琉球放送

琉球放送株式会社(りゅうきゅうほうそう)は沖縄県を放送対象地域とする放送局である。略称はRBC。英称はRyukyu Broadcasting Corporation。 毎年10月に那覇市の奥武山公園を会場として開かれる「那覇まつり」を主催している。

おことわり
この記事の本文に記載されている事柄には、架空のものが含まれています。
実在する人名・地名・団体名など固有名詞が登場することもありますが、
それら各記事に記載されている事柄は実在のものとは一切関係ありません。
この記述内容に関して、実在する関係機関への問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。
長らく那覇市久茂地に本社があったが、親会社のひとつである天孫地間花ホールディングスによる都市計画により、同社の本部がある那覇市天久のAl Burj Okinawa(7~12階)にテレビのアナログ放送終了を待って本社を移転させることが決まった。(もうひとつの親会社で、かつて隣接していた沖縄タイムス社にも近くなった)

資本金は長らく2億7000万円だったが、2007年7月に5倍の13億5000万円に増資した。

沿革

新琉都局関係ならびに天孫地間花HDがらみの事象のみ。他はWikiに記載されている通り。
  • 1960年代 天孫浦添王子の末裔が沖縄タイムスと並ぶ琉球放送の大株主に認定される(開局から取得はしていた)。
  • 1977年10月1日 下那覇武儀区青坂にスタジオ建設。沖縄テレビ放送ラジオ沖縄とともに新琉都への乗り入れを開始。(呼出符号JORE)
  • 1978年 那覇社屋の改築に伴い、那覇本局の番組制作機能を一時請負。
  • 1988年4月1日 首里城新殿完成に伴い、送信所を移設
  • 1993年9月29日 新琉都スタジオ増築完成
  • 1994年4月1日 夕日放送を吸収合併。社屋など資産を引き継ぐ。(社屋は翌年開局した琉球朝日放送の新琉都支局に流用→その後改装して「QAB五本木ビル」に)
  • 2005年10月1日 新琉都スタジオを琉球朝日放送五本木センターに統一。青坂スタジオ閉鎖。
  • 2007年 天孫地間花ホールディングスが寄宮-那覇空港間の誘導路ルートを変更。立ち退き対象がレインボーホテル、民主診療所、沖縄かりゆし放送などの壷川方面からすでに道路を開通させていた松尾方面に変更となり、当社と国場ビル、青年会館、沖縄ポートホテルなどが対象に。
    • 同年12月15日、地間花HDが建設するAl Burj Okinawaへの本社移転を発表した。
  • 2008年4月1日 新琉都FM中継局が一部番組(TBSからのネット受け、自主制作ちまのはなコンサートなど)のステレオ放送を開始。
  • 2008年7月24日 アナログ停止まであと3年の特番でAl Burj Okinawa内の新放送センター計画を紹介、そして公募の末スタジオ内の施設の名称を「R・Centre(アール・セントレ)」に決定。Rは琉球、ラジオのほかに、沖縄を改革するRevolutionや再構築するRebuildなどの意味が込められている。
  • 2008年11月1日 テレビの熟多津中継局をあいテレビに移管。なお熟多津支局と熟多津ラジオ中継局は残り、新設されたあいテレビの支局が局内に同居。
  • 2010年7月12日 新社屋(R・Centre)からの放送(Al burj rubla)を開始する。
  • 2011年1月31日 この日を持ってTBSラジオはモノラルに戻るが、伝送回線はステレオなので、引き続き新琉都のステレオ放送を継続する。
  • 2011年7月1日 ラジオ本社がR・Centreに移転。
  • 2011年7月24日 テレビのアナログ放送終了。
  • 2012年10月1日 琉球朝日放送を含めて、本社機能を全てR・Centreへ移転。

テレビネットワークの移り変わり

  • 1993年3月31日 沖縄テレビとともに、同局で放送していた日本テレビ系の番組が一部を除きこの4月に開局した南西放送へ移動。
  • 1995年10月1日 日本テレビ系のレギュラー番組がこの日までにCBC製作版の「キューピー3分クッキング」を残し、すべて移動。
  • 2004年3月31日 他3局とともに、同局で放送していたテレビ東京系の番組がすべてテレビ琉球へ移動。テレビ琉球で放送していたTBS系の番組を集約。
  • 2005年5月6日 この日限りでCBC製作のキューピー3分クッキングが終了。翌日南西放送でNTV版「3分クッキング」がスタートする。
これ以外はWikiと同じ

