アルブルジ沖縄


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アルブルジ沖縄(Al Burj Uchinar、-うちなあ)は、沖縄県那覇市に建設中の77階建ての複合総合施設である。
天孫地間花ホールディングスとアラブ首長国連邦のナヒール社による共同事業。
2011年5月完成、同年8月4日にグランドオープンしたが、台風直撃のためセレモニーを延期、8月7日に規模を縮小して実施した。

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完成予想図

概要

  • ビル名 アルブルジ沖縄ワールドトレードセンター
  • 愛称 Al Burj Uchinar World Trade Center(WTC Uchinar)
  • 所在地 沖縄県那覇市天久1-1
  • 最高高さ 823m(軒高783m)
  • 延べ床面積 約135万㎡(うち商業施設面積7万1000㎡、ともに既存の楽市や建造物を含めた面積。)
    • (沖縄セルラースタジアム(約26800㎡)約50個分の面積)
  • 所有者:アルブルジ・バークレイリアルティジャパン

沿革

  • もともとは沖縄戦の悲劇から辛くも逃れた天孫氏が1955年に建設し、その後3度の増築で伸ばした天孫ちまのはな本部。この建造物を琉球神道の神殿・始祖の神々が宿る高い場所と位置づけ、「神殿は(沖縄本島最高峰)与那覇岳より高く、人類が建設しうるどんな高い建物よりも高くしないといけない。(当時は)かつての首里城をしのぐ沖縄のシンボルにもすべきだ。」として、1973年にこの高さよりもう少し高い建造物として完成した。基本的には超古代文明のものともいわれている往還機との一体運用を行っていた。なお、建設に当たっては1954年と1967年の2度、建設を許してもらうよう県内各地で祈祷を行っている。
  • 1969年時点では、母子センター通りが貫くように建っており、
    • 通りを挟んで南側に 1階:傷痍軍人会館、義手義足製作所、3階:天孫子末裔邸宅(平野御殿)、北側に1階:化粧品店、商店、理髪所、クリーニング店と吹き抜けのホール、2階がARK Rebuildのオフィスだった。2階と3階の間の梁の上に巨大神殿がのせられている。
  • 1984年6月時点では、傷痍軍人会館は土地改良会館と変わり、真和志郵便局通り(壷宮通り)沿いにハンバーガーショップ(現在は実在のモスバーガー入居)がオープンしている。また、オフィスは巨大神殿の一部にも入居。そのほか、ARKアパートと呼ばれる住居もあった。
  • なお、当初の予定では母子センター通りを神殿がまたぐ計画だったが、変更されている。また、往還機は1980年に巨大神殿の北北東の縁に駐機が変更されている。
  • かつては沖宮やいくつかの神社・仏閣に加えキリスト教会も巨大神殿に向けるように設営(遷宮時に現在の向きに変更)、また、那覇市安里にあった儀式場の拝殿も向きを合わせて建設された。さらに神殿のイメージに合わせて日向宮、水天宮(新琉都下那覇区には所在:国場川縁の豊見城市に設営計画)を分社してもらおうと動いたことがあるが、分社前に後述の惨事が起きる。
  • 1984年のなぞの大爆発により往還機を1機滅失、その爆風が建造物にも及び3分の2を消失、破損後数年間は立ち入りが禁止され、天孫氏の末裔は別荘に避難、建造物も1989年に(実在する)旧土地改良会館・化粧品店・カラオケショップなどの一部を残して撤去された。

現存する寄宮旧本部の一部(実在:現在はおもと会が使用)

  • 撤去時に「いつかは再建する」ということで取り壊しは建設を逆回しするように8年がかりで慎重に行われ、県内で初めてダイヤモンドカッターなどが使用された。(現実のQBカットオフ工法の原点)再建場所としては寄宮以外の県内候補地が3つ、さらに東京都内も候補に挙がったが、阪神・淡路大震災でいったん頓挫する。その間に県内の別の業者が名乗り出、天孫氏とも同意したが直後に業者が倒産、そこへ出てきたのがナヒール社だった。
  • 危うくビル本体は外国へ輸出されるところだったが、「アジアの東と西で友好を深めるためにも、そのまま沖縄に建設するのが望ましい」とのナヒール社の理解もあって、2005年7月に場所を那覇市天久に移しての再建が決まった。そして2006年着工、当初の予定より2年前倒しして2011年5月竣工、8月4日にオープンした(セレモニーは台風接近により8月7日)。
  • オープン直後から移転入居している世界貿易センター沖縄にちなみ、2012年にワールド・トレード・センター連合に加盟申請をし、認められたため、同年10月1日よりアルブルジ沖縄ワールドトレードセンターに名称変更している。当然、ニューヨークに再建されるワールドトレードセンターより倍近く高く、同名ビルとしては高さ、床面積とも世界一である(ただし、法人としての世界貿易センター沖縄は16階のワンフロア500㎡のオフィスのみである)。

