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続・黒い太陽の少女

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eroticman

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続・黒い太陽の少女

投稿日時:2011/02/14(月) 01:35:2


空から飛来した虹寄生は前回と同じく死の光を発しながら現れた
おそらく周りの生命は全滅だろう、周辺にこの屋敷以外の民家はほとんど無いのが救いか。
虹寄生は桃花と黒服の少女の前に降り立つ。

「…なにをしにここへきたのです、にじ」
「も~どうしたのにっしょくぅ。勝手に出てったらボクみたいに怒られちゃうよ?」
「わたしはさつりくにきょうみはないのです、おひきとりねがいます」
「あははっそれはダメだよ~、たいふうにも言われてるし~それに……」

ギィィンッッッ!

桃花の先制の斬撃を長い髪で受け止める虹寄生

「こっちは帰してくれなさそうだしねッ!!」
「ケリをつけるぞ…虹寄生ッ!!!」

すかさず桃花を貫かんと死の髪が桃花を襲う
桃花もそれらを見切りかわしていく。

人には知覚できない高速の攻防
だが徐々にそのバランスが崩れてゆく
二戦目ゆえ戦闘に慣れてきた桃花が押し始めたのだ そして
「痛ッ!」
虹寄生は足に鈍い痛みを感じる。桃花の刀に切られ真っ黒な血が吹き出た

(勝機ッ!)
桃花はトドメを刺さんと突っ込む ―――が、急にゾクリと悪寒が走った
(何だ、この気配―――ッ) 

――閃光。輝く七色の光線が虹寄生の手から発せられた。
とっさに回避行動をとった桃花はギリギリそれを避ける。光線はその軌道上の物を全て焼き尽くした

「ボクは虹、光の化身…。ボクの能力は光を操り全てを焼きつくす事…
 遊びは終わりだよ無限桃花ッッ!!!」



「あはははっ! さっきまでの勢いはどうしたの? あははははははは!!!」

虹色の殺人光線が次々と放たれ周囲を焼き尽くす
スピードを封じた今なら桃花がかわす事は容易ではあったが
負傷した虹寄生の足も再生しつつあった。
動けない今がチャンスだが、光線に加え死の髪が本体をガードしている
これでは迂闊に近づけない。

(使うしかないか?アレを…)

桃花の切り札、天神化
使えば攻撃力・速度が跳ね上がるが、そのぶん体への負担も大きい。
しかしこの状況、躊躇っている時間は無い。

(せめて10秒は持ってくれ……ッ)
――変身、闇の翼が現れ戦闘服は漆黒の衣へと変わる

その姿を見た虹寄生はさらに攻撃を激化した。幾多もの光が桃花を襲う
しかし桃花の速度は先程とは比べものにならず、全てかわされる。
あっという間に桃花は懐に入り、そして―――

「ぐあああああああああああああああああッッ!!!」

絶叫、桃花の刀は虹寄生の両腕を奪い胸を切り裂いた。黒い血が吹き出し影となり消えてゆく。

(くッ!まだ浅い……ッ)
だが致命傷とはいえ、決定打にはならなかったようだ
「こ、殺してやるッ!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すッ!!!」
怒りの言葉を吐きながら虹寄生は死の髪を桃花に向ける

「腕なんか…なくても撃てるんだ…消し飛べぇ!!!」
(くうッ!!!)
変身が解け、上手く動けない桃花に光線が放たれた。



――――――フッ

だが光線は当たらなかった。かわしたのではない、消えてしまったのだ。

「えッ……!?」
「…わたしもひかりをあやつりますが…うばうこともできます
ひかりとやみをつかさどる、それがわたしののうりょく」
「そんなッ!にっしょく!?」

(今だッ!)
桃花は力を振り絞り突っ込む。呆然としていた虹寄生の胸に刃が突き刺さった。

「グブッ…」「終わりだ…虹寄生ッ」「そんな…そんな……」

力なく倒れた虹寄生はそのまま影となり消え去った―――


※ ※ ※


「はあッはあッ……」

息を整えながら桃花は黒服の少女を見る。少女の顔は暗く悲痛だったが―

「しかたがありません…あのままだとあなたがころされていました…
それに…もうかのじょがかわりはてていくのをみたくなかった……」
「…………」
「わたしはきせいになりたくありません…そしてみんなにひとびとをころしてほしくありません
でも…もうもはやもとにもどれないというのなら……とうかさん……」



「おねがいします……わたしたちを…………ころしてください…」




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