本社・支社・支局

  • 本社演奏所 沖縄県那覇市天久1-1
    • 琉球放送会館(2012年9月までの旧本社) 沖縄県那覇市久茂地2-3-1
新琉都支局 新琉都宮平区五本木6-1-1 QAB五本木ビル隣接地
※2005年に新琉都平成区青坂5-3から移転。旧スタジオはゼファーに売却され、建造物そのまま2008年3月、青坂ライフスタイルセンター(AOTON)にリニューアル。
viewer?sid=box-l-typpys54vuqidyuqyp4sxtmmee-1001&uniqid=f8d0d9b3-3874-4a7b-808a-37ab75883552&viewtype=detail
  • 熟多津支局 熟多津市南香具6-1 にぎたつ天孫放送内

  • 東京支社 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
    • 長年支局のあった銀楽ビルから2008年3月31日に移転。銀楽ビルは地間花HDと同ビルのオーナーが共同経営する「Al core Ginza(旧称:地間花プラッツ東京銀楽)」に生まれ変わる。
  • 大阪支社・福岡支社は公式HPを参照。

テレビ中継局

新琉都 チャンネル
※1新琉都 14Ach(DVB-T 6セグ放送)
川島山間 デジタル開局未定
机島 14ch
久米島 デジタル27ch
具志川 デジタル27ch
胡屋 デジタル27ch
南城佐敷 デジタル27ch
※2那覇天久 デジタルのみ 32ch

廃止・移管された局

※3熟多津(2008年11月1日をもってあいテレビに移管) アナログ4ch デジタル14Ach(DVB-T 6セグ放送)
  • 2011年7月24日に廃止
※1新琉都 アナログ10ch
川島山間 アナログ55ch
机島 アナログ60ch
  • 以下は1988年3月31日廃止
下那覇 アナログ 6ch
なりなし アナログ 6ch
武儀東 アナログ 60ch
中街道 アナログ 49ch
なりなし浜 アナログ 59ch
下那覇北 アナログ 51ch
鮎美 アナログ 55ch
馬場 アナログ 60ch

  • ※1新琉都局は、1977年の乗り入れから1988年までは新琉都スタジオの130m鉄塔から発射。その後、1988年4月に他局と同時に首里城新殿へ集約している。また、1996年3月まではJORE-TVのコールサイン、さらに1998年4月5日まで6chで放送していた。
  • ※2那覇天久は、天孫地間花ホールディングスとUAEのナヒール社による共同プロジェクト、Al Burj Okinawa建設(最上部海抜が送信所の4倍近くある)のため2008年7月開設。
  • ※3熟多津局は2008年11月1日からあいテレビに移管の後、2009年4月1日から新設されたにぎたつ天孫放送に移管。
これ以外(沖縄県内各地)はWikiと同じ

ラジオ中継局

沖縄県内各地はWikiの通り。
新琉都 78.3MHz※1 10kw
熟多津※2 1008kHz 50kw
※1 かつてはJOREのコールサインだったが宮古島のJORO同様2005年4月で廃止。TBSラジオと同じ954kHzで放送していたが、2001年開設の成無FM中継局(首里城新殿中腹)が平成区でも良好に受信できるため、2008年4月で停波、FMに一本化された。FM局は2008年4月から新琉都支局からの回線によるステレオ放送を開始した。
※2 同地域では朝日放送やその他外国波とは混信しない。

主な番組

自主制作番組

  • Al burj rubla(月-木曜14:50~16:53)
  • ちまのはなコンサート(土曜 9:30~10:25、※RBCiラジオでは日曜22:30~23:25放送。<2008年4月改編からテレビ先行放送に>新琉都成無局はステレオ放送。)
  • ものごと探検隊(土曜18:50~18:55/沖縄県全民放テレビ局共同制作)
これ以外は沖縄かりゆし放送へ移動した「ウチナー紀聞」を除き、ウィキペディアの事実通り。

TBS系ネット番組

TBS制作

※は同時ネット

CBCテレビ制作

毎日放送制作

独立局・そのほか



その他の番組(独立U局・民教協番組、過去の番組の一部(1993年(一部QAB開局)までの日本テレビ系と2004年までのテレビ東京系)はWikiの通り。

新琉都局(JORE-TV)でのみ放送されていたTBS系番組の放送

過去に放映された番組

その他の概要はWikiと同じ。

沖縄県の放送局


ネットワーク JNN
北海道・東北 HBC・ATV・IBC・TUATBC・TUY・TUF
関東・甲信越・静岡 TBSUTYSBCBSNSBS
中部・近畿 CBCTUT・MRO・FBTMBS
中国・四国 BSS・RSK・THB・ITV・KUTVRCCtys
九州・沖縄 rkb・NBC・TUSOBS・RKK・MRT・MBC・RBC
かつて加盟していた局 FTV・ABC・NKT
BSデジタル BS-i
最終更新:2012年06月22日 16:55