魔晶伝紀ラ・ヴァルー
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プロローグ
中世の国ヴェスガロスは、長い間平和に包まれていた。
魔法使いはラザニウムという不思議な石を使い、ドワーフは武器を作り、エルフは森で歌を歌っていた。
ある日、伝説のラザニウムの大結晶「ル・シエール」が発見された。
この石を手に入れた者は、もう一つの大結晶「ラ・メール」と共に国を支配する力を得ると伝えられていた。
ル・シエールは幾多の手を渡り、最終的に邪悪な魔法使いの手に渡った。
魔法使いはラ・メールをも手に入れようとし、ラザニウムの鉱山を探し出して結晶石を集め始めた。
彼はこれらの石を使って魔獣を生み出し、ヴェスガロスの国を混乱と恐怖に陥れた。
魔獣とモンスターが徘徊し、国は殺戮と強奪の渦に巻き込まれた。
偉大な城も魔獣に襲われ、王家一族は散り散りになった。
清新なる魔法使い達はこの混乱を憂い、対策を練るために集まった。
そんな中、1人の少女フェティーシアが助けを求める声を上げた。
彼女の願いを聞いた魔法使いの老人は、アランという若者にヴェスガロスの国を救うように託した。
フロディ村
アランは冒険の末、フロディ村に到着した。
村長のバルビックから、北の森の洞窟に住み着いた盗賊メチージュが村人を苦しめている事を聞き、アランはメチージュを倒す事を決意する。
バルビックはアランに体力を回復するアンジェの実、洞窟内を照らす魔法のカンテラ、そしてショートソードを渡した。
アランは危険を承知の上で、北の森へ向かった。
北の森
アランは北の森で村人たちから情報を集めた。
北の崖にある洞窟には魔物がいる事、東にはホビットの村があり武具を売っている事、西北には魔物に乗っ取られた美しい城がある事を聞いた。
また、年老いた妖精から、その城に行くには遠回りして中腹にある洞窟からしか行けないと教えられた。
アランは気を取り直して、洞窟へと向かった。
北の森の洞窟
アランは洞窟内を探索し、カヌーを手に入れた。
そこで盗賊メチージュと対面し、激しい戦いの末に彼を倒した。
しかし、洞窟から出るとカヌーは強い光を浴びて粉々に砕け散ってしまった。
再びフロディ村
アランは盗賊メチージュを倒し、村の平和を取り戻した。
しかし、村長のバルビックから、邪悪な魔法使いがラザニウムの大結晶を使って国を支配しようとしている事を聞く。
アランは魔法使いを倒す事を決意し、バルビックからチェインメイルを受け取り、南に住むノームの村長に会うためにフロディ村を後にした。