#blognavi

高校生の頃、「大学生になったら読んでおきたい本」という特集でこの本を知ったと記憶している。とうに学生時代は過ぎて20年近く経った今頃、それでも本屋では文庫の前列に陳列されているのを見つけ、読むことにした。
1962年に発行された環境問題の警告の書、特に化学系殺虫剤の乱用に関する警告である。今読んでも思い当たることも多く、じゃあ今現在はどの程度進化したのだろう?と
心配になってくる。時事英語の単語集にpesticideという単語があって、こんな単語よく使うのかな?と疑問に思ったことがあるが、この本の影響が大きいのかもしれない。
#blognavi

高校生の頃、「大学生になったら読んでおきたい本」という特集でこの本を知ったと記憶している。とうに学生時代は過ぎて20年近く経った今頃、それでも本屋では文庫の前列に陳列されているのを見つけ、読むことにした。
1962年に発行された環境問題の警告の書、特に化学系殺虫剤の乱用に関する警告である。今読んでも思い当たることも多く、じゃあ今現在はどの程度進化したのだろう?と
心配になってくる。時事英語の単語集にpesticideという単語があって、こんな単語よく使うのかな?と疑問に思ったことがあるが、この本の影響が大きいのかもしれない。
この本に関して書きたいことが2つ。ひとつはこの翻訳、正しいかな?という不安感。けっこう独特の文体で、それはそれでいいのだが、読んでいると学生時代の自らの苦しい英文和訳を思い出すような箇所もいくつかある。最初に翻訳されてから(1964年)語句の訂正以外、ほとんど修正が入っていないらしい。じゃあ英語で読めるか、と言われるとつらいけど・・・。
もうひとつは後ろに付いている解説がいいなあ、と。筑波常治、という評論家で1973年に加えられたもの。これを読むだけでも本の内容は大方理解出来る気がする。また、読んでいた時に自分が感じた疑問に触れられていて、嬉しかった。例えば本の後半で、殺虫剤に替わる害虫対策として、生態系を利用して外国から害虫の天敵を輸入する、と力説されているのだが、これって長続きするんだろうか?とか。そしてそもそもこうした環境破壊の元をたどると、効率性を高めた「不自然な」田畑を作ることを人間が追求したことに起因するのではないか?、
じゃあ人間は効率優先ではない田畑を作ることは出来なかったのだろうか、などなど。解説部分の方が考えさせられることが多かったような気がする。
じゃあ人間は効率優先ではない田畑を作ることは出来なかったのだろうか、などなど。解説部分の方が考えさせられることが多かったような気がする。
カテゴリ: [Book] - &trackback() - 2006年06月10日 22:05:42