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リレー小説書こうぜ

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

リレー小説書こうぜ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 02:26:56 ID:kRQqs1Df
一人5行ずつ。
もちろんよい子は連投しない。
横幅は良識で。

エロは板LRで禁止。
荒らしは明白な場合のみスルーしてその前から。

自キャラ死なされても泣かない。
伏線ははっきりと。
カオスや破壊はほどほどに。

》100までで一区切りにしよう。
駄レスで埋まっても延長しない。

さあどうぞ。

現行スレ
【2】リレー小説【何でもアリ】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1283858264/

前スレ
リレー小説書こうぜ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219944416/

作品まとめ

第1作

第1部

 恐ろしい・・・!実に恐ろしいでござんす!!
彼はそういうとバック転を始め、三回目で「ぐふぐふww」といったところ
落下して首がもげて死んだ。

 全ては計画通り。
亜時空のネジはついにはずれた。
ほら見てごらん、空間が歪み始めている。
もうすぐ、5次元世界へと行くんだよ。ねぇ?エムリス・・・

 2012年 日本 第2東京市 

ミーン ミーン
   ミーン ミーン

「うわぁ、今年は異常に暑いわ。なぁ?エド・モラン」
「そうだな」

目を覚ますと僕は見知らぬベッドの上で、白い清潔な掛物に包まれていた。
どこも痛くはない。顔を上げずに周囲を見回してみると、片側は壁、片側は
保健室にあるようなついたてに囲まれていて、何も見えなかった。天井には
長細い蛍光灯が点いている。昼の光ではなさそうだ。日が暮れているのか、
それともここは窓のない部屋なのか。耳を澄ましても人の声は聞こえない。

──199X年。
世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた。
だが……人類は死滅していなかった。
世界は再び暴力が支配する時代になっていた。

ふと外を見ると、少年が二人暑そうに歩いている
「なぁ、ビノタ」
「なんだい?エド・モラン」

エド・モラン

彼は199X年の悲劇を時空超越能力によって葬り去り
今を人間達と生きる、未来から来た人型汎用家庭用兵器

エド・モランは死んだ。
ビノタも死んだ。
テンプレに一人五行と書いてあるのに、
速攻で無視するような輩に神の裁きが下ったのだ。
ここからは新たな男による世紀末救世主伝説が始まる。

土茂 ラエン
彼はタイムパラドックスにより死んだエド・モランから派生した存在。
やがて、救世主とも終焉神とも呼ばれる者。
友達の名前は野旅。

ドクンッ  ドクンッ  ・・・ミル・・・  ドクンッ   ドクンッ
  ドクンッ   ドクンッ   ・・・ルミル・・・・・   ドクンッ
ドクンッ ・・・ルミル・・ ドクンッ  ・・・ルミル・・・・

カァッ・・・・・・・・・・・・・ミルミルー!!!
どごおおおおおおおおおおおおおおおんん!!

「あれは・・・・・ミルミルか!!・・・復活したのか?!」
コオオッ・・・ ピカッ     ドゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオンッ!!!
「いくぞ、ジョナサン。ここの敵はとりあえず蹴散らした」
「ふんっ、おそかったじゃねえか!ミルミル!!」
「・・・・すまんな」

