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村上春樹の「グレート・ギャツビー」を読んで、なかなかよかったので、チャンドラーの「ロング・グッドバイ」も読もうと思っていた。が、いざ本屋で手にしてみると、こちらはハードカバーで(グレート・ギャツビーは新書並みのサイズだった)かなり分厚いので、<当面本は文庫本しか買わない>と方針を決めた私としては、購入をためらってしまった。
清水俊二訳の「長いお別れ」は既に持っていて、数年前に一度読んでいる。正直なところ、自分にはピンとこなくて、どこら辺をを味わうべきなのかだれかに聞いてみたい、と思っていた。もっと言うと、学生時代に「さらば愛しき女よ」を薦められて読んで、この時も話に入っていけない、というのか、まあ言ってしまうなら、相性の悪さ、のようなものを感じていた。「長いお別れ」はチャンドラーの最高傑作、ということになっているので、「さらば愛しき女よ」はだめでもこちらは感動するかもしれない、という期待があったのだ。(けれどやっぱりだめだった)
「さらば愛しき女よ」の方は社会人になってからもう一度トライしている。(この時読み直した理由は清水義範の「主な登場人物」という短編を読んだから。このパロディーの方が余程印象的だった)が、15年以上の年月を経ても、やっぱり自分にはピンとこなかった。
今回、村上春樹のは買わなかったけれども、清水俊二訳の「長いお別れ」を再度読み直した。実にチャンドラー4度目の挑戦。結果は・・・やっぱり自分にはなじまない。。。書評もチェックしたけれども、自分に実感出来るものがない。
それでも懲りずに、ロング・グッドバイ、読むべきかなあ、と迷っている。(もっとも翻訳に問題がある、とは全く疑っていない。ギャツビーも学生時代に読んだ印象とそんなに大きくは変わらなかったから。本音、読みたいのは村上春樹のあとがき、の部分なんだよね)
カテゴリ: [Book] - &trackback() - 2007年09月09日 21:36:12