デザイン

  • 全体的なデザインは那覇市久茂地の琉球放送会館の1970年代増築と1980年代増改築を足したものに似ているが、現存するおもと会のデイケアセンターに見られるように、床は突き出し、窓にはひさしをつけ、入り口は首里城や日本本土の城に見られるようなアーチ型の屋根がついており、その手前にはひんぷんが置いてあるなど沖縄建築への回帰と見られる意匠がみられる。
    • もし、現地保存となっていれば、いずれは海邦銀行本店とともにDOCOMOKO(近代・現代建築の優れた建物)に推薦されていたかもしれない。

構造

ビル全体の重さを支えるため、ビルの床の軽量化とともに、巨大基礎を3箇所に構築し琉球古礫層で支えるほか、残存ビルの柱や壁に強化材を仕込み、ビルの柱の重さを分散させるためにピラミッドでも使われた構造が採用された。さらに免震層を3段にわたって設けている。

設備

  • LEDセンサースポットライト
  • 全方向式風力発電装置
  • 高度温度差冷暖房設備(地上より5度以上低い冷気を建物内へ吹き込む)
    • 風力発電装置と一体型であり、都市気候の緩和にも役立っている
  • 水素系発電装置
  • 壁面緑化
  • 洪水調節池
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入居予定テナント

  • 1~6階:商業施設(天久りうぼう楽市+)
    • りうぼう楽市
    • リウボウインダストリー
    • 紀伊国屋書店
    • ほっともっとアルブルジ店
    • スーパースーツストア(メインプレイスから移転)
    • タリーズコーヒー(かつての国際通り店の移転オープン扱い)
    • スープストック東京系列の沖縄フランチャイズ店舗(第1号)
    • 旧ちまのはなビル入居テナント
      • 沖縄県傷痍軍人連合会
      • 化粧品店、理髪店、クリーニング店etc
    • 再開発に伴う移転
      • 米軍払い下げ品店etc(以上寄宮-那覇空港間誘導路予定地)
      • ベビー洋品店、赤嶺家具etc(以上農連市場再開発)
      • 骨董品店etc(以上那覇市役所周辺緑化計画)
    • 開業医院
    • 地権者・旧ちまのはなビル内一部住居
  • 7~12階:琉球放送琉球朝日放送本社、ナヒールジャパン(予定)
  • 14~26階:天孫地間花ホールディングスグループ、
  • 15階:UAE・英国・チュニジア各領事館
  • 16階:世界貿易センター沖縄
  • 27階~41階:最高級ホテル入居予定
  • 43階~76階:人類の道博物館、記念館施設
  • 77階:展望台(Cafe738)、沖宮分社
なお、縁起担ぎの意味で4階、9階、13階、42階、および66階がない。

アルブルジ沖縄にはサンエー・イオンやほかの大型商業施設に見られるようなゲームセンターがない。これは、学力最下位の沖縄の現状に憂慮していることと、かつてテレビゲームを課金して違法な商売をやっていたところもあるなど、ゲームセンターが多くなって、結果不良のたまり場となり閉鎖に追い込まれた国際ショッピングセンターのようになることを恐れたからである。ただし、ベスト電器やインターネットカフェでの試しゲームはできる。

計画変更案浮上

2011年3月11日に東日本を襲った強い地震をはじめ、地間花鉄道繁多川トンネル崩落事故、施工主の経営難、身内の不幸などが相次いだため、2011年3月18日にアルブルジ・バークレイリアルティジャパン緊急役員会を開催し、今後の対応について話し合うことになった。その中で、建物の高さを減らす「減築」の検討に入るものと見られる。
ただし、8月にグランドオープン後は目立ったトラブルもないことから、現在は棚上げ状態。

同ビルが登場するテレビドラマ・アニメ・映画など

  • ほとんどが沖縄関連である
    • 女王の教室:小学校の近くのビルとして登場、ただし東京都内という設定
    • スティッチ!(ずっと最高のトモダチ):沖縄ニュータウン最高層ビルとして登場

関連項目

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最終更新:2012年10月02日 20:28