冥府神ダゴン

「闇の力は絶対ではないのか!?俺は」

【名前】 冥府神ダゴン
【読み方】 めいふしんだごん
【声】 大塚明夫
稲田徹(スーパーヒーロー大戦)
【スーツ】 竹内康博
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー など
【登場話】 Stage36「神罰執行~マージ・ゴル・ゴジカ~」~
Stage49「伝説への帰還~マージ・マジ・マジェンド~」
【所属】 三賢神
【分類】 冥府神
【武器】 粛正の矛(しゅくせいのほこ)
【得意能力】 運命の知らせ
三つ又の赤い闇(みつまたのあかいやみ)
【怪物モチーフ】 ダゴン、半魚人

【魔法戦隊マジレンジャー】

魚の頭部を持つ冥府神。冥府十神の中の三賢神の1人。

冥府十神の実質上のリーダーで、最強の二極神も自身には一目置き、命令に従う。
絶対神ン・マ」転生を何よりも重んじ、闇の戒律を破った仲間の冥府神を容赦なく粛正、地上界に対しては自身の強さはこの世で起こりうる様々な恐怖を生みだす事ができ、粛正の矛を使い、格闘戦でもブレイジェル、マジマザーを凌ぐ実力を見せつけた。

信じるものは自分と「絶対神ン・マ」だけで、復活を何よりも優先、自らの権限で闇の戒律を捻じ曲げる事も多く手段を選ばない。

「ン・マ」の魂が何処にあるのかを調べに、「真実の影よどみし沼」と呼ばれる場所へ行き、ウルザード(ブレイジェル)が魂を取り込んでいる事が判明。
その後も何度かブレイジェルとコンタクトを取っていたが、「冥府神ワイバーン」、「冥府神ティターン」と共にブレイジェルの前に現れ、「冥獣帝ン・マ」の魂を取り返す。
46話の最後に眠りの湖に着いた「ティターン」を粛清し、「絶対神ン・マ」を転生させる。

作中の終盤、ついに「ン・マ」の転生に成功した後、神々の谷で粛清したものの「妖幻密使バンキュリア」の力で復活した「冥府神スフィンクス」から人間との共生を持ちかけられるが拒否、最期はスフィンクスの「ウィズダムカノンの一撃」を受け倒された(上記の台詞はその際のもの。)。

戦闘能力は決して低くはないのだが、マジレンジャーとは直接対決はない。

【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】

黒十字王が復活させた黒十字軍の新たな幹部。
本作では「黒十字の冥府神ダゴン」を名乗り、黒十字軍のバックルが付いている(その際は「今は黒十字王様が戒律だ」と発言している。)。

海岸付近の異空間に転送した4人(ゴセイブルー、ゴセイピンク、ゴーカイグリーン、ゴーカイピンク)と交戦。
両目からの光線で橋を落とし、4人を海に投げ出した後、手を組んだ4人に冥府兵ゾビルを向かわせるが、ゴセイブルーがカモミラージュでゾビル達を4人の姿に擬態させる作戦に翻弄され、自身の手でゾビルを全滅させてしまうと4人に追い詰められ、必殺技(ピンクトリック、ブルーチェック、ゴーカイブラスト)の同時攻撃により倒される。

その後、地球の人々の奇跡により顕現した歴代スーパー戦隊ロボなどへの対抗策で、「黒十字城」が巨大化させた状態で復活。
冥府神サイクロプス」、「冥府神イフリート」を召喚し、スーパー戦隊の巨大ロボ軍団と交戦するが、マジキングの攻撃に怯み、ファイブロボの超次元ソードの斬撃、銀河獣士ギンガイオーの銀鎧剣・銀河獣王斬りで大ダメージを負い、最期は集合した他の巨大怪人と共に爆散した。

【スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャックの大幹部として登場。
最終決戦ではオーズにさそり男などと共に斬り伏せられた。

【余談】

モチーフは海を司っていたが人々の信仰の変移によって邪神に貶められた同名の神「ダゴン」。
H・P・ラヴクラフトの小説作品を始めとする「クトゥルフ神話」の作品群でも扱われており、日本国内ではイメージも強いと思われる。

最終更新:2016年04月07日 15:07