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美貴と私:2 清々しい朝に
27 :創る名無しに見る名無し:2010/10/16(土) 14:33:31 ID:cJOmDH/D
朝、正門を入った所で美貴と出くわした。ヤバいどうしよう。緊張して俯いた私に美貴が声をかけた。
「おはよ」
「おはよう……」
「何?元気ないね?風邪?」
「うん、ちょっとね……」
嘘ではない。ある意味風邪だろう。でも引かせた本人は気付いてないようだけど。
「大丈夫?一緒に保健室行こうか?」
「ううん、大丈夫」
「そう?」
はぁ、やってしまった。素直に「うん」って言えばもっと一緒にいられたのに……それにしても……やっぱり美貴はめちゃくちゃ可愛い。
会うたびに熱は上がっていく。……でも、私の水銀がどんどん上昇すればするほど、そのぶん彼女との距離が遠くなっていく気がする。
「おはよ」
「おはよう……」
「何?元気ないね?風邪?」
「うん、ちょっとね……」
嘘ではない。ある意味風邪だろう。でも引かせた本人は気付いてないようだけど。
「大丈夫?一緒に保健室行こうか?」
「ううん、大丈夫」
「そう?」
はぁ、やってしまった。素直に「うん」って言えばもっと一緒にいられたのに……それにしても……やっぱり美貴はめちゃくちゃ可愛い。
会うたびに熱は上がっていく。……でも、私の水銀がどんどん上昇すればするほど、そのぶん彼女との距離が遠くなっていく気がする。
バレたら嫌われるんだろな……
人気者の彼女に別の友達が声をかけた。私は歩調を落として少し後ろを歩く。この距離でいい。この距離でいいのだ。
二歩先を歩く美貴の背中を見つめる。一生触れられない。でも見失うこともない。
でもやっぱり……そうして今日も私は清々しい朝に深いため息を一つ。
二歩先を歩く美貴の背中を見つめる。一生触れられない。でも見失うこともない。
でもやっぱり……そうして今日も私は清々しい朝に深いため息を一つ。