辺りには闇の塊といったものが溢れかえっていた。
それは虚無獣歴史改編に対しての修正力が形になったものだ。
199X年の破滅は免れただが未だ人類の未来は暗い。

人類を救うのはナイト救おうとしなくても救ってしまうのがナイト
しかしナイトは謙虚だから皆に好かれる
ナイトを信じるやつは基本的に長寿タイプ

すごいですね^^キャーあこがれちゃうなー
それほどでもない

ナイトはアンパンマンみたいな存在。
困ってる人をみるとほうって置けない。
世話好きのヤサ男。
自分の身を削ってでも助ける。
だから、寿命は短い。

「しまった!ジョナサーン!」
「うわあああ!」
 ドッゴーン!
しゅうううううう・・・・
「くっ・・・・?!ナイト!!」

しかしナイトは姿はもうそこにはなかった
そこにあったのは一枚の紙切れだった
ジョナサンは声に出して読んだ
「もう塾だから帰ります」
この物語はここから動き出す

「僕も帰るね」
「うん、じゃあおひらきにしよう」
「じゃあね~」
「また来てね~」
…そうしてリレー小説ごっこは幕を閉じた

そして家に帰って眠った僕は夢を見た
よく覚えてないけどなんだかファンタジーっぽい夢だったみたい
ちょっと思い出してみるから待っててね

思い出そうとしたけどなかなか思い出せない。
夢って一度忘れると全く思い出せなくなるよね
こればっかりはどうしようもない。
ごめんね。
仕方ないからナイト君の家にでも行くよ。

てくてく自宅から徒歩15分のナイトん家に着くと、そこは既に修羅場になっていた。
玄関の扉は跡形もなく吹き飛び、ぽっかり暗い洞窟が開いたような有り様だ。
呆気に取られていた僕は足首を不意に掴まれ飛び上がった!
もう片方の足で足首を掴んだ何かを必死に引き剥がそうと闇雲に蹴りつけた。
「きゃっ!」可愛い悲鳴が聞こえた。

ガシッボカッ!彼女は死んだ。スイーツ(笑)

……って、シンデレラってこんな話だったかなぁ。
いつの間にか目の前の現実を脚色しまくってしまった用だが単にナイトは留守なだけだった。
とりあえずナイトは家に居ないみたいだしそうだな、電話でもしてどこにいるか聞き出そうか。
徐にポケットから携帯電話を取り出したがコールボタンを押した瞬間に電池が切れてしまった。
仕方が無い。コンビニでも探して公衆電話で電話しよう。

早足で来たからもうついちゃった。
 プルル プルル ・・・あれ?充電切れのはずの電話が・・・
ピッ 「もしもし?」
「おめでとうジョナサン!
唯心8次元特異時空間4次元構成ゾーン・コレンヴィニへようこそ!」

「…」怪しい人だ。速攻で判断したジョナサンはおもむろに電話を切ろうとした。
「ああ、引かないで切らないで~!ほら!充電切れの電話がなってるのが不思議だと思わないかい」
いわれてみればその通りだが、正直関り合いになりたくない気配がぷんぷんする。
それでも理性を総動員して一応話を聴いてみることにした。
「実はだね…」

「携帯を見てごらん」
そう言われたので、携帯を耳から離して見てみた。
な、なんということだ。充電器が繋がっている!
「こっそり繋いでおいたのさ!ははは」
電話先のバカ男は、まさに後ろにいたのだ!

「ひぃ…」
悲鳴が自然と口から漏れ、耐え難い恐怖とともに微妙な違和感を感じる。
自分の携帯に刺さっている充電器があまりにも奇妙なのだ。
明らかに市販されているモノとは異なる形態…
恐る恐る充電器のコードを目で追っていくとそれは目の前のおかしな男の羽織るコートの袖の奥に繋がっていた。

「これはっ!」
ジョナサンは驚いて声をあげる。
「そう、万国旗だ」
「なんだ、手品か」
男の手品を見て和んだジョナサンは、男に礼を言って別れた。

ジョナサンはしばらくのあいだはあの男のことを考えることもなかった。
あの男のことを思い出したのは、それから一万年と二千年ほど後のこと。
そのころジョナサンは、相変わらず充電切れの携帯を持ってユーラシア北部の海を歩いていた。
時折陸に上がってはインターホンを鳴らし走って逃走する毎日。
そんなある日、人影がジョナサンの前に立ちあがった

「チョモダボレダボダ」
「?」ジョナサンは首をかしげる。
「チョービ!ビンチョモポンチョ!」「チョンバントウ!チョンバントウ!」
「???・・・・・・・・・・!こらっ!何をする!!」
翌日の新聞:[ロシア人が朝鮮人に拉致されたか?]

