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閼伽王

第一話の語り部。地球の中立領を放浪しているBクラスエーテル能力者の青年。年齢は二十歳前後。
身長は百八十程、金髪碧眼、左上半身には腰から肩にかけて翼の様な模様のタトゥーが刻まれている。
物心が付く前に肉親を亡くしており、出身地、生年月日、自身の名が本名か偽名なのかも不明。

三年前、放浪中に海難事故に遭遇し、帝国本土から遥か南方の群島、セブンスへと流れ着く。
それ以来、エーテル能力で潮風の影響を受けない農作物を栽培しながら、島民と共生している。

これまでに親代わりとなって死んでいった大人の数は認識しているだけでも十八人。
それがトラウマになっており、他人と密接な関わりを持ちたがろうとしない。
セブンスの中で敢えて無人島を選び、一人で住んでいるのも、その影響。
但し、人当たりが良いと言うか非常に馴れ馴れしく、自己顕示欲が強いため
島民に対して距離を置いている意味はあまり無かった。

島民の生活に合わせて、ハーフパンツ、裸足、上半身裸、居住いはあばら家だが
帝国や共和国などの大都市で生活をしていた名残で豪奢な服も所持している。
寧ろ、大都市圏に住んでいた時期の方が長く、基本的には都会人。


アルトール

元ヴィルゲスト共和国軍のCクラスエーテル能力者。
戦闘時の負傷で右目と右足を失っており、敗走中にセブンスに漂着した。
持ち前のエーテル能力を生かし、船の修復等、島民の暮らしを手助けして穏やかな日々を過ごしていた。

しかし、その裏では自分を見捨てた共和国、自分の眼と足を奪った帝国に対し強い憎しみが渦巻いており
閼伽王に必要以上のエーテルを放出させ、帝国の人間狩りを誘き寄せ、今回の騒動を引き起こした。
もしも、彼が閼伽王と出会わなければ、復讐を考え無ければ、穏やかな生を真っ当出来たのかも知れない。

だが、彼が閼伽王を自らの復讐のために利用しなければ、閼伽王という一人の語り部を失う事になっていた。
よって、彼の奥底にあった復讐心は必要な物で、彼等の出会いと、彼の死は必然の出来事であったと言える。
尤も、その事実を知らない閼伽王はアルトールに対し、永久に罪悪感を背負いながら生きていく事になったが。


ベアトリス・マクスウェル

スクレイル帝国空軍シルビア基地所属のBクラスエーテル能力者。
シルビア基地を代表するエースエーテルライダー。年齢は十七歳だが年齢以上に幼い外見をしている。

セブンスで断続的に放出される大型のエーテル反応を感知した諜報部の経由で人間狩りを命じられる。
元々は生粋の帝国人では無く、帝国本土近くの大地を領有する貴族の出だったが、生まれ持った高次のエーテル能力が災いして
領地と、その身を帝国によって奪われ、弱冠十四歳という若さでエーテルナイトのライダーとして最前線に送り込まれる。

死ぬ事を非常に恐れているが、自分の命を守る手段が他者の命を蹂躙する以外の術が無い事を悲観し、心を閉ざしている。
本来の性格は非常に無邪気で天真爛漫な少女だったらしいが、多くの命を奪い続けて来た彼女に笑顔を取り戻せる日は二度と訪れない。


ワーグナルド・ミッテルシュナウダー

ヴィルゲスト共和国三〇八号国境警備隊を率いるAクラスのエーテル能力者。
二十四歳という若さで共和国の軍事力の要となっている人物。
エーテルジェネレーター未搭載の戦闘航空機で、ベアトリスの空戦騎を圧倒する程の優れた能力の持ち主。
共和国首都の貴族の出身のせいかプライドが高く、無自覚に他人を見下すような言動を取りがち。
とは言え、思慮が浅く頭が足りないだけで、基本的には人当たりの良い暑苦しいだけのロクデナシである。
ヒャッハー!!言いながら略奪したり、ひでぶ!!言いながら爆散されてそうな噛ませ犬っぽいナリだが
そういった連中から国民を守り、ヒャッハー!言ってる連中を斬殺して来た 愛 と 平 和 の 使 者 。
【二十代半ばの貴族】だが、ガキ大将気質というか性格がガキなので、子供には好かれていたりする。
現在独身。およめさん募集中。好きなタイプの女性は女王様気質のグラマラスな美人。おっぱい星人。


君嶋悠

統合暦81年8月15日生まれ、19歳。「結界の奇術師」の覚醒能力を持つ覚醒者。
エーテル能力者としての等級はA級、得意とする殺戮手段は圧殺。
月の政府機関、通商連合会に名を連ねる商家、君嶋の長男にして次期当主。
人間至上主義者で、人類の蛮行を許容するかのようなスタンスを取っているが
親しい人間、女子供、老人に危害が及ぶ事に対し強い嫌悪感を抱いている。
基本的には仁義に厚く、温和な性格だが血の気が多く、短気で激昂し易い激情家で
覚醒者というエーテル能力者とは一線を画す存在という事もあり傲慢で、自信過剰。
幼少期のトラウマで幽霊や怪談の類を大の苦手としている。


