ルナ・ドーパント

「イケメンで強いのね、嫌いじゃないわ!」

【名前】 ルナ・ドーパント
【読み方】 るな・どーぱんと
【声/俳優】 須藤元気
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーW など
【所属】 NEVER
【分類】 ドーパント/T2ドーパント
【メモリ】 T2ルナメモリ
【綴り】 LUNA
【頭文字デザイン】 月とL型の月光(L)
【生体コネクタ位置】 コネクタ手術不要(額)

【詳細】

「ルナ(幻想)」の「T2ガイアメモリ」で「NEVER」の副隊長の泉京水が変身した幹部ドーパント
メモリは額から挿入されるが、普段はコネクタはなく変身時にだけ出現。
オネエ言葉で喋る。

ムチのような長い両腕を自在に伸縮させる力を有し(腕は切られてもすぐに再生。)、変幻自在な動きで相手を翻弄して打ち倒す。
手を振り回す事で分身の「T2マスカレイド・ドーパントマスカレイド・ドーパント)」を作り出す事もできる。

どこかの工場で「ヒート・ドーパント」と合流、初変身を遂げた「メタル・ドーパント」とダブルを追い詰めるも、「サイクロン・ドーパント」の手によってダブルを逃がしてしまう。

その後、エターナルメモリのマキシマムドライブの効力が消えると同時に変身、エターナルと戦おうとしたダブルを捕らえて交戦。
交戦中に火野映司の変身する仮面ライダーオーズが参戦、腕でオーズタトバコンボを拘束するもののチェンジしたオーズタカキリバに腕を切断され逃げられた後、オーズはタトバコンボに戻り、メダジャリバーの必殺技「オーズバッシュ」を受け倒され変身が解除すると同時に粒子化し消え去った。

大道克己(仮面ライダーエターナル)に惚れ込んで、断末魔の台詞は「大道克己」に向けたものだった。

Vシネマ『仮面ライダーエターナル』にも登場。
生前は昔気質なヤクザ(この時点ではオネエキャラではない。)で、仲間の裏切りによって刺殺される。
普通に男らしい性格だったのだが、死の間際大道克己に惚れ込みオネエに目覚める。

重厚かつシリアスなストーリー展開のVシネマでは劇場版に負けないほどの奇抜な言動と濃いキャラクター性から作品のコメディリリーフ的存在となっている(台詞のほとんどが須藤元気氏のアドリブ。)。
超能力兵士「シオン」との戦闘では生身ながら持ち前の驚異的な体の柔軟性を駆使して、シオンの念動力を全て回避しながら接近し関節技で撃破するという活躍を見せている(その際に使用した技を本人は「フライング2丁目固め」と呼称していた。)。

【余談】

当初の予定では関西弁のオラオラ系といった威圧的なキャラであったが、同じ性格の堂本剛三(メタル・ドーパント)と被ってしまい、演者の須藤元気氏のアドリブもあって上記の台詞に見られるようなオネエキャラとなっている。
メモリ挿入の際もその場で妙にクネクネした見事なダンスを披露するなど、見るものに強烈な印象を与える。
また、上述の台詞はオーズに変身した映司に対して発したもの(その際「嫌いじゃないわ」の部分を連呼するなどドーパントを代表する印象的な台詞。)。

最終更新:2019年05月06日 18:19