「おいスレッジ。仕事無いか」
「わんさかあるぞ。ギャングの護衛に強盗の手伝いに陪審員の拉致に……」
「全部アウトだ。もっと楽なのにしてくれ」
「はぁ?」
「わんさかあるぞ。ギャングの護衛に強盗の手伝いに陪審員の拉致に……」
「全部アウトだ。もっと楽なのにしてくれ」
「はぁ?」
ヘンヨがアリサと出会い、別れてから三ヶ月。
あの一連の事件はそれぞれお互いの中で消化しつつある。
そして彼らは、またいつもの日々へと戻っている。
あの一連の事件はそれぞれお互いの中で消化しつつある。
そして彼らは、またいつもの日々へと戻っている。
【エピローグ】
「だいたいお前、結局キースからたっぷり報酬ふんだくったんだろ? しばらく仕事しなくても……」
「俺はいらないと言ったんだが、迷惑料って事でな。アリサ経由で渡されちゃ正当な報酬とも言える。あのメモリーは貰い損ねたし金にもならんしな」
「だったら休んでろよ」
「ダラダラしてたら腐ってくる。人間仕事をしないとダメだ」
「俺はいらないと言ったんだが、迷惑料って事でな。アリサ経由で渡されちゃ正当な報酬とも言える。あのメモリーは貰い損ねたし金にもならんしな」
「だったら休んでろよ」
「ダラダラしてたら腐ってくる。人間仕事をしないとダメだ」
言う事はもっともだが、それをソファに仰向けになりながらドーナツをかじって言われても説得力がない。
それ以前にこの三ヶ月間、実はヘンヨは完全にダラダラしていたのだ。身体は既にだらけきって居る。
それ以前にこの三ヶ月間、実はヘンヨは完全にダラダラしていたのだ。身体は既にだらけきって居る。
「……という訳だから、そろそろ仕事したい訳で」
「我が儘さえ言わなけりゃいくらでもあるが……」
「面倒な事はしたくない。たまには楽な仕事したい」
「三ヶ月もダラけておいて何ほざいてんだ」
「いいから何か斡旋しろよ」
「じゃあ、人捜しは? 金持って逃げたドラッグディーラーを捜す仕事だ」
「危なそうだ。パス」
「じゃ、これはどうだ? 車一台を海に沈めるだけ。ただそれだけ」
「確実に何かの証拠隠滅だな。ヤバイ臭いがする」
「これならどうだ? 出張になるが、海外で三ヶ月間、カメラマンとレポーターの護衛」
「傭兵かよ。戦場はイヤだ」
「もう帰れお前」
「我が儘さえ言わなけりゃいくらでもあるが……」
「面倒な事はしたくない。たまには楽な仕事したい」
「三ヶ月もダラけておいて何ほざいてんだ」
「いいから何か斡旋しろよ」
「じゃあ、人捜しは? 金持って逃げたドラッグディーラーを捜す仕事だ」
「危なそうだ。パス」
「じゃ、これはどうだ? 車一台を海に沈めるだけ。ただそれだけ」
「確実に何かの証拠隠滅だな。ヤバイ臭いがする」
「これならどうだ? 出張になるが、海外で三ヶ月間、カメラマンとレポーターの護衛」
「傭兵かよ。戦場はイヤだ」
「もう帰れお前」
ダラけたヘンヨはやる気すら失っていた。
「だいたいお前なんで俺ん家に居るんだよ」
「暇なんだよ」
「仕事しろ」
「仕事よこせ」
「お前めんどくさい」
「やりたいようにやるのさ。勝手気ままに、な」
「暇なんだよ」
「仕事しろ」
「仕事よこせ」
「お前めんどくさい」
「やりたいようにやるのさ。勝手気ままに、な」
勝手気ままに。自由に。
それが、ヘンヨが選んだ人間そしての生き方。誰にも命令されない、機械ではない、人間の生き方。
それが、ヘンヨが選んだ人間そしての生き方。誰にも命令されない、機械ではない、人間の生き方。
「やばいドーナツうまい」
「ダラけ過ぎだ!」
「ダラけ過ぎだ!」
カインドイブマシーン
【完】
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