守屋刀十狼

統合暦81年8月15日生まれ、19歳。魔弾のB級エーテル能力者。
遥か古来より倭国人を守護し続けて来た守屋家の現当主にして、サイガ地方の筆頭。
守屋家と、君嶋家は西暦の時代から現在に続く古くからの盟友で刀十狼と悠も例外無く
生年月日も同じという事もあり、盟友であると同時に兄弟でもあると言える程の関係にある。
B級エーテル能力者に区分され、能力者としての力は飛び抜けて高いわけでは無いのだが
覚醒者固有の能力とも言うべき異形の存在を気取る力を持っており、守屋の血の力による恩恵で
単純な戦闘能力だけならA級エーテル能力者を圧倒する程で、この世界における規格外の存在。
良くも悪くも封建的で頑固な裏表の無い武人。幼い妻と生まれたばかりの長男がいる。


レーヴェ・スゥライオン

統合暦88年8月1日生まれ、12歳。エーテル能力者に成り立ての少年。
元々は貴族の出身だが故郷を異形に焼かれ妹と二人で安住の地を求めて地球を彷徨っている。
刀十狼曰く、覚醒者との事だが能力の使い方を理解していないせいか、戦闘力は皆無に等しく
基本的にはエーテル能力を逃走手段として用いており、日銭を得る為に身体を売る事が大半で
エーテル能力を餌に軍人になる、傭兵になるなどの考えには至っていない模様。
陽気な性格をしているが、本質は根暗な厭世家で妹が良ければ、自分自身を省みない傾向にある。


レイファン・スゥライオン

統合暦92年6月9日生まれ、8歳。レーヴェの実妹。
過酷な環境で日々を送ってはいるものの、故郷を焼かれたのが物心の付くか付かない頃だった事と
レーヴェの長年の努力が実っているせいか、世間知らずな普通の子供同様、無邪気な世間知らず。
だが、レーヴェの為にそういう性格を演じているに過ぎず本質的な性格はレーヴェと同じ。
最近、頭髪がレーヴェの様な青味がかった銀髪になり、何かしらのエーテル能力を宿した事を喜んでいる。


アイリ・ハウゼン

統合暦80年7月7日生まれ、20歳。騎士のS級エーテル能力者を素体とする覚醒者。
太陽系の中でも僅か13名のS級能力者で帝国の必殺中の必殺とも言うべき最強の兵。
その性質上、覚醒能力や固有能力、得意とする殺戮法、その全てが秘匿とされている。
但し、その行動理念は帝国兵としての行いよりも覚醒者としての行動を最優先とし
戦争に対しては「茶番」の一言で済ませており、積極的な軍事行動に出る事は無い。
軍に在籍しているのは関係の冷え切った兄に強要された為だが、あらゆる権限が認められ
最優先でエーテルナイトを支給されているなど、現状にはそれなりに満足している模様。
嫌いなタイプの異性は自信過剰で非力、脆弱、短慮で短絡な一貫性の無い年下の男と兄。



陸戦騎

エーテル能力者専用人型機動兵器エーテルナイト。地球製の第一号機。起源は月。
スクレイル帝国の主力兵器として世界各地の戦場で猛威を振るっており、地球のミリタリーバランスを帝国側に大きく傾ける要因となった人型兵器。

エーテルナイトの定義は四点、エーテルジェネレーターを動力部とし、オリファルコンで身を包み、エーテル兵器を武装した人型兵器である事。
エーテルジェネレーターは搭乗者たるエーテル能力者のエーテル及び、能力を増幅するという性質を持っており、コクピットはジェネレーターと一体型となっている。

搭乗者のエーテルを血液の様に機体へと流し込み、循環させる事によって、自身の手足同然に動かす事が出来るが
機体とシンクロしなければならないという操縦システムの性質上、機体の構造は人型でなければならないという制約がある。

血液の様に機体の全身を循環し駆け巡るエーテルは装甲素材である感応金属オリファルコンと共鳴現象を引き起こし
能力者の性質に応じて、重量を重化し、軽化し、その強度を頑強にし、柔軟にする事を可能としている。

エーテル兵器も同様で何度斬っても刃毀れ一つしない剣、何でも貫く槍、何処までも飛ぶ銃、尽きる事の無い弾丸を生み出す事が出来る。
能力者次第ではという前提条件があるものの、その性能を無限に上昇させ、変幻自在の性質を宿らせる事が出来る。

