俺は大野啓介という。
大野家の長男であり、一人息子だ。
普通の高校を卒業し、普通の大学にいる、自分でも言うのもなんだが、平凡な学生だ。
成績も可もなく不可もなくといった低空飛行でなんとか危ない橋を何度か渡りながらものらりくらりなんとかやってきた。
そんな俺なわけだが、昨日ついに20回目の誕生日を迎えて20歳、つまりは大人の仲間入りをした。
祖父母からはお祝いの言葉が送られ、母はついにこの息子がと感涙して高級レストランに連れて行ってくれた。
上手かったかどうかって?そんなの聞くまでも無い話だ。
そんなある日、海外赴任していた父から手紙が送られてきた。
大野家の長男であり、一人息子だ。
普通の高校を卒業し、普通の大学にいる、自分でも言うのもなんだが、平凡な学生だ。
成績も可もなく不可もなくといった低空飛行でなんとか危ない橋を何度か渡りながらものらりくらりなんとかやってきた。
そんな俺なわけだが、昨日ついに20回目の誕生日を迎えて20歳、つまりは大人の仲間入りをした。
祖父母からはお祝いの言葉が送られ、母はついにこの息子がと感涙して高級レストランに連れて行ってくれた。
上手かったかどうかって?そんなの聞くまでも無い話だ。
そんなある日、海外赴任していた父から手紙が送られてきた。
啓介、成人おめでとう。
ついに一緒に酒が飲める年になってお父さんも嬉しいぞ。
成人祝いに啓介がずっと前に欲しがってたものを送っておいた。
きっと気に入ってもらえると思うよ。
少し時間がかかるかもしれないが楽しみにして待ってくれ。
ついに一緒に酒が飲める年になってお父さんも嬉しいぞ。
成人祝いに啓介がずっと前に欲しがってたものを送っておいた。
きっと気に入ってもらえると思うよ。
少し時間がかかるかもしれないが楽しみにして待ってくれ。
大野大吾郎
こんな内容の手紙だった。
欲しがっていたものとはなんだろう…と考える。
最近ならば、免許も取ったのでバイクが欲しいのだが、流石にそんな高価なモノをわざわざ海外から送ってくるとは思えない。
というか、ずっと前って書いてある。
父が海外に行ったのは二年前だ、少なくともそれ以前という事になる。
なんだろう?とそのときの俺は結構悩んで考えたんだけれど、結局答えらしい答えが見つからなかった。
今思えば、いや、今思ってもダメだな…これは…。
欲しがっていたものとはなんだろう…と考える。
最近ならば、免許も取ったのでバイクが欲しいのだが、流石にそんな高価なモノをわざわざ海外から送ってくるとは思えない。
というか、ずっと前って書いてある。
父が海外に行ったのは二年前だ、少なくともそれ以前という事になる。
なんだろう?とそのときの俺は結構悩んで考えたんだけれど、結局答えらしい答えが見つからなかった。
今思えば、いや、今思ってもダメだな…これは…。
それから一ヶ月の時間が経つ。
俺は大学がテストシーズンを迎えていて、必死に専門科目の用語の暗記作業に努めていた。
基本的に授業をまじめに受けていなかった為、友人のノートを借りコピーして、そのコピーを元に必死こいてテスト勉強中だ。
父親が言っていたプレゼントの話なんて頭にはもう毛ほども残っておらず、その単位を落とさないように…落とさないように…と必死こいて暗記していた。
いや、本当に必死だったんだ。
マジで。
そんな日の夜だった。
20時を過ぎた辺り、ピンポーンと呼び出しベルが鳴った。
こんな時間になんだろうと玄関の扉を開けると一人の男がいた。
男はかなり大きな箱を抱えている。
小さな子供一人ぐらいならば簡単に入ってしまいそうな大きさだ。
「大野啓介さんですね?お届けモノです。印鑑を貰いたいのですが…。」
と店員が重そうな荷物を玄関先に置いたと同時にドシンと大きな音がした。