その新聞を、侵略目的で地球に来た宇宙人ペダン星人が読んでいた。
「………半島にキングジョー送るか…」
その数日後、北の核施設付近に謎の飛行船が四機出現、それらは合体してキングジョーとなった。
キングジョーは破壊光線で核施設を次々破壊してゆく。
北の陸軍空軍が迎撃に出るが、セブンのエメリウムとアイスラッガーを防いだ頑強な装甲を破れる筈もなく進撃を許してしまう。

そこに北の最終兵器ゴーオンレンジャー投入
ロボットにのって準備万端!
敵は目前
目指すは勝利
白い明日が待ってるぜ

ちゅど~ん!
突然ゴーオンレンジャーの頭部が吹き飛んだ。
続いて手足の関節部分が爆発し文字通りバラバラの鉄屑と化す。
呆然と遠隔操作装置を握りしめていたジョナサンの背中に固い突起が当たった。
「また会ったわね」見覚えのある美少女が機関銃を突きつけていた。

「誰だてめぇ?」そういうとジョナサンは槍型空間歪曲兵器グングニルを召喚した。
女は球形空間固定結界イージスを使うも、槍はそれを貫通。
刺されそうになった直前、ジョナサンは女を助け出す。「ジョナサン・・・///」 グジョボッ
ジョナサンは、女の心臓をむしり取って潰すと、持ち主の顔に投げつけた バチャッ

とりあえず、ねる。
異次元では、こっちが勝っている。

と女の首はつぶやき、その声を聞いた途端ジョナサンは意識を失ってしまった。
その後、ジョナサンが目覚めたときには女の遺体や爆破したはずのカラフルな人達の痕跡はどこにもなく、傍らには竹槍が転がっているだけだった。
果たして今までの出来事は夢だったのだろうか。北に連れられて来てからおかしなことばかり起こる。
とりあえず歩いてみよう、そう思い立ち上がったジョナサンの視界の端に黄金色の巨人の姿が映った。思わずジョナサンはつぶやく。
「あれって…キングジョーだっけ?」

「いや。あ、あれはキャンチョメ・・・まさか・・・」
「ようこそ僕のチートOFワールドへ」
まずいっ!
どうすんのどうすんの
どうすんのどうすんの??

「こうするのよ」先程ジョナサンが倒したはずの少女が突然現れ、どこからか取り出した杖で呪文を唱えた。
キャンチョメは体を震わせると「恐ろしい・・・!実に恐ろしいでござんす!!」と言いつつバック転を始め、
「ぐふぐふww」と言いながら3回目のバク転で海へ落下して首がもげて死んだ。
少女は言う。「全ては計画通りだわ。亜時空のネジはついにはずれた。ほら見てごらん、空間が歪み始めている。
もうすぐ、5次元世界へと行くんだよ。ねぇ?エムリス・・・」

それは少女が考えている妄想の世界であった。いわゆる電波ちゃんである。
現実にそんな事が起こるはずもなく、ただうわ言の様に呟く少女を尻目にジョナサンは去っていった。
「さて、ナイト君の別荘にでも遊びに行こう」
ナイト君の別荘が北にあった事を思い出したのだ。
だが、無事に彼が別荘に辿り着けるわけがなかったのだ。何故なら―――

既に北はペダン星人の猛攻に耐え切れずに首都陥落、占領の憂き目にあっていたからだ
「…次は南に侵攻しよう」
「いや、このまま大陸へ駒を進めるべきです」
ペダン星人の軍内では意見が割れていた。
ペダン星人の軍は平壌に居座ったまま動かない…

