SOS団のホームページのエンブレムを作成した涼宮ハルヒ
そんな日に一人の依頼者がSOS団を訪ねてくる。
始めての依頼者で、キョンはそういえば学園の不思議な悩み相談を受け付ける貼り紙を貼ってあったのを思い出す。

その依頼者の名前は喜緑江美里
彼女は、行方不明になったコンピ研の部長が音沙汰なしで、困っていると相談。
相談を受けたSOS団はすぐさま彼の家に訪問するが、コンピ研の部長は不在だった。

コンピ研の部長の家を後にしたSOS団の団長、ハルヒはそのうちなんとかなると言い出し、関心を示さず、解散させた。
だが、長門有希が、コンピ研の部長の家に次元断層が存在し位置変換が実行されているといい、古泉一樹は、閉鎖空間に近いものを感じるとして、朝比奈みくる、キョンを含めた4人で再集合する。

コンピ研の部長の家に戻り、長門が唱えた呪文により、異常空間に飛んだ。
その空間の創造主カマドウマが突如現れ、コンピ研の部長はそのカマドウマそのものだという。
カマドウマを倒せばコンピ研の部長も戻ってくとして、長門と古泉が協力して、カマドウマを退治する。

無事、コンピ研の部長を救い出した後、長門はこの異常空間の原因は、約二億八千万年に地球に降り立ち、冬眠した「そいつ」は自己保存できるものがなく、依り代となるものがなかったためだった。
だが、ハルヒの作ったエンブレムが、偶然にもそれの依り代と一致し、それが活動期に入ったっため、こうなったのだと説明する。
SOS団のエンブレムは約436テラバイトの情報量を持っていた。
後日、SOS団エンブレムはZOZと修正しなおした。

今回の依頼は、同じ対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースと思われる、喜緑さんが長門と仕組んだ依頼ごっこで、こんな気のような事件は長門一人でも十分対応できたはずだとして、ハルヒの退屈を紛らわせるためか、もしかして、長門もさびしいかったのかとキョンは一人推測した。
一人でいるのは寂しいと思うことが。
最終更新:2011年03月23日 10:03