なんというか…本当に重そうだ…。
「あ、はい、ちょっと待っててください。」
俺は部屋に戻り、印鑑を持って配達屋の男差し出してきた紙に受け取りのサインをする。
「では、ありがとうございましたー。」
男は礼を言って玄関から出ていく。それを見送った後、俺は送り主を確認した。
そこには大野大吾郎という父の名前があった。
その時、俺は先月、自分宛に何かを送ったという父の手紙を思い出した。
机から鋏を持ってきて、箱の封に使われているガムテープを切る。
正直、内心、中に何が入っているのは何かとワクワクしてたりした。
ガムテープを切り終え、ダンボールの箱を開く。
そこには一枚の手紙と――
「うわあぁぁぁ!!!」
驚いた。
物凄く驚いた。
後ずさりして頭を壁にぶつけてたんこぶ作ってしまうぐらい驚いた。
だって、中に入っていたのは…ミドルヘアーの黒髪に白い肌、胸に若干のゲフン、ゲフン。
そう、中ではまだ、幼げな少女が眠っていた。
基本的に授業をまじめに受けていなかった為、友人のノートを借りコピーして、そのコピーを元に必死こいてテスト勉強中だ。
父親が言っていたプレゼントの話なんて頭にはもう毛ほども残っておらず、その単位を落とさないように…落とさないように…と必死こいて暗記していた。
いや、本当に必死だったんだ。
マジで。
そんな日の夜だった。
20時を過ぎた辺り、ピンポーンと呼び出しベルが鳴った。
こんな時間になんだろうと玄関の扉を開けると一人の男がいた。
男はかなり大きな箱を抱えている。
小さな子供一人ぐらいならば簡単に入ってしまいそうな大きさだ。
「大野啓介さんですね?お届けモノです。印鑑を貰いたいのですが…。」
と店員が重そうな荷物を玄関先に置いたと同時にドシンと大きな音がした。
なんというか…本当に重そうだ…。
「あ、はい、ちょっと待っててください。」
俺は部屋に戻り、印鑑を持って配達屋の男差し出してきた紙に受け取りのサインをする。
「では、ありがとうございましたー。」
男は礼を言って玄関から出ていく。それを見送った後、俺は送り主を確認した。
そこには大野大吾郎という父の名前があった。
その時、俺は先月、自分宛に何かを送ったという父の手紙を思い出した。
机から鋏を持ってきて、箱の封に使われているガムテープを切る。
正直、内心、中に何が入っているのは何かとワクワクしてたりした。
ガムテープを切り終え、ダンボールの箱を開く。
そこには一枚の手紙と――
「うわあぁぁぁ!!!」
驚いた。
物凄く驚いた。
後ずさりして頭を壁にぶつけてたんこぶ作ってしまうぐらい驚いた。
だって、中に入っていたのは…ミドルヘアーの黒髪に白い肌、胸に若干のゲフン、ゲフン。
そう、中ではまだ、幼げな少女が眠っていた。
俺は再びダンボールに近づき、おそるおそると中を見た。
出来れば見間違いであって欲しかったが、やはり中にいたのは少女だった。
俺は眠っている少女をとりあえずダンボールから出そうと少女に触れた。
その時、少女に違和感のようなモノを感じた。
人間の体温にしてはやけに冷たいのだ。
慌てて少女の手首に手を当てて脈を計る。
思わず息を呑む。
脈が……無いのだ。
思いつく限りの最悪のケースを思い浮かべる。
もしかするとこの少女は配達の途中で死んでしまったんじゃないだろうか…。
海外からこの家に来るまでずっとこのダンボールの中に居たのならば、酸欠だのそんなので死んでもおかしくない。
そもそも食料はどうするんだ…箱の中には食料らしきモノもないし…。
そしてこの体温、やっぱり死んでるんだろうか…。
気持ちとしてはブルーだ、限りなくブルーだ。
これ一体どうすればいいんだろうか。
ああ、あの馬鹿親父、俺は何時、何処でこんな死体が欲しいと言った…。
というかこんなモノを何で―――ああ、そうだ。
