ウィザードリィ3 リルガミンの遺産
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- 368 :ウィザードリィ3 リルガミンの遺産:2011/02/27(日) 13:15:12.08 ID:XgDfKg1s0
- リルガミンの町にはトレボーという王がおり、彼の強引な政治によって栄華を誇っていた。
 その狂王トレボーの名ですら人々の記憶から消えるほどの年月が流れたある日……。
 
 エセルナートの各地が、突如として巨大な災厄に襲われた。
 ある町は地震により壊滅し、またある町は洪水によりのみ込まれていった。
 大いなる自然のエネルギーの前に、人々はただ祈るしかなかった。
 預言者たちは世界の終末を叫び、絶望に支配されたものは略奪に走っていった。
 それでも世界を救おうとする者たちはいた。彼らは星を見、神の声に耳を傾け災厄の原因を探った。
 その途中で何人もの賢者が命を落とし、彼らですら絶望に支配されようとしていた頃……ついに一筋の光明が見出された。
 
 リルガミンのはずれに、大きな洞窟の入口がある。
 この洞窟は偉大なる龍エル’ケブレスの住処であり、ここに踏み込んだ者はたちまち命を落としてしまうと信じらていた。
 伝説の龍エル’ケブレスは「大地の宝珠」と呼ばれる強力なオーブを護っていると言われている。
 そのオーブならば、この災厄を鎮めることができるはずなのだ。
 ただそのオーブはあまりに強大なパワーのため、誰もがさわれるという物ではない。
 力のないものが触れると、精神もろとも破壊されてしまうのであった。
 しかし、強靭な冒険者であればオーブに触れることができるかもしれない。特に「ワードナの護符」に触れた冒険者の子孫であれば……。
 かくして、何人もの英雄たちが集められた。
 その者たちの中には、ワードナを征服した冒険者の血を引く者もいたのであった。
 (以上OP)
 
 洞窟には人が訪れないのをいいことに、海賊共が根城を構えていた。
 モンスターの放された堀を渡って砦に入り、海賊の首領を倒して洞窟の入口まで来ると、何やら声が響いてきた。
 「我エル’ケブレスが言葉、しっかと聞くがよい。この先、善きもののみにしても悪しきのみにしても勝利を得ることはない!」
 冒険者たちはやむなく二手に別れて洞窟を進むことにした。
 
 奥に進んだ善き冒険者たちは悪魔の像を倒して悪の水晶を入手。
 一方悪しき冒険者たちは天使を倒して善の水晶を入手する。
 
 そのまま洞窟を進んで冒険者たちは合流。二つの水晶を合わせてみると、片方の水晶が中立の水晶となった。
 「我こそはエル’ケブレス。平衡なることの守護者」
 恐ろしき力を持つエル’ケブレスだったが、冒険者たちが中立の水晶を持って行くとすんなりと奥へ通してくれた。
 そして洞窟の最深部において、片手に水晶を持った光り輝く彫像を発見した冒険者たち。
 その片手に中立の水晶を置くことで、持っていた大地の宝珠を取ることが出来た。
 「さらばだ!汝の道程の易からんことを!」
 エル’ケブレスに快く送り出され、冒険者たちは帰還。リルガミンの賢人に大地の宝珠を渡した。
 
 (以下ED)
 「リルガミンの賢人にこの大地の宝珠あらば、我等を襲いし災害の真の理由は明されよう!
 我マルグダ女王が曾孫ベイキ女王、汝らが示した勇気を称えんがため汝らにリルガミンの星を与えん!」
 
- 369 :ゲーム好き名無しさん:2011/02/27(日) 13:17:16.74 ID:XgDfKg1s0
- 以上です
 俺がやったのはPSリルガミンサーガの3だけど、災厄の原因は教えてもらえないんですよね
