッ、イーッ…イーッ、イーッ、イーッ!!

見上げると扉の外から黒い雲が入り込み、そこから同じ覆面ゆっくりが雨のように降ってきた。
それは雲が無くなるまで続き・・・
その結果、さっきまで二人を囲んでいた集団は「軍団」レベルまでに増量された。


「…おのぞみどおりたっぷり駆けつけてくれましたよ?」
「え?無理しなくていいのに・・・・いやー不用意な事は言うもんじゃないね」


『あるてぃめっと!』『りゅうが!』『ぐれいぶ!』『じー4!』『かぶき!』『だーくかぶと!』『れい!』

大勢の戦闘員ゆっくり達の中から、ダーク仮面ゆっくり6体が立ち上がり、
それを合図に戦闘員ゆっくりが二人に向かい雪崩のように押し寄せる。


「ホント間を大事にしないったらありゃしない」一枚のメダルを手に取り、
「おぉ、多い多い」一枚のカードを取り出す。
「じゃあ 本番、うまくいく事を祈りましょうか…」そのメダルをロケットにはめこみ、
「祈るんじゃだめです、やらなくては」ベルトがカードを読み込む。

「変身!」『ユックライドゥ!ディケイネ!』そして18の影が現れ、
「へんしん!」『かめんらいど!でぃけいど!』その影は二つに重なった。



『ユックライドゥ!にとり!』・『かめんらいど!ふぁいず!』
すかさず姿を変えるディケイネとでぃけいど

「とりあえず一気に道をつくる!」『スペルライドゥ!にとり!』

水符「河童の幻想大瀑布」

『『ゆイーっっ!!』』

にとりの呼び出した水の塊が爆ぜ、向かってきた戦闘員の一角をごっそりと押し流した。
その流れに乗り、ダーク仮面ゆっくりのもとに突入するにとり。

「≪うぇいくあっぷ!≫」

しかしその流れはれい・ふらんの放つ冷気によって一瞬のうちに氷塊と化した。
間一髪、凍結を免れたにとりはその氷の上を滑り、その形を利用し ふらんの背後へ飛んだ。

「うっ!?」
『スペルライドゥ!にとり!』「助かったよ」

河童「のびーるアーム」

にとりの背負ったのびーるアームがふらんを一発「ポカリ」と叩く。
すると、ふらんの体から「ちるの」のメダルが分離される。
それを使い再びディケイネの姿が変わる。
『ユックライドゥ!ちるの!』
そのまま戦闘員を固めていく ちるの。

「ちょっと涼ませてね~」
その隙を狙い、鏡代わりの氷塊からディケイネの背後を狙う りゅうが・ゆかり。
しかし、いくら飛び掛ろうとしてもゆかりの体は動かなかった…

『ふぁいなるあたっくらいど!ふぁふぁふぁふぁいず!』

否、動けなかった。
側面に張り付いた赤いフォトンはゆかりに鏡面に逃げ込む事も、すきまに消える事も許さなかった。

「むだです。このロックはたとえ体が溶けても抜けられない。はあぁっ!」
でぃけいどふぁいずが拳を放つと、フォトンはゆかりを突いた。
そしてΦのマークが刻まれると、ゆかりはメダルと「りゅうき」のカードに分解された。

