#blognavi
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(カバンに入れっぱなしだったためにボロボロ。一見聖書のようにも見えるでしょう?)
一昨日、一冊の洋書を読了した。すごく時間がかかったけれど
自分の興味だけで一冊読みきったのは(恥ずかしながら)生まれて初めてのこと。
久々の達成感。
この本をゲットしたのは2004年の2月、もう2年以上か・・・。時期が明確に分かるのは、中国に出張した時に宿泊したあるホテルでこの本に出会ったことが印象的だったから。
ホテルの枕元に置いてあった本なのだが、最初聖書かと思った。英文の聖書というのも悪くないな、と思いパラっとページをめくってみると、一枚の印刷されたシートがはさまれており、こんなことが書いてある。
「あなたがまさに読もうとしているこの魅惑的な物語は、1933年イギリスの小説家によって書かれ、チベット山高での閑静な集落について描かれたものである。
Lost Horizonという名は聞いたことがない人でも、「シャングリラ」という言葉が楽園と同意語であることはご存知であろう・・・」
つまり、ホテル名の由来となったこの物語について、ホテルが本を出版して無料で部屋に置いている、というわけ。
自分の興味だけで一冊読みきったのは(恥ずかしながら)生まれて初めてのこと。
久々の達成感。
この本をゲットしたのは2004年の2月、もう2年以上か・・・。時期が明確に分かるのは、中国に出張した時に宿泊したあるホテルでこの本に出会ったことが印象的だったから。
ホテルの枕元に置いてあった本なのだが、最初聖書かと思った。英文の聖書というのも悪くないな、と思いパラっとページをめくってみると、一枚の印刷されたシートがはさまれており、こんなことが書いてある。
「あなたがまさに読もうとしているこの魅惑的な物語は、1933年イギリスの小説家によって書かれ、チベット山高での閑静な集落について描かれたものである。
Lost Horizonという名は聞いたことがない人でも、「シャングリラ」という言葉が楽園と同意語であることはご存知であろう・・・」
つまり、ホテル名の由来となったこの物語について、ホテルが本を出版して無料で部屋に置いている、というわけ。
内容も冒頭から面白そうだったので、持ち帰って辞書を引き引き読み始めた。
しかし、なじみのない単語が非常に多く、読み進むのに時間がかかるため、なかなか読み進むことが出来なかった。このため途中では単語の細部を捨てて大意をつかむことに方針を変更して読み進んだりしたのだが、後半になってストーリーが面白くなってくると細部の単語も気になりだし、結局辞書を引き引き
のスタイルに戻って最後までたどりついた。あまりにも時間がかかっているので以前のストーリーを忘れてしまっている部分があるし、先述の通り大意のみで飛ばした部分の理解度もいまひとつ。古い小説だし、自分の英語の理解度も合わせると、どれだけこの小説のことを理解できているのかあまり自信がない。
でも、自分の思い入れと思い込みを差し引いても、とても「魅惑的な物語」だと思う。
しかし、なじみのない単語が非常に多く、読み進むのに時間がかかるため、なかなか読み進むことが出来なかった。このため途中では単語の細部を捨てて大意をつかむことに方針を変更して読み進んだりしたのだが、後半になってストーリーが面白くなってくると細部の単語も気になりだし、結局辞書を引き引き
のスタイルに戻って最後までたどりついた。あまりにも時間がかかっているので以前のストーリーを忘れてしまっている部分があるし、先述の通り大意のみで飛ばした部分の理解度もいまひとつ。古い小説だし、自分の英語の理解度も合わせると、どれだけこの小説のことを理解できているのかあまり自信がない。
でも、自分の思い入れと思い込みを差し引いても、とても「魅惑的な物語」だと思う。
この本は「失われた地平線」というタイトルでかつて和訳されているが、現在では廃刊となっているらしい。(でもって古本は高値で取引されているみたい)
だいたいのストーリーはここ
を参照していただけたら。(核心部分はうまくぼかしてあります)時代背景もあって、West meets East、みたいな話だが、今でもいろいろ考えさせられるし、現代にも充分通用する話だと思う。
だいたいのストーリーはここ
を参照していただけたら。(核心部分はうまくぼかしてあります)時代背景もあって、West meets East、みたいな話だが、今でもいろいろ考えさせられるし、現代にも充分通用する話だと思う。
この理想郷のモデルはどこか?という議論が過去議論され、中国の雲南省(のチベット自治州?)が景色や宗教の配置などもっとも近い、ということで落ち着いているようだ。私はたぶんブータンもモデルとして参考にしていると思う。いつだか出張時の飛行機の機内誌でブータンの特集を読んで、現地の写真を見た時、辞書でphallicという単語を引いて「なんでいきなりこんな単語が出てくるの」と驚いたことを思い出したから。(意味は辞書見てね)また独自の文化をなんとか保持していこうとする姿勢がこの小説のヒントになっているような気がする。
最後にこの小説に描かれている理想郷とはどんなものだったか、私の理解している範囲で記載したい。こういうのってだれかと議論したら面白いだろうなあ。
- 自然の景観に恵まれている(がおいそれと行けないところでもある)
- 世界中の優れた本・雑誌がある
- 優れた音楽がある(小説ではショパンの弟子とか出てくる)
- 料理がおいしい
- 資源(金)もある
- 異なる宗教が共存している
- 皆節度(調和)を第一として生活している。ので皆長生きしている。
カテゴリ: [Book] - &trackback() - 2006年07月22日 22:49:50
- 本との出会いがドラマティックで素敵ですね。なかなか読了できなかったのがついに達成!「凄く個人的だけど自分にとっては相当な達成感」というのが伝わってきます。(題名見た時、前の「沈黙の春」のような内容かな、と勘違いしてしまいました。小説なんですね?)(ショーもない話ですが、題名を見て、同名のMSGの名曲をCD引っ張り出して今、聴いています(笑)) -- VG (2006-07-23 02:37:45)
- コメントありがとう。Don Henleyの曲にもShangri-Laというのがあるよ。歌詞を見るとたぶんこの小説のことを踏まえた内容と思われます。 -- (Dr) (2006-07-23 17:54:02)
- なるほど、いろいろと想像が膨らんで面白いですね。VGはShangri-Laと聞くと電気グルーヴの同名シングルとその曲が流れる日産テラノのCMを思い出してしまいます。 Michael Schenker GroupのLost Horizonsは1st「神」に入っています。 -- VG (2006-07-24 01:02:39)