Top > 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 > 地獄世界・「ミケとブチ」 > 第1話
ミケとブチ 一席目
テンテンツクツンテンツクツン ジャーン
……ザワ……ザワ……
「――というわけで、今日は名前と顔だけでも覚えて帰って欲しいのニャ」
「そうニャ、名前大事ニャ」
「名前といえば、ウチらの名前は全く個性がないよニャ?」
「ミケ、ブチってこれ、そもそも名前なんかニャ……」
「お客さん、そもそもお前ら誰って顔しとるニャ」
「ゆゆしき問題ニャ」
「一大事ニャ」
「まあ、名前に限らず地獄は個性的な面々が多いからニャー」
「個性といえば、名前よりもシルエットのインパクトも大事ニャ」
「シルエット?」
「例えばほら、夜々重の頭にはでっかい鈴が付いてるニャろ?」
「そういや、リリベルとかいう悪魔もおっきなぐるぐる角があるニャ」
「鬼の玲角はながーい髪と、ちんまい角が特徴ニャ」
「ニャるほど、覚えやすいシルエットが人気の秘訣ニャ」
「それにひきかえ、うちらはコレ」
「ジャージ」
「一体ジャージのどこをどうすれば個性に結びつくニャ?」
「ネコマタ人生最大の試練ニャ」
「そこで! ウチは先日侍女長様に掛け合ってみたのニャ!」
「それは初耳ニャ」
「侍女長様、侍女長様! 話を聞いておくんなましニャ! と」
「ほうほうニャ」
「そしたら侍女長様、こう言ったのニャ」
「なんとニャ?」
「――何の話ニャ、ブチ」
「これね、一見分かりづらいけど、いきなり名前間違がっとるニャ」
「そう、ウチはミケなのニャ」
「もう付き合い長いのにニャー」
「ウチは涙ながらに訴えたニャ。侍女長様、ミケですニャ、と」
「そらそうニャ」
「そしたら侍女長様、こう言ったのニャ」
「なんとニャ?」
「――そんなもん、どっちでもええニャ」
「話す前から、ウチらの個性が否定されとるニャ」
「まったく酷い話ニャろ? しかも鼻ほじりながらニャ」
「鼻ほじりながニャ!」
「噛んどるがニャ。でも、ここでウチは思ったんニャ」
「ニャにを?」
「間違えられても仕方ない、ミケとブチは二人で一つ」
「……」
「どっちの台詞か分からなくてもいいほどに、ウチらは一心同体なんニャ!」
「……ウチはお前のような仲間がいて幸せニャ」
「これからも一緒に」
「頑張っていこうニャ!」ギュッ
「はい! ということで今後もミケとブチを」
「よろしくなのニャ!」ビシッ
「そうニャ、名前大事ニャ」
「名前といえば、ウチらの名前は全く個性がないよニャ?」
「ミケ、ブチってこれ、そもそも名前なんかニャ……」
「お客さん、そもそもお前ら誰って顔しとるニャ」
「ゆゆしき問題ニャ」
「一大事ニャ」
「まあ、名前に限らず地獄は個性的な面々が多いからニャー」
「個性といえば、名前よりもシルエットのインパクトも大事ニャ」
「シルエット?」
「例えばほら、夜々重の頭にはでっかい鈴が付いてるニャろ?」
「そういや、リリベルとかいう悪魔もおっきなぐるぐる角があるニャ」
「鬼の玲角はながーい髪と、ちんまい角が特徴ニャ」
「ニャるほど、覚えやすいシルエットが人気の秘訣ニャ」
「それにひきかえ、うちらはコレ」
「ジャージ」
「一体ジャージのどこをどうすれば個性に結びつくニャ?」
「ネコマタ人生最大の試練ニャ」
「そこで! ウチは先日侍女長様に掛け合ってみたのニャ!」
「それは初耳ニャ」
「侍女長様、侍女長様! 話を聞いておくんなましニャ! と」
「ほうほうニャ」
「そしたら侍女長様、こう言ったのニャ」
「なんとニャ?」
「――何の話ニャ、ブチ」
「これね、一見分かりづらいけど、いきなり名前間違がっとるニャ」
「そう、ウチはミケなのニャ」
「もう付き合い長いのにニャー」
「ウチは涙ながらに訴えたニャ。侍女長様、ミケですニャ、と」
「そらそうニャ」
「そしたら侍女長様、こう言ったのニャ」
「なんとニャ?」
「――そんなもん、どっちでもええニャ」
「話す前から、ウチらの個性が否定されとるニャ」
「まったく酷い話ニャろ? しかも鼻ほじりながらニャ」
「鼻ほじりながニャ!」
「噛んどるがニャ。でも、ここでウチは思ったんニャ」
「ニャにを?」
「間違えられても仕方ない、ミケとブチは二人で一つ」
「……」
「どっちの台詞か分からなくてもいいほどに、ウチらは一心同体なんニャ!」
「……ウチはお前のような仲間がいて幸せニャ」
「これからも一緒に」
「頑張っていこうニャ!」ギュッ
「はい! ということで今後もミケとブチを」
「よろしくなのニャ!」ビシッ
テンテンツクツンテンツクツン ジャーン
……ザワ……ザワ……
……ザワ……ザワ……