「どうすればいいのですか、ナイト様」
「そうだね……じきにジョナサンが来る。奴を勇者に仕立てあげてぶちころせ」玉座に付いているナイトにペダン星人が問いかけ、ナイトが返す。
そう、ナイトはペダン星人の刺客だったのだ。ジョナサンとの友情も偽りである。
「待っているよジョナサン君……君を殺して大衆の心をくじくのさ」

平壌から、キングジョーと円盤軍団がジョナサンを殺しに向かった。
「っ!来るっ!やばそうな奴がッ!」
大軍団の登場に、ジョナサンは動揺を隠し切れない。
その時、その場に凄まじい声が挙がった
「アッー!」

その声をあげたのはいつか見た手品師だった。
「私が食い止める、君は早く先に行くんだ!」
「あっ、あんたはあの時の! ……すまない、恩にきる!」
手品師が手品を見せてキングジョーらを和ませる。
だが、その手品をうっかり見てしまったジョナサンも和んでしまったのであった。

ジョナサンは手品を見て昔を思い出していた…。
(そういえばこれと似た状況に陥った時があったな。)
数年前メガネ半島にあるという秘密基地の入り方が分からなかった時に遭遇した珍事。
ワシっぽい頭をしたガッツ星人。
そして今は亡き恋人のジェニファーを。

その頃居間でペダン星人の侵略ニュースを見ていたドラえもんは、テレビに映った映像を見て突然驚きの声をあげる。
「たっ……大変だ!」
おもむろに立ち上がったドラえもんの目は何かの決意に満ちているようであった。
ポケットからタケコプターを取り出すと、焦った顔で家から飛び立っていく。
「おやつのドラ焼きが切れてしまった、早く買いに行かなきゃ!」

ジョナサンはきっ、と決心した!
そして、星の脱出速度を超えたジャンプで宇宙に飛び出す!
「テキオー灯!!」フオオオオオッ
「ドラえもん!」ジョナサンは少し、照れ臭そうにしている。
「君は実にバカだ。さて、どら焼きどら焼き・・・」そういうと、ドラえもんは飛んでいった

(計算通り…。)
宇宙に飛び出したジョナサンを見て手品師は邪悪に笑う。
なんと手品師もナイトの部下だったのだ!!
哀れジャナサン君は敵の艦隊のド真ん中へ。
無茶シヤガッテ…。

エキゾチック放射亜切断仮定時空及びワームホール・ブラックホール反ホーキング放射による特異点展開!


ジョナサンは新しい宇宙を作りました

さぁ、いく?いかない?死ぬ?

それは、ナイトの部下であったドラえもんの道具が作り出した幻覚であった。
テキオー灯を照射された時、既にまんまと罠に嵌ってしまっていたのだ。
ジョナサンはこの幻覚から逃れる事ができるのだろうか。

そしてジョナサンの居ぬ間に、ペダン星人の猛攻が再開される。

司令室でフッと微笑むナイト。

「もうすぐだ・・・時間の針は元には戻らないが、自らの手で進めることはできる」

「まったく、ナイトくんはいつも僕に頼る。そろそろ未来に・・・」

「かまわん、ここにいろ」

「ぐすっ・・・のび・・・いや、ナイト。僕がそばにいてあげるよ」

そばに居る安心感なのかのび・・・いや、ナイトは眠りに付いた
ナイトが寝たのを見計らい机の引き出しを静かに開けた
(さよならナイトもう僕が居なくても君は立派にできる子だ!)っと言い聞かせ
引き出しの中に飛び込んだ・・・
こうして二人は永遠の別れとなるのである

長い間ご愛読ありがとうございました
>>1大先生の次回作にご期待ください

                     糸冬

第2部

時は794年の平安―――
その時代最高の予言者が恐るべき未来を見た。
来たる183万3549年後の未来、鎌倉幕府は崩壊するという未来だ。
予言者はその未来を変える為に動き出す。
これは、そんな壮大な歴史ラブロマンスアクションアドベンチャーホラーサスペンス物語である。

