「何なんだこの村は、武器どころか人っ子一人いねぇじゃねーか」
そう愚痴る帝国軍海戦隊第6部隊の現役軍人こと
ビジュは、
C-3にある村を探索していた。
「せめてナイフでも見つけないとやべぇぞこれは・・・」
そう、彼は今現在まともに扱えるような武器はない、
支給品を調べたが武器は斧しか無かったのだ、
彼の得意武器は投具、しかも支給品の斧はかなりの重量があり、
かなりの膂力がなければとても扱えない。
だから村を探索して武器を調達しようとしていたのだが――――
ガラッ
…。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『村を探索していたら、突然民家の扉が開いて
漆黒の鎧の強そうな奴が現れた。』
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも何が起こったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとかトラップだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
「・・・この武器を使われよ。」
突如民家から現れた
漆黒の騎士は、
明らかに構えがおかしく、手が震えているビジュを見て、
彼が斧を上手く扱えないと気づき、言葉を発した。
武器を投げてよこす漆黒の騎士。
「あ、」
重い斧を持っていたせいか
突然の漆黒の騎士の行動に驚き体勢を崩すビジュ。
プスッ
不幸なことに漆黒の騎士が投げた武器はビジュの頭に突き刺さり、
彼は倒れそのまま動かなくなった。
「・・・この者もまた私を満足させることはできなかったか」
動かなくなったビジュをみて、そうつぶやく漆黒の騎士。
「しかし皮肉なものだな自らが殺した我が師の斧が私の元に来るとは」
ビジュの持っていた斧は漆黒の騎士が殺したグレイル愛用のウルヴァンであった。
「せめてもの償いだこれは剣か槍を手に入れるまで私が使おう。」
ビジュの持っていた斧を手に取り、元いた民家へ戻る漆黒の騎士。
「もはや私は一度死んだ身、望むものは強者との戦いのみ――――」
戦う前に決着が付いてしまったのを少し悔やんだが、
漆黒の騎士はただ民家で強者を待つ。
【C-3/村/初日・朝】
【漆黒の騎士@暁の女神】
[状態]:健康
[装備]:ウルヴァン@暁の女神
[道具]:支給品一式 漆黒の投げナイフ@サモンナイト3(4本セット:残り3本)
残りのビジュの支給品(詳細不明[種別:アイテム])
残りの漆黒の騎士の支給品(詳細不明[種別:アイテム])
[思考]1:
アイク等の強者との戦い
2:剣か槍があれば全力を出せるが・・・
3:ミカヤ・サナキと出会ったら・・・?
[備考]:原作死亡後からの参戦。
:死体はC-3の民家の前で放置。
頭に漆黒の投げナイフが1本ささったままです。
【ビジュ@サモンナイト3 死亡】
【残り45人】
最終更新:2009年04月17日 08:15