「ディケイネ!」
でぃけいどがゆかりのメダルをディケイネに投げ渡し、自らもりゅうきのカードをライドする。


次々にメダルとカードを奪還し、その都度ライドを繰り返す―、
それが二人の取ったギャンブルのような作戦…と言うより戦法だった。


りゅうきへ真っ向から仕掛けてきたぐれいぶ・さくやを、すきまでメダルと「ぶれいど」のカードに分解するディケイネ。
「こっちが悪役の気分ね…」

くろっくあっぷ状態のだーくかぶと・てゐを冷静にぶれいどの変身畳で弾き倒すでぃけいど。
「カブトムシはスピードよりかたさが大事だとおもうんだ」

おんげきぼうをブンブン振り回す かぶき・すいかを避けつつ、カウントを刻むでぃけいど。

1・
2・
3・・・「らいだーきっく…」『かかかかぶと!』
「せやぁ!」

ギュオォォン!
「ぐはぁ!」


そうして二人の予測に反し、この作戦は瞬く間に残り2というところまでになった。

「出し惜しみしないって、最ッ高…」
「おぉ、無双無双」

…そのせいか、ちょっとハイになっている二人だった。


しかし、その残りの二人はいまのいままで戦闘員の奥に立ち、動いていない。

必然的に戦闘員を蹴散らさなければならなくなり、時間が削られていく、
最初の勢いとは打って変わって、二人に焦りの色が出始める。

「おぉ…まずいですね」
「大物ばっか狙いすぎたか…!」

しかしその状況は再び、ひっくり返った。


≪ドゴオオオオオオオオオォォォォォンッッ!!≫


「うわあぁぁーッ!!」「おおぉーッ!!」

突然の爆撃、その爆発は戦闘員をも巻き込み、ディケイネとでぃけいどを地に這わせた。
放ったのはいままで不動だった じー4。

「・・・」

立ち上がれない二人のもとにゆっくりと歩み寄るじー4。
時間切れで変身の解除された二人を青く冷たいメカの目が見つめる。

「「数が多すぎる」…だからお手伝いを」

「・・手荒い…援護ね」
「わたしはこの世界を失うわけにいかない」
「にせもの…でも、ですか?」
「ここはなんでも叶うもの、この子たちのおかげで…」

じー4が倒れた戦闘員ゆっくりに手をかざすとその姿が黒い影に変質し、
やがて次々にその影が集まりその姿は儚月抄の世界の異変、ケガレへと変化した。

「ケガレが・・・なんで?」

「この子たちは、ここに命をあたえてくれた」
「おおぉぉぉおおぉぉおぉおおん・・・」

もともとが月のゆっくりの汚れに宿った意思、その洗い残しがこんな場所にいたとはね・・・
性格は前より純粋みたいだけど。

「わるいけど、そいつは「その子」なんて質のいいものじゃないわよ…」
「生まれ方なんてかんけいない。すごいのよ?あの街はこの子たちがあの姿にしたの」

粘土細工に・・・色を着けたわけね

「…おもしろい例えですね」
「にせものの…おせっかい・・・」

きめぇ丸の一言に、じー4の態度が一気に醒めるのを感じる。

「・・・悪く言わないで」

ケガレがあるてぃめっと・めーりんのベルトに吸収される。

《JYAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!》

めーりんの禍々しい咆哮が響き。
やがてケガレはめーりんを侵食し、徐々に形を成していった。
より禍々しさを増した漆黒の鎧、鬼神の如き八本の角、そして光無く黒に染まった眼―、

「…邪怨」

前言撤回、前より質が悪い。

めーりんはきめぇ丸の頭を掴むと、
「ふっ」軽く放り投げた。

「ぐぅっ・・・!!」

たったそれだけで、きめぇ丸の体は地面へと深くめり込んだ。

「邪嗚・・・」
「悪役はつよくなるほうそく…」

相変わらずの減らず口も弱々しい。私がやるしか…ないか。

「むだです」
「でも私、全てのゆっくりをゆっくりさせなきゃなんないからさ・・」
「ならここでずっとゆっくりしましょう」
「それは・・・ごめんだッ!」

拳が空を切りあっさりと叩き落とされる。

「わたしはこの力で未来が読めます、おねえさんには不必要ですが」

ただでさえヘロヘロで生身で、言うとおり無駄な抵抗かもしれない。

「ここはなんでもあります」

攻撃を捌かれ、何度も倒れる。

「何故ここを否定し続けるんですか?」

何もされなくても崩れる。

「ここには『ずっと』があるんですよ!」
「がッ!」

紅里の腹部にじー4の拳が叩き込まれる。
しかし、紅里はうずくまり崩れながらも息を荒げ、再び立ち上がろうとする。

「たたないで…」
「立つさ・・・」
「なんで…」
「ア…ンタも・・・・わかってんでしょ?」
「ちがう・・・」
「なにもない・・・って・・クッ…はぁ知ってんじゃない!」
「だまって!!」

『―!!』

―・・・え?