だがその予言は杞憂であった。
何故ならその頃には鎌倉幕府は既に消滅していたからである。

時代は変わり、人が宇宙に自由に行き来できるようになった時代――
太陽系は危機を迎えていた。
M78星雲から光の巨人達が攻めてきたのだ…。

プーチン朝ロシア帝国のピョートル5世は、そんな光の巨人に対抗するための兵器を作らせていた。
そこで出来上がったのが、怪獣コントロール機である。
その名の通り怪獣を洗脳する波長を持った機械だ。
ピョートル5世は地球怪獣の力を借りて巨人に対抗しようとしたのだ。
「巨人め…次はお前たちが怪獣に倒される番だ」

ナイトの陰謀で時空を飛ばされたが結局平和に暮らしているジョナサン。
「恐竜を・・・操る・・・」ジョナサンは感づいた。
五次元映像放送NHQのお昼のニュース。
ピョートル五世の数年前の実験映像の画面の端に
自分が見たことのある、青い、タヌキのような者が映っていたのだ

「青い、タヌキ……しまった!」
その映像を見たジョナサンは慌てて立ち上がる。
「緑のタヌキにお湯入れてからもう30分だ!」
そう、ニュースに見入っていて忘れていたのだ。
哀れ、緑のタヌキは伸びてしまった。

テレビの方を振り向く。
…なぜだ
なぜだなぜだなぜだなぜだ?
なぜだ・・・・・・??
なぜ、下半身の生えたメロンパンがテレビの上で射精してるんだ?

──お前のせいさ、ジョナサン。
どこからともなく声が聞こえる。
──お前が、緑のタヌキを伸ばしてしまったから。
ジョナサンは狼狽えた。緑のタヌキとこのメロンパン、一体どんな関係があると言うのだ。
そして一つ、気付いた。その声が、自分の内から聞こえてくるのだということに。

そしてジョナサンは気付いた。
ナイトはジョナサンだった。
そう、ナイトとはジョナサン自身の心が作り出した亡霊だったのだ。
――お前の意識に入り込んだ。殺すよりこちらのほうが都合よい。
    お前の魂を消して俺が主となる!

  そ の 時 井 出 が 発 毛 し た !

「思い出して! あの言葉を。今があの言葉を唱えるときよ!」
脈絡なく登場した少女が、ジョナサンの手を取り、厳かに言った。
「「バ○ス!!」」
「毛、毛がああああああ! 私の毛がああああああああ!」そ の 時 井 出 が 脱 毛 し た。
そしてこれまた脈絡なく登場した子供が言った。「ビムラー! 後ろ後ろーーー!!」

暇つぶしにふざけてるのも馬鹿らしくなったナイトは溜め息をついた。
とりあえずふもとの町まで降りてみることにした。
その時突然

目をギラギラと輝かせたおばちゃんたちを先頭に、町の人達が大量に向かって来た。
「しまった……!」ナイトは絶句する。
この町はこの時間帯、ほぼ全ての店がセールを始めて主婦達の戦場になるのだった。
「このままではおばちゃんたちの波に揉まれて死んでしまう!」
しかし既に逃げることも叶わない。どうする……!

「知れたこと。主婦達の戦場と言え、戦場は戦場だ。故に、この戦場を制する!」
のび……いや、ナイトはドラえもんに心配かけないように、数多の主婦と戦う事を決意する。
おばちゃん達よりも前のほうにいるという理を生かして、店の中に突撃する。
「ふははははぁー、このジャガイモは全て俺が頂く!」
ナイトは勝ち誇るようにジャガイモを袋の詰めていった。

天使のように愛らしい容姿をした少年が一心不乱にジャガイモを詰め込んでる姿に主婦たちは
ジャガイモのことなんかどうでもよくなった。
この愛らしい少年を自分だけの抱き枕にしたいという衝動が彼女らを襲ったのだ。
ジャガイモを必死に詰め込んでたナイトは、自分に異様な視線が注がれてることに気付いた。
何事かと振り返った瞬間、無数の手が伸びナイトの服をビリビリに破り裂いた!