俺は父の手紙が同封されていたのを思い出した。
出来れば見間違いであって欲しかったが、やはり中にいたのは少女だった。
俺は眠っている少女をとりあえずダンボールから出そうと少女に触れた。
その時、少女に違和感のようなモノを感じた。
人間の体温にしてはやけに冷たいのだ。
慌てて少女の手首に手を当てて脈を計る。
思わず息を呑む。
脈が……無いのだ。
思いつく限りの最悪のケースを思い浮かべる。
もしかするとこの少女は配達の途中で死んでしまったんじゃないだろうか…。
海外からこの家に来るまでずっとこのダンボールの中に居たのならば、酸欠だのそんなので死んでもおかしくない。
そもそも食料はどうするんだ…箱の中には食料らしきモノもないし…。
そしてこの体温、やっぱり死んでるんだろうか…。
気持ちとしてはブルーだ、限りなくブルーだ。
これ一体どうすればいいんだろうか。
ああ、あの馬鹿親父、俺は何時、何処でこんな死体が欲しいと言った…。
というかこんなモノを何で―――ああ、そうだ。
俺は父の手紙が同封されていたのを思い出した。
2
すぐに箱から手紙を取り出す。
書かれていた内容は――
書かれていた内容は――
親愛なる我が息子へ。
お前の偉大なる父だ。
ふふふ、ちょっと出来るのが遅れてしまったが、おめでとう!
きっとこれを読んでいるという事は中のモノを見てくれたという事だろうと思う。
どうだい?嬉しいかい?嬉しいだろう?
お父さんは頑張ったぞ!!お前が子供の頃いなくて寂しがってた妹だ。
もう、苦節20年やっとの事で――
お前の偉大なる父だ。
ふふふ、ちょっと出来るのが遅れてしまったが、おめでとう!
きっとこれを読んでいるという事は中のモノを見てくれたという事だろうと思う。
どうだい?嬉しいかい?嬉しいだろう?
お父さんは頑張ったぞ!!お前が子供の頃いなくて寂しがってた妹だ。
もう、苦節20年やっとの事で――
わけのわからん苦労話が始まった時点で読むのを止めた。
話がわからん。というか理解したくない。
これを理解しろというのか…。
「確かに一人息子だった俺は妹が欲しいと小さい頃漏らした事はあった気はするがなぁ…どこの娘かわからん女を妹としてダンボールに積めて送ってくるか?普通!!!」
思わず叫ぶ。
こういうのは内に溜めとくのは辛いだけなので、叫んで外に出してしまうのが一番だろう。
「しかしだなぁ…。」
ダンボールの方を見る。
死体になった少女がそこにいる。
目を瞑って眠ったままでいるそれは、無垢な可愛らしかった。
さぞや子供達の中では人気があっただろうと思う。
父はどうしてこんな子供を送ってきたのだろうか、というか妹らしいが、この少女と自分は血は繋がっているのだろうか?
もしそうならば父の隠し子という事になる、いうなれば異母兄妹という奴だ。
俺は目を瞑り、弔いの為に合掌する。
その時、奇妙な音が聞こえた。
ガサゴソ、ガサゴゾ。
ねずみでもいるんだろうか、後でネズミ捕りでも買って――ああ、いけない、いけない、黙祷、黙祷。
話がわからん。というか理解したくない。
これを理解しろというのか…。
「確かに一人息子だった俺は妹が欲しいと小さい頃漏らした事はあった気はするがなぁ…どこの娘かわからん女を妹としてダンボールに積めて送ってくるか?普通!!!」
思わず叫ぶ。
こういうのは内に溜めとくのは辛いだけなので、叫んで外に出してしまうのが一番だろう。
「しかしだなぁ…。」
ダンボールの方を見る。
死体になった少女がそこにいる。
目を瞑って眠ったままでいるそれは、無垢な可愛らしかった。
さぞや子供達の中では人気があっただろうと思う。
父はどうしてこんな子供を送ってきたのだろうか、というか妹らしいが、この少女と自分は血は繋がっているのだろうか?
