【名前】空(ウツロ)
【年齢、性別】16/女性
【所属】黎明協会
【容姿】銀色の腰ほどまで伸びた長髪、それに蒼色の瞳は僅かに生気を残しているが人形のようにも感じる。
白のワンピースを身に纏うその姿はやはり人形を夢想させる。体格はかなり小柄な方でそれ以外には特に何も身につけておらず靴すらも履いてはいない。
【能力、装備等】
虚空術式《マクスウェルの悪魔》
肉体の中に組み込まれた魔術式。魔術と遂になるであろう錬金術が無から有を作り出すのならばこの術式は有を無にするもの。
モノの存在を否定しそれが自らへと干渉することを拒絶する。物体に爆風や炎、また魔術でさえも彼女がそれを拒絶したならあらゆるものをすり抜けて現実に干渉することを許さない。
だがこれは彼女が認識しているものにのみ限るために認識外からの、例えば完全に不意をついた一撃でならば拒絶する暇を与えないことができる。
また術式名と同じ《マクスウェルの悪魔》と呼ばれるものが彼女の身体の中に居着いており、宿主に危険が迫ると姿を現す。
姿形は視認できないものの実体が無いわけではない。ただこれが表へと姿を表している間は彼女の精神は完全に《マクスウェルの悪魔》に支配されてしまう。
また《マクスウェルの悪魔》自身も彼女自身となっているために干渉の拒絶の対象であり、精神を支配してその力を自分のために使うように仕向けている。
【年齢、性別】16/女性
【所属】黎明協会
【容姿】銀色の腰ほどまで伸びた長髪、それに蒼色の瞳は僅かに生気を残しているが人形のようにも感じる。
白のワンピースを身に纏うその姿はやはり人形を夢想させる。体格はかなり小柄な方でそれ以外には特に何も身につけておらず靴すらも履いてはいない。
【能力、装備等】
虚空術式《マクスウェルの悪魔》
肉体の中に組み込まれた魔術式。魔術と遂になるであろう錬金術が無から有を作り出すのならばこの術式は有を無にするもの。
モノの存在を否定しそれが自らへと干渉することを拒絶する。物体に爆風や炎、また魔術でさえも彼女がそれを拒絶したならあらゆるものをすり抜けて現実に干渉することを許さない。
だがこれは彼女が認識しているものにのみ限るために認識外からの、例えば完全に不意をついた一撃でならば拒絶する暇を与えないことができる。
また術式名と同じ《マクスウェルの悪魔》と呼ばれるものが彼女の身体の中に居着いており、宿主に危険が迫ると姿を現す。
姿形は視認できないものの実体が無いわけではない。ただこれが表へと姿を表している間は彼女の精神は完全に《マクスウェルの悪魔》に支配されてしまう。
また《マクスウェルの悪魔》自身も彼女自身となっているために干渉の拒絶の対象であり、精神を支配してその力を自分のために使うように仕向けている。
【概要】
彼女の扱いは黎明協会"所有"の特型魔術素体。
魔術に対する適正が極めて高く、またその魔力属性も"虚"という特殊で珍しいものであるために彼女へと組み込まれた術式はかなり異質なもの。
存在することを認めない、そんな特異な属性を持ったその魔術はしかし使用者に対しての負荷として"人間性の喪失"というあまりに捻じ曲がった負荷を与えてしまう。
それは徐々に徐々に身体を蝕み、最後にはただの人形同然になってしまうと云う。
彼女は元々黎明協会に拾われた身であり、名前も素性も何も無かった。そこからその素質を見抜かれ、そして"空(ウツロ)"という識別名と共に術式を埋め込まれた。
普段は黎明協会の拠点の中にいるもののその魔術特性故に一度彼女が動き始めれば止めることはなかなかに難しい。まだ残っている人間性の影響なのか、時々ふらりと学園都市内へと行方をくらましてしまうことがあり所属の魔術師たちには注意喚起がされている。
彼女の扱いは黎明協会"所有"の特型魔術素体。
魔術に対する適正が極めて高く、またその魔力属性も"虚"という特殊で珍しいものであるために彼女へと組み込まれた術式はかなり異質なもの。
存在することを認めない、そんな特異な属性を持ったその魔術はしかし使用者に対しての負荷として"人間性の喪失"というあまりに捻じ曲がった負荷を与えてしまう。
それは徐々に徐々に身体を蝕み、最後にはただの人形同然になってしまうと云う。
彼女は元々黎明協会に拾われた身であり、名前も素性も何も無かった。そこからその素質を見抜かれ、そして"空(ウツロ)"という識別名と共に術式を埋め込まれた。
普段は黎明協会の拠点の中にいるもののその魔術特性故に一度彼女が動き始めれば止めることはなかなかに難しい。まだ残っている人間性の影響なのか、時々ふらりと学園都市内へと行方をくらましてしまうことがあり所属の魔術師たちには注意喚起がされている。