主婦達が去った後…全裸の少年が放心状態で空を見上げていた。
ナイトは何年も大事していたはぢめてを60過ぎの化け物達に奪われてしまったのだ…。
その事を再認識した彼はもう一度だけ、泣いた。

その頃、物陰でをおいしそうにナイトを見ている“いい男”がいた。
彼の名は――。

多田野数人だった。
多田野は最近流行りの某ホモマンガの真似をして、
「やらないか」
と誘ってみた。
それを聞いてナイトは…

拳を突き出した。
「望むところだ!!」
ベンチの男は目を真ん丸にしながらチャックを上げ
(やべ・・・なんか、アーッなやつに出会ってしまったわ・・・)
と後ろをチラチラ振り向き流れ、速足で帰っていった

すっかりやる気になっていたナイトは、その男が逃げていくのを見て呆然としていた。
だが、男が逃げていった理由は直ぐにわかる事になる。なぜなら―――
「俺は袋にではなく、尻の穴にジャガイモを詰めていたのか!
 だからおばちゃん達は俺を見て興奮し、男は異様な目で逃げていったんだな……」
ちょっとした失敗でとんでもない事が起こると学習したナイトであった。

学習意欲に目覚めたナイトは狂ったように近所の塾に通った。
「まだまだ俺は失敗できる!俺は強くなる!ガルrr…」
抑えきれない学習意欲で彼は毎日塾に通い、時に興奮のあまり教師に噛み付いた。
覚醒したナイトの牙は、教師たちにとって余りに強すぎた。
塾の教師の殆んどが、他人に噛み付く快感を覚えてしまった。

関東に拡がっていった謎の病気
しかし、その頂点に君臨していたのは鎮都と呼ばれる男。

「シズト!シズト!シズト!」感染症患者達が集まり塔に向かってエールを送っている

ズザーッ   そこにエヴナ ジョージが辿り着く。
「ったくジョナサンのヤツ・・・手間の掛かることをやらかしたなぁ・・・」

双眼鏡でシズトの様子をうかがう。
エヴナ「おっ、なかなかのイケメンじゃないか。」
シズトはオダギリジョー似で紫の着物を身にまとい、ワインを飲みながら感染症患者達を見下ろしている。
「シズト!シズト!シズト!」
エヴナはいつのまにか感染してしまったようだ。

「まさか……姿を視界に入れるだけで感染させるというの?」
エヴナの隣で、遅れて到着していたジェニファーが呟く。
「ナイトのやつは無事なのかしら……死んだフリして逃げたりしたけど、ほっとけないのは確かだし」
ジェニファーは鎮都から逃れるためなんかすごいゴーグルをつけると、とりあえず町に向かった。
エヴナは狂いながら自分の指を食いちぎり始めた。

その患者の中にはドラえもんもいた。
「シズト!シズト!シズト!」
やはりドラえもんも塔にエールを送っている。
どうやらこの病気は機械にも効くらしい。
恐らくナイトはドラえもんを救う術を見つけるために塾に通い始めたのだろう。

ジェニファーはナイトに合うため塾へ向かった。
塾ではナイトが不気味な呪文をいいながら変な液体を作っていた。
ジェニファーは聞いてみた。「ナイト、それはなに?」
「フフ、感染症に効くワクチンを作っているんだよ。後はこれを入れれば完成さ。」
ナイトが紫色の液体をポトリとフラスコの中にいれる変な液体は爆発して部屋中に飛び散った。

白い煙が晴れるとナイトの目の前に見知らぬお姉さんが立っていた。
明らかに服が小さく豊満なバストでブラウスのボタンが今にも千切れそうだった。
彼女はびっくりした様子で自分のおっぱいをムギュムギュもみまくっている。
いつもなら固くなるのに、一向に反応しないアレを見下ろしたナイトは「ああっ!?」と声を上げた。
目の前のお姉さんに劣らない豊満なバストで下が見えなかったからだ。