もしそうならば父の隠し子という事になる、いうなれば異母兄妹という奴だ。
俺は目を瞑り、弔いの為に合掌する。
その時、奇妙な音が聞こえた。
ガサゴソ、ガサゴゾ。
ねずみでもいるんだろうか、後でネズミ捕りでも買って――ああ、いけない、いけない、黙祷、黙祷。
「おーい。」
馬鹿な親父に関わってしまったが故に…こんな事になってしまった。
なんというか息子としてどういえばいいのかわからないけれど…。
ただ、本当に申し訳ない。
なんというか息子としてどういえばいいのかわからないけれど…。
ただ、本当に申し訳ない。
「おーい、聞こえてる?」
でも、俺は関係ないんで祟るならば俺じゃないですよ、俺では…。
しかし、こいつどうするかな…下手に隠すと俺が共犯あつかいされそうだし…。
警察に素直に持っていくべきなんだろうか…。
それにしても…。
しかし、こいつどうするかな…下手に隠すと俺が共犯あつかいされそうだし…。
警察に素直に持っていくべきなんだろうか…。
それにしても…。
「ねぇ、聞こえてるの?」
ああ、そうだな、こういうのははっきり言わないといけない。
じゃないと聞かないだろう?
だから――
じゃないと聞かないだろう?
だから――
「ねぇ―」
「うるさい!!俺は考え事をしてるんだ!!少し、黙っててくれ!!!」
「うるさい!!俺は考え事をしてるんだ!!少し、黙っててくれ!!!」
と怒鳴った。
ふん、いい気味………ん?
背筋にぞっと寒気が走る。
あーと、えーと、俺は誰に大して怒鳴ったんだろう…な。
母さんは会社ぐるみで旅行に行ってる筈だし、今この家には俺しかいない筈…。
じゃあ、今、俺に話しかけたのはダレダ?
おそる、おそる、俺は首を後ろに向ける。
そこには眼に涙を浮かべている少女が…。
そう先ほどまでダンボールの中にいたあのミドルヘアーで黒髪で、肌が白くて、胸が―――
ふん、いい気味………ん?
背筋にぞっと寒気が走る。
あーと、えーと、俺は誰に大して怒鳴ったんだろう…な。
母さんは会社ぐるみで旅行に行ってる筈だし、今この家には俺しかいない筈…。
じゃあ、今、俺に話しかけたのはダレダ?