陸戦騎の試作型がロールアウト当時、地球ではエーテルナイトの有用性と性質は懐疑的な意見が多数を占めていた。
オリファルコンは出土量が少なく、加工が非常で困難を極めながらも、その強度は自重を支えるのが限界という有様であった。
エーテルを通せば問題の解決が可能というのは周知の事実であったが、可能とする能力者は一握りの限られた人数だった。
その為、特に共和国では非人道的な手段で発掘した資源とは言え、貴重なエーテル能力者を失うのは惜しいとエーテルナイトの開発に二の足を踏んだ。

一方、帝国は主要装甲に当時の地球で主流となっていた装甲素材、強化セラミック複合素材を用い、
オリファルコンをエーテルを循環させるための中継ユニットとして機体、武装の各所に搭載した。
それによりエーテル能力者の消耗を防ぎつつ、エーテルナイトの優位を確立させる事に成功させ、
現在では搭乗者のエーテルを増幅させる為の新型ジェネレーターの開発に期待が寄せられるまでに至っている。

エーテル能力の最大射程距離が視覚等による認識可能範囲内である事
核兵器を含む通常兵器がエーテル能力による無力化が可能である事。(※意志や感情が内在しない分、核兵器等の方が無力化が容易)
能力を介さないレーダーではエーテルナイトを認識する事が出来ない等の要因が重なり、有視界内での戦闘が主流となっている。

尚、閼伽王が奪取した陸戦騎は戦闘用では無く、人間狩りの示威行為用として配備された粗悪な初期生産型だが
左肩のエーテルキャノンはオリファルコンを含ませた紛い物では無く、純粋なエーテル兵器で非常に高い威力を誇る反面、能力者に対する負担も大きい。


全長二十二メートル、機体重量三十二トン
※この数値は能力者搭乗前の素体としての数値であり、実際の数値は能力者によって前後する。

固定武装
エーテルキャノン×1 エーテル制御式ショットランサー×1 強化セラミックソード×1


空戦騎

とある目的で試作された空間戦闘対応型のエーテルナイト。
華奢な外見をしているがオリファルコンの含有量は後期量産型陸戦騎の二十パーセント増で
エーテルジェネレーターの循環効率改善により全ての面で陸戦騎の性能を上回っている。
但し、その性能を引き出すには多大なエーテル量、複雑なエーテル操作技術が要求される事から
Bクラス以上のエーテル能力者で尚且つ、エースパイロットである事が要求される。

全長:十九メートル
重量:二十七トン
動力:エーテルジェネレーターβ
装甲:強化セラミック複合装甲
武装:強化セラミックランス×1 エーテルライフル×1


アスタルテ

月の国営傭兵企業エーテルナイト傭兵協会の主力量産型エーテルナイト。
機動力よりも防御力を重点に置き、騎士甲冑をモチーフにした漆黒の重装甲に
背面に装備した四基の半自律展開式追加装甲を重ねる事により圧倒的な防御力を誇るが
悠の機体は追加装甲を廃する代わりにエーテルバスターソードを二振り装備している。
構成材質の全てがオリファルコンで建造されており、地球の機体とは一線を画しているが
ジェネレーターを稼動させる為には膨大なエーテルを要求されるため、並の能力者では
起動させた瞬間にアスタルテにエーテルを食い殺される危険性を孕んでいる。

全長:二十一メートル
重量:二十トン
動力:エーテルジェネレーター参式甲
装甲:オリファルコン
武装:エーテルバスターソード×1 エーテルバルカン×8 半自律展開式追加装甲×4


【彦星と織姫】

舞台は平成十四年の日本の帝都さいたま。そこではアルタイル組とベガ組が、血で血を洗う抗争を繰り広げていた。
アルタイル組の若頭彦星は、杯を交わした義兄弟とベガ組の宴に忍び込み、ベガ組組長の一人娘織姫と出会う。
恋に落ちた二人は仏陀の元で秘かに結婚。仏陀は二人の結婚が、争いに終止符を打つ切欠になる事を期待する。
しかし、彦星は街頭演説での跡目争いに巻き込まれ、親友のデネブ組若頭を笑い殺されてしまう。
悲しみに暮れる事、五秒。回想シーンを終わらせた彦星は、報復にベガ組の若頭を熱湯風呂に突き落として殺してしまう。
さいたま藩天帝、O丘越ZENは彦星を島流しの刑に処する一方で、悲しみにくれる織姫にヤらせて下さいと懇願する。
織姫に助けを求められた仏陀は、報酬としてベガ組幹部の席を要求。織姫が応じたため天空の城の計を伝授する。
しかし、この計は「ふはははは!! 見ろ!! 人がゴミのようだ!!」と漲っていた彦星に上手く伝わらなかった。
そのため、魔法の呪文を唱える事が出来なかった彦星は、出来たての手作り豆腐の角に足の小指をぶつけて憤死。
シックスセンスに目覚めた織姫は、七人の小作人を伴い、アルタイル組、ベガ組、仏陀を打ち倒すために立ち上がった。
大体、史実通りに描かれていると思われる、痛快浪漫冒険サクセスラブロマンスストーリーらしい。


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