「こ、これは女体化……!?」
驚くナイトをよそに、ジェニファーは冷静に分析を始める。
「いえ、これは胸囲だけが太る脅威の薬ね。驚異的だわ」
「あっ、ホントだ! 股間はそのままだ! 折角女体の神秘を探れると思ったのに~」
ドラえもんの事はすっかり忘れているようである。

それはドラえもんにしたって同じである。何もかもすっかり忘れていた。
「あれ、僕は、いったいい……。誰だっけ?」
記憶喪失のようだ。

――そのころ

「あと約20レスで一区切りって言われてるんだから、ちゃんとまとめなきゃ!」
やけに張り切っている女性がひとり、塾へ向かっていた。
その傍らにジョナサンを連れて……。

そのジョナサンの右手には豚さんの貯金箱。
「これで誰かの頭をぶん殴ったら、翌日のニュースで豚さんの貯金箱は【鈍器のような物】って報道されるのかしら?」
ジョナサンの好奇心がむらむらと頭をもたげてきた。
そしてその目は狂気の色を帯びてきて……。

翌日……
『臨時ニュースです。本日未明、鈍器のような物で殴られた痕のある死体が次々と見つかっています。
 警察はこれを連続殺人の疑いが強いと捜査を進めています』
それを見たジョナサン。
「そんな、俺はやってないぞ!」そこに警察がやってくる。

「動くな!警察の者だ!」
――動いたらどうなるのだろう?
ジョナサンは思いっきり動いてみた。

張り詰めた気を裂く音に感付いた時、ジョナサンの頬には熱痛が走っていた。
「まさか、いきなり発砲してきたのか!?」
動揺と困惑の渦中にあるジョナサンに反し、警察官は次弾を送り込むべく沈着と撃鉄に指を掛けている。
――殺されてしまう。
ジョナサンは恐怖した。しかし直後、この未曽有の危機を目前にしていながらも起死回生の策を打ち出したのだ。

「へっへっへぇ~、こいつがどうなってもいいのかぁ~!」
ジョナサンは通行人を人質にして、首に豚さんの貯金箱を突きつけてる。
だが警察は構わずに発砲してくる。
「馬鹿め、その人質は宇宙指名手配犯のエド・モランだ!」
再び危機に陥るジョナサン。

そのときエド・ラモンが懐から小型陽電子砲を取り出し発射した。
一瞬にして警察を含め周囲数キロが消滅した。「ケケケ、正体がばれた
からにはテメーも生かしちゃおけねーな。」陽電子砲と豚さんの
貯金箱の戦いがはじまった。

エド・ラモンはうっかり口走ってしまった
「僕ドラえもんです」・・・そう、ノブヨボイスで・・・

とっさにタイムマシンに乗るエド・モラン
彼はそうして未来に帰り
いろいろ恥ずかしくて二度と現在には帰ってきませんでした

かわりにやってきたのは土左衛門である。それはそれはみごとな腐乱死体であった。
「ぼく土左衛門でぇぇぇす」凄まじい悪臭を漂わせながら彼は右手を突き上げて笑う。
一歩あるくごとに体から湧いた蛆が地面にボタボタ落ちていく。
「ひ、ひぃぃぃ!」
「う、うわぁぁぁ!」
みんな一目散に逃げだした。

しかし土左衛門はピョートル5世(の作らせたメカ)によって操られ、兵器となってしまった。
悪臭を放ちながら土左衛門が向かった先は…ロシアのライバルアメリカのニューヨーク!
ニューヨークの人々は土左衛門の姿を見るなり逃げ出し始める。ハッテン中のアメリカンハードゲイすら素っ裸で逃げ出す始末だ。
「オゥ!ベリィスケャリー!」
ピョートルの目論みは大成功だった。