おそる、おそる、俺は首を後ろに向ける。
そこには眼に涙を浮かべている少女が…。
そう先ほどまでダンボールの中にいたあのミドルヘアーで黒髪で、肌が白くて、胸が―――
「お兄ちゃんの馬鹿ぁぁぁぁ!!!!」
少女は大声と共に俺の頬に拳で強烈な一撃が叩き込んだ。
俺の体はその一撃で宙に浮きそのまま吹っ飛んで頭から壁に突っ込む。
何が起こったのか、俺には理解できなかった。
頭がくらくらして、視界が歪む…。
そんな中で必死に何が起こったのかを理解しようと自分を吹き飛ばした方を睨んだ。
思わず、息を呑む…。
これは夢である筈だ。
ありえない。
だって、確認した。
あんなに体温が低かったんだ。
脈だって無かった。
だから、それがそこに立っているという事はありえないんだ。
でもそれを否定するかのように、そこにはさっきまで、ダンボールの中にいた女の子が――
頭から生暖かいものが流れてくるのを感じる…。
そうして俺の視界は暗闇に包まれた。
俺の体はその一撃で宙に浮きそのまま吹っ飛んで頭から壁に突っ込む。
何が起こったのか、俺には理解できなかった。
頭がくらくらして、視界が歪む…。
そんな中で必死に何が起こったのかを理解しようと自分を吹き飛ばした方を睨んだ。
思わず、息を呑む…。
これは夢である筈だ。
ありえない。
だって、確認した。
あんなに体温が低かったんだ。
脈だって無かった。
だから、それがそこに立っているという事はありえないんだ。
でもそれを否定するかのように、そこにはさっきまで、ダンボールの中にいた女の子が――
頭から生暖かいものが流れてくるのを感じる…。
そうして俺の視界は暗闇に包まれた。
「はぁ…。」
目を覚ました時、最初に目に入ったのは日の光だった。
今日はいつもにましてやけに眩しい。
「夢…だったんだよな。」
思い出す。
昨日あった事を…。
父から送られてきた包みの中に入っていた、少女の死体。
そしてその少女が起き上がり、自分を殴った事…。
そして少女が自分の事をお兄ちゃんと呼んだこと…。
「はは、ありえねぇ…。」
俺は頭に手を当てた。
そうした後…安心して一息つく。
頭には傷らしい傷は一つも無かった。
俺の記憶が確かならば、俺は頭から血を流して意識を失った筈だ。
つまりは、頭に傷が無ければ、昨日のアレは現実では無かった事になる。
ようは、あれは現実じゃなかったって事だ。
先ほどまで感じていたある種の恐れのような感覚が引いていくを感じる。
良かった…。
「お兄ちゃん、おっはよー!」
そうして俺が安堵していた時に入、豪快に戸を開けて入ってきたそれは昨日、夢に見た少女だった。
その後、俺が絶叫したのは、まあ、想像に難くないんじゃないかなと思う。
目を覚ました時、最初に目に入ったのは日の光だった。
今日はいつもにましてやけに眩しい。
「夢…だったんだよな。」
思い出す。
昨日あった事を…。
父から送られてきた包みの中に入っていた、少女の死体。
そしてその少女が起き上がり、自分を殴った事…。
そして少女が自分の事をお兄ちゃんと呼んだこと…。
「はは、ありえねぇ…。」
俺は頭に手を当てた。
そうした後…安心して一息つく。
頭には傷らしい傷は一つも無かった。
俺の記憶が確かならば、俺は頭から血を流して意識を失った筈だ。
つまりは、頭に傷が無ければ、昨日のアレは現実では無かった事になる。
ようは、あれは現実じゃなかったって事だ。
先ほどまで感じていたある種の恐れのような感覚が引いていくを感じる。
良かった…。
「お兄ちゃん、おっはよー!」
そうして俺が安堵していた時に入、豪快に戸を開けて入ってきたそれは昨日、夢に見た少女だった。
その後、俺が絶叫したのは、まあ、想像に難くないんじゃないかなと思う。
「それで、お前は一体、誰なんだ?」
自宅のリビングルーム。
そこには俺とミドルヘアーの少女がいた。
「誰って…あたしはミナだよ?」
自分の事をミナと呼称する少女は当たり前のようにそう言う。
いや、何をいっているのか俺には理解できません…。
理解したくもありません。
