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「知恵をもって恐れを使う」
70 :知恵をもって恐れを使う:2010/09/21(火) 12:54:07 ID:sCSejFb1
その化け物は河狸と呼ばれ、後溢川を渡ろうとする旅人を取っては食っていた。
ある年、川岸にある村が日照り続きで水不足となった。
勇気ある村の若者が何人か後溢川に水を汲みに行ったが、帰ってくる者はいなかった。
ある年、川岸にある村が日照り続きで水不足となった。
勇気ある村の若者が何人か後溢川に水を汲みに行ったが、帰ってくる者はいなかった。
そんなある日、困窮する村へ、三厘を名乗る若い坊主が訪れた。
村長は村人たちの前で三厘に問うた。若い旅のお坊さま、ワシらを助けてくれぬか。
三厘は答えた。私は若輩者であり、法力は小さい。しかし、知恵をひねれば解決するかもしれません。
村長は村人たちの前で三厘に問うた。若い旅のお坊さま、ワシらを助けてくれぬか。
三厘は答えた。私は若輩者であり、法力は小さい。しかし、知恵をひねれば解決するかもしれません。
三厘は続けた。魔には原因があります。問題を切り分け、原因を突き止め、道理をもって直せば良いのです。何か心当たりはありませんか?
村長は少し考えた後、答えた。少し思い出す時間が欲しいし、皆と話し合いたい。お坊様、この村に一晩泊まっていかぬか。
喜んで。三厘は言った。
喜んで。三厘は言った。
翌朝、なぜか村人達はもう河狸が出ないことを知っていた。
実際、おそるおそる後溢川に水を汲みに行った者も帰ってきたのだった。
実際、おそるおそる後溢川に水を汲みに行った者も帰ってきたのだった。
村から帰ってきた三厘は仲間の坊主から問われた。どうやって解決したのだ?
三厘は答えた。元凶は村人の旅人に対する恐れだ。そして、その原因が特定されることを村人が恐れた結果、問題が解決したのだ。
三厘は答えた。元凶は村人の旅人に対する恐れだ。そして、その原因が特定されることを村人が恐れた結果、問題が解決したのだ。
〈END〉
では私は仏教系ファンタジーで行ってみるかな、
と軽く話をでっち上げてみました。
と軽く話をでっち上げてみました。