メサイア

「絶望、支配、全てを!」

【名前】 メサイア
【読み方】 めさいあ
【声】 佐々木誠二
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
【初登場話】 Mission1「特命戦隊、集結せよ!」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 首領
【モチーフ】 骸骨
【名前の由来】 メシア(英:messiah)

【詳細】

ヴァグラスの首領。正体は成長し進化するプログラム。

外見は無数の粒子が構成と分解を繰り返し、再現される髑髏のような姿をしている。
本体が高性能マシンで、姿はアバターの「エンター」とコンタクトを取る際の便宜状のイメージ映像に過ぎない。

13年前に電子プログラムが偶然生まれたバグによって「邪悪な自我」を得て、転送研究センターのメインコンピューターを占拠。
レッドバスター/桜田ヒロムの父親・桜田ヨウスケセンター長によって「亜空間」へ追放され、取り残された研究者達をデータ化して取り込んでいる。

エンターは同存在を地球に呼び戻すのにエネトロンを狙い、「エンター」とは端末を通じての会話をしている。
機械が支配する世界を創り上げ、自身がその世界に君臨しようと目論む。

「エンター」からは「マジェスティ(陛下)」、「エスケイプ」からは「パパ」と呼ばれている。

Mission27(ムシカゴロイドムシカゴゾード)でエンターによって生体プログラムの権威・工藤博士の「有機物の進化研究」の情報をインストールされる。
「データ上の存在」から「実体を持つ存在」に自己進化を遂げ、Mission28(スプレーロイドスプレーゾード2)でマサトが収集していたエネトロンを奪い、分身体「メサイアセル」を生み出す。

Mission29で危惧したヨウスケセンター長は黒木司令官に通信、「亜空間」へ転送するマーカーを送っている。
Mission30でゴーバスターズを「メサイアセル」と戦わせるが、ゴーバスターエースに敗れた「メガゾードε」の爆発にメインコンピューターが破壊される。

Mission33(スナドケイロイド)でエンターにバックアップ(メサイアカード)されていた事が判明し、バックアップから新たなる器になるかもしれない強化型メタロイドの「メサイアロイド」が生み出される。

メタロイドが様々な人間のデータを集める度に成長していき、Mission42で「メガゾードζ」にまで進化を遂げる。

Mission44で周囲の建造物や「素体メガゾード」だけでなく、エスケイプまで取り込み、超巨大な姿「メサイア・リブート」に変貌。
更なる成長、進化を求めるが、ゴーバスターライオーは決死の突撃を敢行、最期は至近距離からワクチンプログラムを蓄積させた「イグニッショントルネード」を受け滅び去った。

影響によって他のメサイアカードもメサイアとしての人格を失い、残されたカードは「エンター」が「新たなメサイア」となるのに利用される。

【メサイアセル】

メサイアが陣マサトの収集していたエネトロンを吸収、周囲の無機物を取り込んだ事で有機的な肉体を入手した形態。
頭部は骸骨のような形状をしている。

メサイア本体とは意識を共有、吸収した無機物を肉体の一部にする能力があり、無限に増殖する事ができる。
能力で身体の欠損した部分を修復、バスターギアを吸収する事で使用不能に陥れる他、驚異的な戦闘力を有し、全身から強力な衝撃波を放つ事も可能。

今まで集めたデータから「メタロイド」を復活させる能力もあり、「ヴァグラス基地」に侵入したゴーバスターズを「再生メタロイド」と共に迎え撃つ。

驚異的な戦闘力でゴーバスターズを苦しめ、救出すべき人々が「メサイア」に取り込まれている事を知った彼らを動揺させる。
本体を傷付けないようにゴーバスターズを外に連れ出すが、基地内で「メガゾードε」と交戦するゴーバスターエースが勝利、本体がダメージを負った事で隙ができてしまい、最期はレッド以外のドライブレード、ソウガンブレードの斬撃を連続で受け爆散した。

【余談】

「メサイア」とはヘブライ語の「メシア(救世主)」の英語読み(messiah)となっている。

最終更新:2017年01月03日 04:18