でも、まあ、考えないといけないわけで…。
「俺に妹なんていない。だから、お前は誰だ?父さんの隠し子かなんかか?というか昨日、どうみても死んでただろ。」
「うん、だってあたしは生きてないしね。」
「はぁ?」
そうわけのわからないというような相槌を取る俺を見て、何かに気づいたように続ける。
「あー、そっか、先に説明しとかないといけないんだったね、ごめんね、お兄ちゃん。私はアメリカの第三次人造人間製作計画のS型ヒューマノイド、開発コード1M-010、ミナって言います。計画の技術主任をやっている大野大吾郎博士に言われて、お兄ちゃんの妹としてお兄ちゃんの世話をするようにしてやってきました。これから、よろしくね♪」
笑顔で俺にミナはそう言った。
本当に今、思い返すと思う。
俺、これのせいで単位落としたんだよなぁー。
自宅のリビングルーム。
そこには俺とミドルヘアーの少女がいた。
「誰って…あたしはミナだよ?」
自分の事をミナと呼称する少女は当たり前のようにそう言う。
いや、何をいっているのか俺には理解できません…。
理解したくもありません。
でも、まあ、考えないといけないわけで…。
「俺に妹なんていない。だから、お前は誰だ?父さんの隠し子かなんかか?というか昨日、どうみても死んでただろ。」
「うん、だってあたしは生きてないしね。」
「はぁ?」
そうわけのわからないというような相槌を取る俺を見て、何かに気づいたように続ける。
「あー、そっか、先に説明しとかないといけないんだったね、ごめんね、お兄ちゃん。私はアメリカの第三次人造人間製作計画のS型ヒューマノイド、開発コード1M-010、ミナって言います。計画の技術主任をやっている大野大吾郎博士に言われて、お兄ちゃんの妹としてお兄ちゃんの世話をするようにしてやってきました。これから、よろしくね♪」
笑顔で俺にミナはそう言った。
本当に今、思い返すと思う。
俺、これのせいで単位落としたんだよなぁー。
第一話「プレゼント」 了
次回予告
ミナ「あ、お兄ちゃん、大丈夫?頭を痛そうに抱えちゃって。」
啓介「いや、超展開すぎて頭が付いていかないんですが…。」
ミナ「ああ、それなら今すぐ次の展開へ行かないと!大丈夫、次の展開はお兄ちゃんも燃える展開だから?」
啓介「え?まだ、続きあるの?てか、何故に最後に疑問詞!」
ミナ「突如、空から舞い降りてくるシスターズ、お兄ちゃんの大学へ近づいてくる地獄からの使者、神の軍団ゴッド!」
啓介 「地獄なのに神なのか?」
ミナ「そんな、強大な敵に裸で孤独に立ち向かうお兄ちゃん!!!」
啓介「俺がかよ!てか嫌だからな!そんな展開!!」
ミナ「全裸によって解放されていくお兄ちゃんの命と引き換えに放たれるエクスタスィーは世界は救うのであった!あたしは忘れない、お兄ちゃんこそ真の世界を救った英雄だったと!!…完!!!」
啓介「終わらせたよ!!ロボットどこ行ったよ!!!」
啓介「いや、超展開すぎて頭が付いていかないんですが…。」
ミナ「ああ、それなら今すぐ次の展開へ行かないと!大丈夫、次の展開はお兄ちゃんも燃える展開だから?」
啓介「え?まだ、続きあるの?てか、何故に最後に疑問詞!」
ミナ「突如、空から舞い降りてくるシスターズ、お兄ちゃんの大学へ近づいてくる地獄からの使者、神の軍団ゴッド!」
啓介 「地獄なのに神なのか?」
ミナ「そんな、強大な敵に裸で孤独に立ち向かうお兄ちゃん!!!」
啓介「俺がかよ!てか嫌だからな!そんな展開!!」
ミナ「全裸によって解放されていくお兄ちゃんの命と引き換えに放たれるエクスタスィーは世界は救うのであった!あたしは忘れない、お兄ちゃんこそ真の世界を救った英雄だったと!!…完!!!」
啓介「終わらせたよ!!ロボットどこ行ったよ!!!」
ミナ「次回、ザ・シスターズ 第二話『OKはおっきいからだの略』」
ミナ「フッ、十ヶ月後ぐらいあとにまた会おう!!」
啓介「やけに長いな…。」
啓介「やけに長いな…。」
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