ボンバー・ザ・グレート

「熱いぜ 燃えるぜ 火が点くぜ 爆発だー!」

【名前】 ボンバー・ザ・グレート
【読み方】 ぼんばー・ざ・ぐれーと
【声】 檜山修之
【登場作品】 超力戦隊オーレンジャー
【所属】 マシン帝国バラノイア
【分類】 マシン獣
【モチーフ】 ミサイル、ロケット、爆弾

【詳細】

「バラノイア」が開発した「宇宙の爆弾野郎」を名乗るマシン獣

バラノイア皇帝になることを目論み反乱を起こしたが、失敗してしまい逃れていた。
皇帝バッカスフンド」が倒されたと聞き、「バラノイア」に戻ってきた。

顔が付いているミサイル又はロケットに頭部と両手足が付いた見た目をしており、ロケット型の勲章とメダルをつけている。
頭部からミサイルを発射、剣の扱いにも長ける。
何といっても一番の攻撃方法は頭部両手足を引っ込めミサイルの形になり、相手に特攻するストレートかつ強力極まりない荒業である。
バラマンモス」や「バラスカンク」や「バラポリス」といった、「ボンバー・ザ・グレート命」をモットーにしたいくつものマシン獣を従えている。

「前の皇帝が亡くなった場合、100日以内に新しい皇帝を選出しなければならない。候補が複数の場合、決闘によって決める事とする」というバラノイア帝国憲法第十二条に基づき、「皇子ブルドント」に半ば無理やり決闘を挑む。
小さく経験も浅いブルドントが敵う筈もなく、サーベルで痛めつけられ、上記のミサイル特攻でブルドントはバラバラになってしまう。
「俺も男だ、女の命までは奪わない」として「皇妃ヒステリア」をブルドントの頭部と共にミサイルに括り付け打ち上げ、「執事アチャ」と「執事コチャ」も自身に従った事で、事実上自分に逆らうような者はいなくなり、皇帝(ボンバー・ザ・グレート一世)になる。

人間の欲望で機能する「バラゴールド」で地球のありとあらゆるものを黄金に変え、飲み物も食べ物も金に変えられた人間たちを餓死させて、地球を占領する作戦を実行。
自分達のせいで餓死してゆく人間を見物して楽しみ、グレート自身も黄金が大好きで立案したもの。
ガンマジンの加勢とオーレンジャーの反撃によりバラゴールドが倒され作戦は失敗。
逃走したところを追いかけてきたオーレンジャーに追い詰められてしまうが、「皇妃マルチーワ」によって助けられ月面へと連れて行かれる。

助かったと思い一息つくもバッカスフンドの残留エネルギーにより復活した「カイザーブルドント」が姿を現す。
決闘を受けるも、全く歯が立たず痛めつけられ、バラノイアを乗っ取ろうとした罰として「改造ボンバー・ザ・グレート」にされてしまう。

右手が剣、左手がミサイルになった改造態になり巨大化した状態で地球に現れ暴れ回る。意識は無くされていたが、時々戻るようになっている(カイザーブルドント曰く「そうしないと罰にならない」)。
オーレンジャーとの戦闘の末スーパーレジェンドビームを受け敗北、最期は完全に意識を取り戻しバラノイアの皇帝になろうとしたことを後悔しながら機能停止した。
その直後、ボディがミサイルへと変化、太陽を爆破するのに飛び去って行く。
ガンマジンによって間一髪阻止されるもオーレンジャーは新たなる敵、カイザーブルドント皇妃マルチーワに戦慄を抱くことになった。

【改造ボンバー・ザ・グレート】

かなりのダメージを肉体に負った「ボンバー・ザ・グレート」が「皇妃マルチーワ」と「カイザーブルドント」に敗北した後、罪の償いとして兵器を作り出すビームによって両腕がバルカン、ソードに変化、地球を破壊するという命令を元に改造された姿。理性なく都心部を破壊したが、一時的に正気に戻るようにはなっている。
右腕はサメのような顔をした連射性の高いバルカン、左腕にはソードが装備されている。ソードからは電撃技のグレートサンダーを放つ。
劇中でソードはマルチーワ、バルカン砲はブルドントが作ったという事が分かる。

戦闘能力は段違いで装甲も頑丈でオーブロッカーロボも苦しめるが、タックルボーイの飛来と共に不意を突かれ、最期はキングピラミッダーの圧倒的な力の前に敗北、捨て台詞を吐いた後、体内から本体のグレートミサイルを太陽に向けて発射(行動が本心かどうかは不明。)。
太陽の破壊を目論んだが、ガンマジンによって阻止され宇宙の彼方で爆発して散った。

支持者は全て駆逐され、またカイザーブルドント達も作戦の成功を期待していなかったのか、バラノイアは結婚式を開いていた。

最終更新:2018年12月26日 18:11