自分の拳が放たれるより先に訪れた予測できなかった衝撃に、じー4は驚愕した。

それは思考を超えた紅里の『反射』で放たれた・・・ツッコミのハリセンだった。

じー4から「あぎと」のカードが分離し、重苦しい装甲服が解除される。そこから現れたのは…紫の髪のゆっくり

「「悪いわね、癖なのよ・・・・・・」…ですか」
「もういいでしょ?さとり…」
「無限地獄はおねえさんのトラウマなのに・・・」
「ね?「ずっと」って怖いでしょ?」

さとりの目に涙が浮かぶ。

「こわいよ・・・さびしいよぉ・・・・でも、あの子たちがそれをわすれさせてくれた…
 自分が…わからないから・・・」

何も言わずにさとりを抱き寄せ頭をなでてやる。
この子は、あの粘土細工の中で「何もない」をずっと感じていたんだ。



「あの、感動的なところ・・・たいへん失礼れ がふっ!」
「邪怨!!」

もはやサンドバッグ状態のきめぇ丸がこちらも半泣き状態で助けを求めてきた。
…ごめん、ちょっとそれどこじゃなかった。

「あ、もういいの!」
「邪怨ッ!!」

しかし、めーりんは止まらない。さらに段々めーりんの体からケガレが噴出してきた。

「う・・・・」

そんなめーりんの様子を見て、私が最初に小突いたふらんが近づいてきた。

「・・・紅里さん…なぜ、ふらんが?」
「あ、ほら、最初のうちのちるののメダル持ってた…」
「きば・・・」
「きば・・・・?え、まさか!」

「「うぉおおおおおおおおおおおん」」

気づいた時すでに遅し、ケガレはふらん…「きば」の力を取り込み始めていた。

ふらんの七色の翼が巨大なステンドグラスのように拡がり、頭から悪魔のような角が生え、残りの戦闘員も融合し体が巨大した。

「あーく・ふらん…」
「戦いは終わったと思ったのに・・・」
「なんで、こころは変わってないのに?!」

心が変わっていない、まだアレは「欲しがってる」っての?
そりゃ理不尽だったろうけど・・・そろそろ観念して欲しい。


あーく・ふらんはその翼で飛び上がり、空の扉の前に立ち塞がる。


「立てる?」
「おぉ…なんとか・・・」
「丈夫でなにより、でも変身はどうしようかねぇ・・・」
「時間稼ぎしてみますか?」

「なんで…立てるの?」
「そういう性分なのよ、めちゃめちゃキツくてもあきらめられない」
「強いんですね・・・」

「何言ってんの、アンタだってそうじゃない」
「え?」
「怖かったのは、寂しかったのは、どんな孤独の中にいても、心の目を閉じなかったから。
 どんなに仮初の心地良さの中にいても、真実だけは捨てなかったから。
 それでも自分自身でいられたのは、その心が優しい強さをもってるからよ」

思いつめた顔だったさとりの目が決意の光を宿した。

「・・・・・想符!」
第三の目が輝き、二枚のスペルカードが現れる。

「『変身「ユックライド・ディケイネ」』・『へんしん「かめんらいど・でぃけいど」』」

その光にディケイネックレスときめぇどらいばーが共鳴し、ディケイネとでぃけいどの残像が二人に焼きつく。

「できた・・・」
「おお、ふっかつふっかつ」
「いつもと違う変身ね。サンキュー、さとり」
「おねえさん…」

ポシェットからこれまたいつもと違い、3枚のメダルと3枚のカードが飛び出した。
なんでカード?私なんか

「これはアンタのね」
「おぉ、トレードトレード」

きめぇ丸が3枚のメダルを差し出してきた。不思議な事もあるもんだ。

「じゃあさっそくいってみよー」『ふぁいなるふぉーむらいど・ディディディディケイネ!』
「あ!こら…んんっ・・・」『ファイナルフォームライド・でぃでぃでぃでぃけいど!』
「おぉ?!…ぉおお!」

でぃけいどの頭がパカッと割れ、さらに本のように開き広がったページが肩と胸を覆い、連なったカードがそこに並ぶ。
その間ディケイネは髪の色が緑になり、二本の角が生えハクタク化を遂げ、メダルでネックレスが紡がれる。
そして、でぃけいどボディにハクタクディケイネが乗り合体。

「「うわ!なんじゃこりゃあ!?」」

そして二人の心が一つになり、ゆっくらいだーディケイネ・コンパチュリーフォームが誕生した。

「えー、胴体って前回とかぶってるじゃん…」「私なんて胴体ですよ」
「うわ…頭に響く!」

その様子はなんだか二人羽織のようでもあった…

「おねえさん…ディケイネ、わたしも連れていって!」
「え?いいの?こんなんよ?」「こんなんですよ?」
「力になる、わたしも手伝う!」
「なら遠慮なく借りるわよ!ファイナルフォーム、ライド!」『ささささとり!』

