「消去!」
【名前】 |
エージェントのメタルA |
【読み方】 |
えーじぇんとのめたるありす |
【声】 |
井上麻里奈 |
【スーツ】 |
中川素州 |
【登場作品】 |
天装戦隊ゴセイジャー など |
【登場話(天装戦隊)】 |
epic33「恐怖のマトリンティス帝国」~ epic44「究極の最終決戦」 |
【登場話(海賊戦隊)】 |
第40話「未来は過去に」 |
【所属】 |
機械禦鏖帝国マトリンティス |
【分類】 |
マトロイド/幹部 |
【地形】 |
都市 |
【特技】 |
Aパッドソード、Gカップバスター |
【指令】 |
戦闘や開発など、 全身全霊でロボゴーグのサポートを行うこと |
【趣味】 |
時間、数字をカウントすること |
【生物モチーフ】 |
テヅルモヅル |
【名前モチーフ】 |
メトロポリス |
【天装戦隊ゴセイジャー】
「
10サイのロボゴーグ」が最初に作ったハイスペックマトロイドで、ロボゴーグの秘書をしている。
A(アリス)パッドと呼ばれる情報収集端末を使って相手の弱点を探し当てる役目を持ち、Aパッドを展開させ槍状の武器とする事で戦闘も可能。
胸部にはGカップバスターと呼ばれるミサイルも内蔵している。仮に身体の一部が破壊されても瞬時に自動修復する事ができるという、まさにハイスペックな
マトロイド。
戦いに敗れた「
血祭のブレドラン」を拾った。
「
ビッグフットの筋グゴン」が捨てた「ビービ虫」を回収、何らかの改造を施したのかAパッドからの操作により「ビービネイル」という槍か釘状の形態に変形させ「
マトロイド」を巨大化させる役目を担う
弁舌に長け、マトリンティスが地球を汚す事を目的としていない事を知り動揺するゴセイナイトを仲間に引き入れようと企んでいた。
地球を護る事をゴセイナイトが新たな使命とした事で失敗。
その後もあきらめていないのかちょくちょくゴセイナイトと交戦している。
常に作戦に完璧を求め、開発した
マトロイドに作戦を任せっぱなしにする「ロボゴーグ」の方針に対して少なからず不信感と不満を持っている模様。度重なる
マトロイド達の作戦失敗から、Epic38にて自ら作戦行動に出て変電所などを破壊し電車の運行を妨害。
更に橋に爆弾を仕掛け特急を落下させようと目論み、橋を爆破するも、母の無事を願う天知望の「祈り」と諦めないゴセイジャーの心に反応して出現したゴセイワンダーが橋の代わりとなって特急を無事に通過させ、作戦失敗に憤り自らビービネイルの力で巨大化するもワンダーゴセイグレートの「ワンダフルストライク」により撃退される。
直後、ロボゴーグによって回収、修復され、思わず感激するも、作戦失敗の所為で機嫌を損ねていたロボゴーグに「必要なのはお前ではなくお前が持ってくるデータ」と厳しく断じられ、ロボゴーグの10サイの一つ「制裁ボム」を着けられる。
以後失敗の度に「ロースペック」と罵られては「制裁ボム」による電流で苦しめられる羽目に。
Epic41で
サイボーグのブレドRUNになぜ自分を庇ったのかを問うと、仲間を守るのは当たり前だという返事がきたので、仲間という言葉に興味を持ち、「
ニュートラルのアインI」と共に出撃。
その際、失敗作だと言い放ち、「アインI」を残して帰ってしまう。作戦で、「仲間」に関する感情データを採取し体内のAボムと呼ばれる爆弾を爆発させるのが目的。
エリ達が爆弾を破壊しようとするが、エリは判断が下せず、戸惑う。その隙に「アインI」をバトルモードに変え、記憶を消して戦わせるが、アインIが消したはずの記憶を取り戻して失敗に終わる。
Epic42ではブレドRUNと共に出動、国際平和会議が行われているビルにミサイルを撃たない代わりにデータスを渡すよう迫る。結果データスを手に入れるが、結果は失敗。予想を遥に上回ったゴセイジャーに驚きつつ退散。
Epic43ではもはや戦力外視され、出動ができずに終わる。
Epic44でブレドRUNの代わりにゴセイジャーに特攻し、ゴセイジャーを巻き添えに自爆(ただし、失敗し1人で自爆する羽目になる。)。
実は出動前、本能的に記憶を求めた「ブレドRUN」に協力、記憶が入っているメモリを盗み、記憶を取り戻させていた。
瀕死ながらも生きており、「私たちは恐怖から解放されたのね」と喜んでいたが、「ブレドRUN」に裏切られてトドメの攻撃を受け爆散した。
【海賊戦隊ゴーカイジャー】
寝隠神社の謎のエネルギーを消失させるザンKT0に命令するが、データに無いゴーカイシルバーやゴーカイジャーの存在に驚き、ザンKT0が敗北した事により、ゴーカイジャーのデータを集めより強い
マトロイドの生産を決意し撤退。
後の「
シールドのザンKT」への強化やゴーカイジャーのデータ集めを考えると、結果的にゴセイジャーを苦戦させる要因になったと考えられる。
【余談】
創造主から「ロースペック」と罵られ、制裁を度々加えられながらもロボゴーグのために働き続けたが、報われることはなかった。ブレドRUNの言動に思うところがあり、ロボゴーグによる恐怖支配から逃れようとするも、最期はそのきっかけとなった者にトドメを刺される哀れな末路を遂げた。スーパー戦隊シリーズでもここまで不遇の扱いを受けたキャラはそうはいないだろう。
声を演じる井上麻里奈氏は元々悪役にチャレンジしたいと語っていたがメタルA役で願いが叶う事になった。
女性幹部は実写での出演やベテランの女性声優が選ばれるパターンが多いので、若手の女性声優が幹部役で選ばれるのは珍しい。かなり気に入っていたキャラのようで、メタルAの最期の放送回の後に末路に関するつぶやきをツイッターに掲載している。
演じる井上麻里奈氏の年齢は戦隊メンバーを演じた俳優との年齢差があまりない(他には『
超力戦隊オーレンジャー』の「皇子ブルドント」役を演じる当時の関智一氏、『
百獣戦隊ガオレンジャー』の「
シュテン」役を演じる当時の稲田徹氏など。)。
最終更新:2021年03月22日 22:03