Part73-401
- 401 Alone in the Dark 3 sage ▼ 2022/01/10(月) 13:29:42.30 ID:sH6sZ+/V0 [1回目]
- 未解決の『Alone in the Dark 3 GHOSTS IN TOWN』です
1925年7月2日―
サンフランシスコにあるエドワード・カーンビー探偵事務所に、捜査依頼の電話が飛び込んできた。
電話の向こうで、依頼人の映画プロデューサー“グレッグ・ソーンダース”は言う。
「スローター・ガルチでウエスタン映画を撮影中だったロケ隊が、行方不明になってしまったんだ。
君の友人エミリー・ハートウッドも脚本家として参加している。頼むよカーンビー、何とかしてくれ」
ソーンダースもエミリーも、かつてカーンビーが解決した事件の関係者たちだ。
思い出とともに、忘れられない戦慄が脳裏をよぎる。
カーンビーは運命の求めるままに、その依頼を引き受けた。
「スローター・ガルチ(虐殺の渓谷)か…妙なことが起こらなければいいが…」
(日本語版説明書の『物語』からの引用で本編OPもほぼ同じ内容)
モハビ砂漠にある荒れ果てた町、スローター・ガルチ。かつてはここにインディアン達の墓があり、聖地として崇められていた。
ところが死者の魂を弔う『黄金の鷲像』が何者かに掘り出されてから、この土地の運命は変わってしまう。
黄金に目が眩んだ無法者たちの手によって、聖地は次々と掘り返されていったのだ。
家が建ち酒場ができ鉄道が引かれ、インディアンの聖地はゴールドラッシュの町と呼ばれるようになった。
しかしその一方で、奇妙な死を遂げる住人が増え始める。
「インディアンの呪いだ!」と叫びながら狂ったように暴れ出し、息絶える住人達。
やがて町から人々の影は消え、不気味な静寂だけが残った。
ある映画の撮影隊がこの地に足を踏み入れたのは、それから数十年後のことである…
(同じく日本語版説明書の『物語の舞台』より)
カーンビーは依頼を受けスローター・ガルチを探索するが、残されていた新聞や本などを見ると様々なことが明らかになる。
時は1865年のこと。
元々は“勇者の墓場”と呼ばれていたインディアンの墓地を無法者ジェド・ストーンが掘り返して黄金の鷲像を手に入れ、その噂を
嗅ぎ付けて来たさらなる無法者達がその地のインディアンを虐殺して土地を掘り返したために“虐殺の渓谷”と呼ばれるようになった。
町長となったジェド・ストーンはかつてアステカ人が信じていた『世界の国々を海の向こうの断崖へ突き落とすことができる者のみが
この世を支配できる』という伝説を信じ、地下を治水して鉄道と駅を造り鉄道会社の職員と政府の役人をリンチにかけ殺害する。
しかしこれに憤慨した人々が武装蜂起したためジェド・ストーンらは逃亡し、その途中で崩落用のダイナマイトが爆発して一味は岩山の下敷きに。
こうしてジェド・ストーン一味は全滅しやがて町も廃墟に……なったのだが、60年後の近年になってなぜかサンアンドレアス断層で
かつての崩落計画が実行されるかのような地震が頻発し今回の撮影隊失踪事件も発生する。
というのも実はジェド・ストーンはあのエリザベス・ジャレットの息子であり幼い頃にある神父に引き取られその許で母親と同じに
ならぬよう育てられていたのだが、火事をきっかけに行方を晦まして無法者になりやがて“勇者の墓場”にその姿を現していた。
(エリザベス・ジャレットとは、ブードゥー呪術により生贄を捧げさせて延命を続けようとした同作2の黒幕の魔女のこと)
町では撮影スタッフはエミリーを除いてほとんどが既に殺されており、主演俳優ビリーの報酬である金塊が銀行の金庫から手に入る。
エミリー解放のためそれと引き換えにジェド・ストーンと取引をするが、当然のように約束は破られカーンビーは蜂の巣に。
ちなみにジェドは本来無関係のはずのカーンビーに対し、親の仇と思われる明確な殺意を抱いている。
死んだカーンビーは色々と助けてくれるインディアンのおかげで一時的に豹として蘇り、その状態で黄金の鷲像を取り戻すと墓から復活する。
地下洞窟で生贄にされそうになっているエミリーを助けると、ジェドは巨大な鷲像のある最深部で無敵の鎧に身を包み携行砲で攻撃してくる。
攻撃を潜りながら装置のコードを切って漏電させ水道から水を流せば、後は鷲像の所に行くだけで精霊に捕えられたジェドは感電死して灰に。
後は奥の機関車で脱出すればエンディング。
探索中に見られる記録から推理するしかない所は多いし自分は1と2はやってないので知らないこともあるかとは思いますが、
ジェド・ストーンの父親が誰かについてやジェドを追ってきた保安官ドウソンが今はその右腕になっている理由は不明です。