メダルネックレスの一片が輝き さとりを照らすと、さとり自身が第三の目に変わり、
ディケイネの頭上に装着された。
ようやく全ての準備は整った。


「まずはわたしが!」

『ふぁいなるあたっくらいど/でぃ・でぃ・でぃ・でぃけいど!』≪きめぇどあんりみてっど≫

「はあぁぁぁっっ!!」

ディケイネCPFの前に光のカードが浮かび、空への道となりそこにキックで突っ込む。
カードを通過するたび、カードに記された仮面ゆっくり達の力がパワーと加速を増幅させていく。

それに対しあーく・ふらんは弾幕を張り巡らし、さらに火球を放った。
めーりんとふらん、二人分の密度の弾幕。

「邪魔すんな!スペルライド!」『ディケイネ!』

『旧史「-旧秘境史オールドヒストリー-」』

しかし、ディケイネと繋がった第三の目はその軌道を全て捉え、
赤・青・緑の弾幕が行く手を阻む弾幕を打ち消していく。

そしてキックがあーく・ふらんに届く!

キイイイィィィンンッ!!

しかし2枚の力を欠いている分、一気に貫くだけの威力には届かない。
拮抗する二つの力、

その時、あーく・ふらんの手からスペルカードが発現した。


『恐怖「ゴー トゥ ヘル」』


周りの空間が赤黒く染まり、
それに紛れ極彩色の弾幕が視界ごと、さらに翼が腕のように襲い掛かる。
たとえ次が読めていても、絶望が先にくるだけ。

容赦のない攻撃が続き、とうとうディケイネCPFの体が落下し始める。

「あきらめて、たまるかぁ…!ラストスペルライド!」『ささささとり!』

『旧史「-旧秘境史オールドヒストリー-」』

さっきの弾幕ではなくネックレスから光が飛び、巨大なメダルとなってディケイネを受け止める。
そしてそれを弾き、跳躍。今度は再び力を与えるため背中を押す。
再び対峙する二体。

その瞬間あーく・ふらんからめーりんのメダルが飛び出し、オールドヒストリーに加わる。
するとあーく・ふらんの体勢が大きく崩れ、扉にめり込み始める。

「これで!!」
「きめる!!」

ディケイネCPFの体が光に包まれる。

『ふぁいなるあたっくらいど!』                   『ラストスペルライドゥ!』
     \\ \\\\_                      _//// //
      \\ \\\ ≫≪ディでぃディでぃディディケイネ!!!≫≪ /// //
      // ////  \\    || | ||    //  \\\\ \\
     // ////    ||    || | ||    ||    \\\\ \\
 【新史「新幻想史ネクストヒストリー」】 ▼   ▼ 【旧史「旧秘境史オールドヒストリー」】
     || ||||    ||    \\▽//    ||     |||| ||
     \\ \\\\   ||     | || |     ||    //// //
      \\ \\\\   ||     | || |     ||   //// //
       \\ \\\\  ||    | || |     ||  //// //
        \\ \\\\ \\    \▽/     // //// //
         ≪       【光明「ネクスト・ディケイネ」】       ≫



ディケイネとでぃけいどの持つ全てのメダル・カード。
そして、まだ見ぬ全てが後ろ、そして前に連なる。

過去はその背を支え押し上げ、未来は先へと誘う。

そのすべてがこれから歩む足に集まり、あーく・ふらんすら道に変え。

扉の先まで帰還者達を運んだ―




―・―


されど忘れるなかれ、終わりが闇ではないと

たとえ立ち止まっても、進むことを忘れるなかれ


標となるは、終わりの光なのだから―。




第21話「NEXT」    END



NEXT>>>第22話 彼女たちの狂性変異(脚本→→かぐもこジャスティスの人)

  • まずはお疲れ様でした
    長らく闘って来たディケイネと、今回の舞台の名称にふさわしく、何か不思議で
    また読み返したくなるお話でした。
    パフェさんはパフェさんで、何かの決着がここでついたのかな?
    独特の空気だけではなく、面白いギミックのFFR等、苦労された分読み応えある
    一遍でした -- 名無しさん (2009-11-07 12:16:26)
  • 面白かったんですが、ひとつきになる点が。
    みょんの頭の上に落ちてきたゆっくりが
    まりさ⇒れいむ
    になってます。 -- 名無しさん (2009-12-04 18:43:41)
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最終更新:2009年12月04日 18:43