ところで、ジョナサンと共にやってきた女性、ステファニーは、ジェニファーの双子の妹であった。
双子パワーでお互いを見つけ出したジェニファーとステファニー。彼女たちの手には二対のイヤリング。
ジェニファー・ナイト・ステファニー・ジョナサン。四人でひとつずつ付けると、最強の戦士ジェニファニーとジョナイトが誕生した。
イヤリングはポタラだったのだ。
「ピョードル、お前もここまでだ!」

ジェニファニーとジョナイトはフュージョンをする。
「フュージョン!」
するとジョニファナイトが誕生した。
ピョードルも負けじとウルトラミキサーでキングジョーと合体する。
ピョージョーになった。

「謎の感染症を防ぐための方法、それはフュージョン」
ジョナサンの声が高らかに告げる。
「鎮都を操って世界を感染症に陥れようとした、あなたの野望はここで潰えるのよ」
ジェニファーの声がピョージョーに放たれる。
ピョージョーは今だその場に立ち尽くし、不気味にうつむくだけ。
「いくぞピョージョー! 貴様を倒して世界を救う!」

「じつをいうと外国人力士に大麻を売ったのは、俺なんだ!」突然ピョージョーはなんの関係もないことを口ばしった。
「な、なにぃ!」
「ま、マジすか?!」
しかしその場に居合わせた人々は皆は一様に驚愕する。
つづいて瞳が輝き出した。俗世間にまみれた野次馬的な好奇心で。

あれ?俺なに言ってんだ?頭がくらくらするし目も痛い…
ミドリのタヌキみたいなのがこっち見てる…なんだろう?…
今日は取りあえず帰っていいか聞いてみようかな?

ピョージョーのひどく不安げで落ち着かない様子はハッテン中のハードゲイ達をも寂しくさせた…

そのとき、上空から耳障りな高音が聞こえてきた。
その甲高い音は徐々に低く大きくなっていった。
そして、それが巨大で硬質なものの降下音だとジェニファーたちが気付いたときには遅かった。

落下直後の衝撃で、その場にいたジェニファーたちは大きく吹き飛ばされ、あたりは半径50メートルものクレーターが出来上がった。
そしてその落下した物体――巨大ロボットの胸部から、透けるような肌の白髪の少女が満身創痍の様子で、クレーターの中心へ転がり落ちた。

「おう! でえじょうぶかい、嬢ちゃん!?」
その言葉と共に魚屋の源三郎がクレーターに飛び込んだ。
ゲンさんの愛称で親しまれる彼は、困った人は見捨てられない江戸っ子気質の持ち主であった。
ましてや相手が美少女と巨大ロボとあれば、漢として見過ごすわけにはいかなかった。

少女は源三郎を見据え、その体、顔にそぐわない、世紀末覇者のような野太い声でいった。「この夏、うぬらにあいたくなったわ」

すると源三郎は少女の心臓を抜き取ると、ひねり潰し、少女の顔に投げ付けた。バチャッ

なんとかわいそうに、血をおもいっきりかぶった少女は
汚れた顔を隠すように地にうずくまった
ああ、かわいそうにかわいそうに
周りの人々は同情する

「どうして私達は争っていたのだろう」
誰かがそんなことを呟き始めた。
「さあな。今となってはどうでもいいことだ」
誰かがうなずきながらいった。ジョナサンは泣いた。
ジョナサンの涙の粒が地面に落ちていき――

瞬間、暖かな光がジョナサンを包んだ。
光は果てなく広がり、やがて地球全体を包む。光が薄れ、消え去ったとき、皆は驚いた。彼らはゴキブリの姿になっていたのである。
こうして旅は終わった。旅は噂になり、民話に語られ、伝説へ。
いつの日か、また新しい伝説が語られる日が来ることだろう。とはいえ、それは別のお話。今はすべてを忘れ、夢の世界へと――


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