【名前】 |
NEVER |
【読み方】 |
ねばー |
【登場作品】 |
劇場版 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ |
【詳細】
世界各国で傭兵として破壊活動を行っている存在で、正体は化学薬品とクローニングによって蘇生した死人達。
組織名「NEVER」は「NECRO OVER」=「死を越えてきた者」の略称、メンバーは人間離れした高い身体能力、致命傷になりうるダメージであっても効果のない不死身の体を有する。
かつては「
財団X」の投資対象であったが、「
ミュージアム」が開発した「ガイアメモリ」に奪われた。
風都を占領し支配する事を目的としており、「財団X」から奪った「T2ガイアメモリ」を奪取しそれぞれ強力な
ドーパントに変身する。
多少の骨折であっても瞬く間に治癒する驚異的な再生能力と、生身でWと渡り合う高い身体能力を有する。
元々死人で、肉体を維持するのに、定期的に体に細胞維持酵素を打たなければ元の死体に戻ってしまう。頑強な肉体を持っているものの長期戦には弱く、絶えず酵素を持ち運ばなければならないという弱点がある(奥の手としてメンバー全員が携帯用の酵素を所持しているが持続時間が通常よりも短い)。
また、マキシマムドライブやスキャニングチャージのような強い攻撃を受けると肉体が耐えられず、粒子化し消え去る。
本編では壊滅している状態で存在が示唆され、劇場版のエピソードは44話から45話の間に起こったものだと判明。
Vシネマ『仮面ライダーエターナル』ではNEVER結成の経緯が描かれているが、劇場版公開時に東映ヒーローMAXに掲載された外伝小説とは以下の様に一部設定が異なっている。
「マリア・S・クランベリー(
サイクロン・ドーパント)」の本名が小説では「大道美樹」となっているが、劇場版およびVシネマでは「大道マリア」。
Vシネマでは大道克己が事故死したのは16歳の時と語られているが、小説の描写では10~11歳の頃だと推察できる。
小説版ではミュージアムが財団Xのコンペティションで3人の被験者をそれぞれ「
アンモナイト・ドーパント」、「
トリロバイト・ドーパント」、「
マンモス・ドーパント」に変身させているが、Vシネマでは園咲琉兵衛自身が「
テラー・ドーパント」に変身している。
上記のコンペティションにNEVERが敗れた際、小説では財団エージェントが機密保持で大道克己を処分しようとして返り討ちに遭い逃走を許してしまっているが、Vシネマでは克己に不採用通知が渡されただけで直接危害を加えられていない。
【MOVIE大戦MEGA MAX】
先輩ライダーとなった翔太郎、フィリップが合流した火野映司、如月弦太朗に「財団X」を説明する際のイメージとして登場。
【余談】
映画内では
ジョーカー・ドーパントは登場しなかったが、『風都探偵』という『仮面ライダーW』の続編的な作品で登場。
その後、加頭順(
ユートピア・ドーパントも同じ「ネクロオーバー」だった事が判明しているが、Vシネマ『仮面ライダーエターナル』でNEVERになった過程も描かれている。
最終更新:2016年09月07日 05:41