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パラシオスの小路 - (2020/04/21 (火) 01:45:43) の編集履歴(バックアップ)
【初出】
XXII巻
【解説】
フレイムヘイズ『興趣の描き手』
ミカロユス・キュイの自在法。内部に侵入した任意のものを閉じこめる結界のようなものを張るようだ。
『パラシオスの小路』内部の空間はミカロユスの自由に描き出せるらしく、天山山脈を歩いていた
ロフォカレを捕らえたときには全てが静止した無人の公園を描いていた。
題は『欠落』二十二番。ミカユロスは写実性にこだわっているらしく、ロフォカレ称するところによると「絵とすら気付けなぬ見事なお手前」。
ミカロユス曰く「力学に矛盾なきよう、写真だけでなく動画も交えて研究したのだ、しつこく!」とのことで絵の出来に自信があったようだが、契約している“
王”
ヨフィエルからは「まず砂の描写が甘い。動線にブレが見える」と評された。
【由来・元ネタ】
「Parrhasios」は紀元前5世紀頃のギリシアの著名な壁画家で、描いた作品は、「アテナイの人々」などである。アテナ・パルテノス像が持つ盾の内側のレリーフをデザインしたという。
他にも、アルカディアの王や地名に「パラシオス」の名があるが、絵画との繋がりからすれば上記が由来ではないかと思われる。